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2019年07月06日

No.04「カイツブリ」



カイツブリ目 カイツブリ科 
[全長] 約26㎝
[時期] 一年中見られる留鳥

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 カイツブリは、池や湖で見られる、カモより小さな水鳥です。潜水が得意で、魚や水生昆虫を捕まえて食べます。
 春から夏の間、水面に水草を重ねて浮き巣をつくり、オスとメスが協力して子育てをします。卵は3~6個産み、20日くらいでヒナがかえります。ヒナには縞模様があり、生まれてすぐに泳ぐことができますが、まだ体温調節がうまくできないので、体が冷えてくると親鳥の羽の中に入って暖まります。親鳥の背中から顔を出している姿は、とても可愛いですよ。

きらら浜自然観察公園 信木 愛

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ヒナたちにエサを与えるカイツブリ
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)きらら浜 野鳥手帖

2019年06月01日

No. 03 「オオヨシキリ」



スズメ目 ヨシキリ科
[全長] 18cm
[時期] 夏に見られる夏鳥

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 オオヨシキリは、春になると子育てのために東南アジアから渡ってくる夏鳥で、ヨシ原やその周辺で見ることができます。体は地味な茶色ですが、口を大きく開けて鳴くので、口の中の赤色がよく目立ちます。
 オスはヨシ原の目立つ所で「ギョギョシ、ギョギョシ、ケシケシケシ」と大きな声でさえずります。その声はアマガエルのような濁った声で、とても特徴的です。
 ヨシ原で濁った声が聞こえたら、鳴き声を頼りに探してみてください。

きらら浜自然観察公園 信木 愛

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ヨシ原でさえずるオオヨシキリ  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)きらら浜 野鳥手帖

2019年05月04日

No.2 「ヒバリ」



スズメ目 ヒバリ科
[全長] 17cm
[時期] 一年中見られる留鳥

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 ヒバリは、背丈の低い草地や畑などで見られる鳥です。体は地味な茶色で、オスもメスも同じ色をしています。
 春になると、空を飛びながら長い時間さえずるのがヒバリの特徴です。長い時には5分くらい鳴き続けていることもあります。これは、息を吸う時も吐く時も声を出すことができるからです。また、ヒバリのさえずりはとても複雑で、「ピーチュルピーチュル」「フィチフィチ」など、様々な声を組み合わせて使います。
 ヒバリのさえずりは遠くまでよく聞こえるので、長く鳴いている声が聞こえたら、空を見上げてみてください。さえずる姿が見られるかもしれません。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)きらら浜 野鳥手帖

2019年04月06日

No.01 「ウグイス」



スズメ目 ウグイス科
[全長] 15cm
[時期] 一年中見られる留鳥

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 ウグイスは、春になると「ホーホケキョ」とさえずることで知られている鳥で、春告鳥とも呼ばれています。
 さえずりにはオスがメスに自分の存在をアピールするためと、他のオスに自分のなわばりを主張するための二つの意味があり、さえずるのはオスだけです。
 目立たない場所でさえずることが多く、なかなか姿が見られないのもウグイスの特徴ですが、お花見の席などでさえずりが聞こえたら、枝のすき間などを探すと見つかるかもしれません。
きらら浜自然観察公園 信木 愛

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ウグイスが枯れ木でさえずる様子  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)きらら浜 野鳥手帖