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店長情報

2019年05月18日

No.142大歳「ベルリン五輪に出場した水泳選手」


▲五輪にて(同会提供、左から4人目)
実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 「前畑がんばれ」の名放送で有名な1936年のベルリン五輪。前畑らを擁する日本水泳女子選手団に、大歳出身の松村昶子がいた。

 松村昶子は、矢原高畑で名医と名高かった松村章医師の二女に生まれた。大歳自治振興会発行「郷土大歳のあゆみ」によれば、大歳小の“プール”だった椹野川の八光面で泳ぎを覚え、5年生のころから本格的なクロールを習うと泳ぐ度に記録をのばした。山口高女4年の時、神宮プール(東京)でのオリンピック最終予選会に出場。100メートル自由形で1分16秒8の記録を出し、代表選手に選ばれた。
 五輪では予選落ちとなったが、大歳出身者の五輪出場は当時の山口市民を沸きあがらせた。50年、25歳の若さでこの世を去った。  

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2019年05月11日

No.141大殿 「梅干しで大内文化の歴食研究『梅部』」


▲直径3㌢ほどもある梅干し

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 「大内氏館跡」の庭園で収穫した梅で梅干しを作りながら地域の歴史を学ぶ「梅部」。“実のある”活動が3年目に突入した。

 史跡大内氏館跡池泉庭園の活用としてNPO法人大路小路まち・ひとづくりネットワークが2017年に「お殿さまのうめぼしづくり」を企画。池泉庭園に植栽されている梅を収穫して梅干しを作り、歴史を学ぶ会だ。  初年度の市の委託事業が実を結び、翌2018年から自主事業として継続。部活動を意味する「梅部」と名称を改め、主に地域住民に参加を呼びかけて、活動は3年目に入った。「これをきっかけに、歴史好きが増えれば」と、同法人の河野智理事。
 梅の実を食することで大内氏の歴史文化を発信する種まきをしている。
  

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2019年05月04日

No.140小郡 「植樹で残す『オゴオリザクラ』の名前」


▲小郡総合支所前の植樹第1号

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 昨年11月市文化財指定を解除された、小郡のシンボル「オゴオリザクラ」。接ぎ木による植樹活動が地域で続けられている。

 オゴオリザクラは山口市小郡下郷柳井田に自生するヤマザクラの突然変異とみられ、1982年に旧小郡町が天然記念物に指定。新市合併後、2015年の台風被害で伐採され、枯死により昨年11月に指定を解除された。
 おごおり地域づくり協議会(国安克行会長)では市町合併前から接ぎ木による増殖活動を続けており、これまで苗木220本を育成。この〝子孫〟に名前を残すため、園芸新品種登録を(公財)日本花の会に申請中だ。オゴオリザクラの名所を作りたいと、公園等に多くを植樹。JR新山口駅整備後には川沿いの桜並木構想も抱きながら、苗木の保護育成に尽力している。
  

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2019年04月27日

No.139小鯖「『小鯖ふれあい市』リニューアルから1年」


▲店内の様子

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 昨年4月にリニューアルオープンした「小鯖ふれあい市」。モノを売るだけではなく、住民にとって重要な存在になりつつある。

 JA小鯖支所隣に昨年移設された「小鯖ふれあい市」(山口市下小鯖)。小鯖産の安くて新鮮な野菜に加え、肉、魚、卵、パン、調味料、洗剤、文房具など生活必需品を取り揃え、地域住民による手芸品なども並ぶ。買い物弱者支援のほか、店頭に卸す品を作る人々の生きがいにもなっている。
 「今後は調理場を整備し、総菜や弁当などの店頭・注文販売も受けながら、地域の見守り隊としても役に立てれば」と代表の米本律子さん。
 営業時間は、火曜から土曜の午前8時から正午まで。連休中は、4月30日(火)、5月1日(水)、同2日(木)に営業する。  

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2019年04月20日

No.138 嘉川 嘉川クリーンクラブ(K・C・C)

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▲活動の様子(今年2月27日)

 地元有志が嘉川地域の清掃活動に取り組む「嘉川クリーンクラブ(通称K・C・C、伊藤昇代表)」の活動が7年目を迎えた。

 嘉川クリーンクラブは、「嘉川をきれいで住み続けたい町にしたい!」をモットーに年3回、地域内のゴミ拾いや草刈りなどを実施している。2012年の社会福祉協議会によるリタイアした人のための「生きがいづくり研修」を経て生まれた団体の一つだ。
 地元婦人会の協力も得ながら、現在9人の会員が2月、5月、10月に1時間程度活動し、集めたゴミは市指定ゴミ袋(大)約50袋にもなる。
 次回は5月23日に大原インターチェンジ付近を清掃する予定。「ご一緒しませんか」と伊藤代表(TEL083-989-3973)。
  

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2019年04月13日

No.137佐山「佐山の英雄 河瀬眞孝没後100年」


▲河瀬眞孝(石川小五郎)

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 河瀬眞孝は、1840(天保11)年、佐山村に生まれ、萩明倫学館に学んだ後、尊王攘夷を唱えて活動。遊撃隊総督となり、高杉晋作功山寺挙兵に参加した。芸州口の戦いでは事実上総指揮官としても活躍した。
 1867(慶応3)年から渡英留学し、明治政府の元では外交官を務め、54歳で枢密顧問官となった。
 1919(大正8)年、80歳で亡くなってから今年でちょうど100年が経つ。
 旧名を石川小五郎ということから、現在も地域の人々から、「もう一人の小五郎さん」と親しみと尊敬の念を込めて呼ばれている。
  

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2019年04月06日

No.136白石 「山口鷺流狂言の祖・春日庄作の眠る寺」



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 春は枝垂れ桜が参道を彩る本圀寺。狂言師・春日庄作が山口に今も伝わる鷺流狂言を教えた場所で、春日家の墓もある。

 道場門前商店街「大道寺跡地」プレートの向かいに参道が伸びる本圀寺は、1353(文和2)年に大内弘世が創建した西国(中四国、九州)初の日蓮法華宗門の道場。
 1886(明治19)年の野田神社上棟式での神事能出演を縁に山口に移った狂言師春日庄作がここで町衆に教えた狂言が、今の山口に伝わる鷺流狂言の始まりとなった。境内には春日家の墓もある。
 3月末から4月上旬には参道が桜並木となり、商店街の中で花見が楽しめる。毎年4月8日に開かれる、お釈迦様の生誕を祝う花まつりでは、甘酒などが振る舞われる。
  

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2019年03月30日

No.135陶「陶地域内神社3社の春祭り」


▲日吉神社「子ども神輿」


▲春日神社「浦安の舞」
(写真提供:陶連合自治会)

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 毎年4月には、陶地域内の神社3社で春祭りがそれぞれ開催される。花見がてら地域の伝統行事を見に出かけてみては。

 4月7日(日)に開催されるのは、立石地区にある春日神社の春季例祭だ。子ども神輿、内殿祭、「浦安の舞」奉納、御神幸が行われ、午後4時半頃に餅まきが実施される。
 4月13日(土)は、西陶地区にある日吉神社の春季大祭が執り行われる。こちらも子ども神輿、内殿祭、御神幸が行われ、餅まきは午後4時頃から。
 翌14日(日)は、郷下地区にある寄舟神社の春季例祭。同社は、大内氏の祖とされる琳聖太子が船を着け上陸したという言い伝えが残る社で、「艫綱の森」と、石碑がある。  

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2019年03月23日

No.134鋳銭司「眺望の良さが魅力『レークゴルフ長沢』」


▲東向き打席でナイスショット!

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 鋳銭司を走る国道2号線沿い、灌漑用水源として築堤された長沢池には、池に向かって球を打つ珍しいゴルフ練習場がある。

 「レークゴルフ長沢」の魅力は、何といっても眺望の良さだ。2010(平成22)年、農水省の「ため池百選」にも選定された満水面積40ヘクタールの長沢池に向かって200から300ヤード飛ばすことができる。打席は40席で、春には芝桜や桜並木がはるか遠くの対岸にかすむ東向きの打席と、弁天様の鳥居が祀られる西向きの打席があり、風向きや天候に合わせて自由に移動できる。
 会員制ではなく、クラブを持参して100球500円の池に浮く専用ボールを購入すれば、誰でも自由に楽しむことができる。  

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2019年03月16日

No.133徳地「チョウも守る特産品 カワラケツメイ茶」


▲カワラケツメイ草とツマグロキチョウ

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 徳地で昔から健康茶として愛飲されてきたカワラケツメイの栽培が、絶滅危惧種のチョウの保護にもつながっている。

 カワラケツメイは、本州以南に自生するマメ科の植物。徳地でも昔から健康茶として愛飲されていた。護岸工事等の影響で生産量の減少したこの地域資源を生かそうと、2007(平成19)年「とくぢ健康茶企業組合」が発足。収穫や加工も手作業で行い、地域内外で販促活動を実施している。無農薬栽培の拡大は、幼虫がこの植物を唯一の餌とする絶滅危惧種「ツマグロキチョウ」の保護にもつながった。
 また、同組合ではカワラケツメイに続いて桑や柿葉、熊笹、クロモジなど様々な生薬も無農薬・自然栽培で育てており、健康茶に加工、販売している。  

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