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店長情報

2006年02月26日

サンルート国際ホテル山口 3月1日、リニューアルオープン 



全80室完備、内装も一新

 中河原町の「サンルート国際ホテル山口」(吉永英人社長、TEL083-923-3610)が3月1日(水)、リニューアルオープンする。各部屋を広く、壁紙や家具などの内装を一新するほか、3、4階の小会議室を客室に変えるなど宿泊部門を充実。デザインにこだわった内装および全80室に完備する高品質のベッドと枕で“癒やしの空間”を提供。県央にふさわしいホテルとして、さらなるグレードアップを図る。

 「サンルート国際ホテル山口」は、1981年に「ホテルサンルート山口」としてスタート。90年に現在の社名に改名し、県央にふさわしいホテルづくりを進めてきた。そして05年9月20日、新たなニーズを引き出そうと、大幅なリニューアル工事を開始。約5カ月間にわたる休業期間を経て、3月1日いよいよリニューアルオープンする。
 「極上のくつろぎと眠りをあなたに」をコンセプトに、宿泊部門に力を入れた。まず、全80室の壁紙や家具、じゅうたんなど内装をすべて一新。シングルルームの広さを14平方㍍以上に、バスユニットを通常より大きめにするなど、ゆったりとした空間を提供する。シングルに関しては、赤と白が基調のモダンタイプと落ち着いた色調の木目タイプといった2種類を設けるなど、デザインには特にこだわったという。また、全80室のベッドをすべて高級品とされるシモンズ社製、枕をロフテー社製の快眠枕にしたのも大きな特長だ。さらに、2階の大会議場(300人収容)および3階の中会議場(100人収容)を改装したほか、1階にはインターネットやファクスなどが利用できる「ビジネスコーナー」を新たに設置した。
 「地元山口のみなさんにも、ちょっとした息抜きや“癒やしの場”として足を運んでもらいたい」と同ホテル。
 宿泊料は、1泊シングル6825円から。リニューアルを記念して、3月末まで宿泊客全員に入浴剤をプレゼントする。

  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2006年02月26日

札の辻・21

 この冬は越後塩沢の住人鈴木牧之が1835(天保6)年に、雪国農民の苦しみを訴えた「北越積雪譜」と同じように、歴史的降雪が北陸・東北地方を暗い季節の中に閉じこめた。
 山口盆地でも立春の2月3日に雪があり、その2日前の2月1日、日本を代表する氷雪研究者の高橋喜平氏が岩手で95歳で亡くなった。
 高橋氏は長く農林省に勤め、積雪や雪崩研究の第一人者として日本雪氷学会の名誉会員であったが、著述家でもあり77年に出版の「雪国動物記」は日本エッセイストクラブ賞、吉川英治賞を受賞している。その雪国動物記の初版が手もとにあるが、雪国のノウサギ、タヌキなどとの交流談があり、なかでもツキノワグマはいずれもおもしろい。
 その1、「私が幼い頃、知合の猟師から生けどりの仔熊をもらい育てたことがある。生後3カ月のよく太ったツキノワグマだった。マルと名づけて首輪とクサリをつけ、私と散歩するほどになったが、ある日何かに驚いたマルはクサリのままで山へ逃げた。私が大声で泣きじゃくると、マルが一目散に帰ってきた。以来、私より大きくなり山に帰すまですっかり仲良しとなった」。
 その2、「宝川温泉でニッポンビール主催で、私とその頃なじみにしていた熊とのビールを飲む会が開催された。私は恐る恐る『おいコロスケ久しぶりだなー』とビールのコップを差し出し、人間と熊の珍無類の宴会がはじまる。ビール好きの熊も酔い、2次会としゃれて露天風呂でまた飲む。その頃になって私はビールの味がやっとわかった」。     (鱧)   
Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2006年02月24日

県大生が思春期をサポート


「ほっとぴあカフェ」においでよ 第3金曜日に商店街で

 「家や学校じゃ言えない悩みがある、暇だから、友達とおしゃべりしに…何でもいいから気軽に寄ってみて」。毎月第3金曜日の午後4時から7時にかけ、中高生や大学生なら誰でも無料で利用できる思春期センター「ほっとぴあカフェ」が、道場門前の市民活動支援センター・さぽらんてに設けられる。開設者は、県立大学のピアカウンセリングサークルゆうとぴあ。彼らは同年代の若者という立場から、思春期の悩みに対応。正しい性の知識や自己決定の大切さについても働きかける。

 

 「楽しかったから」「ここに来て安心した」「自分を知った気がする」というのが、主な利用者である高校生たちの声。昨年12月から月1回のペースで開設されている「ほっとぴあカフェ」には、セルフサービスのドリンクコーナー、エゴグラムや性に関する知識をチェックできる「自分を知るコーナー」、どんな話でもスタッフが聞いてくれる「相談コーナー」、また、一人でも友達とでも自由に使える「フリーコーナー」「図書コーナー」などがあり、学校帰りの中高生らがふらりと立ち寄る。一番の開設目的は、性に関する正しい情報の提供。「同年代の子に性についてきちんと知ってもらいたい。もっとオープンに、何でも気軽に話せる場があれば」との思いが形になったものだ。
 同サークルは、03年10月に同大看護学部の学生を中心に発足。性教育分野でのピアカウンセリングを提唱している高村寿子自治医科大教授の講演を聞いたのがきっかけで、山口でも同様の取り組みを広めようと考えた。「ピア」は英語で仲間の意味。若者の間で人工妊娠中絶や性感染症が増える中、大人による一方的な性教育ではなく、同年代の仲間同士で効果的に正しい知識や自己決定能力を身につけさせ、予防や解決を図るというものだ。彼らは、仲間との話し合いから問題や解決方法を自ら導かせる性教育「ピアエデュケーション」などを、学内や依頼のあった高校で行いながら、活動に対するニーズを実感。誰でも気軽に利用できる場の必要性を感じ、開設に踏み切った。
 「性に限らず、勉強のこと、友達のこと、思春期全般の悩みを聞いていきたい。兄姉的な立場で、ちょっとした心の支えやよりどころになれれば。相談がなくても、友達とのおしゃべりの場や暇つぶしなどに気楽に使って」とゆうとぴあのメンバー。「中高生らのニーズに本当に応えるためには、高知市が開設しているような思春期センターが市内にも必要」とも話している。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2006年02月24日

高田橋 (山口市大歳)



 椹野川に架かるアーチ型としては最後である高田橋がなくなると聞く。百間橋(1949年建造)は嘉川と名田島を結び、石津橋(同1952年)は大歳と平川を結ぶ橋であったが、共に3連アーチ橋であった事を思い出す。1954年架橋の高田橋は小形だが、周辺の風景に溶け込んでいる橋であり残念だと思うが、モータリーゼーション時代の流れだろうか。

周辺風景をボカし、橋を強調するために雨の日の撮影である。(ニコンF4 80㍉ F5・6 1/30秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2006年02月22日

円形公園 間もなく完成 新山口駅南 ―4月に供用開始―



 JR新山口駅南側の駅前第3土地区画整理事業地内で04年度から整備が進められている「円形公園(仮称)」が、来月上旬にも完成する。「子どもとお年寄りが楽しめる広場」をテーマに、旧小郡町が地域住民意見をもとに設計した待望の広場は、4月から開放される。一方、区画整理も今年度中に完了するが、残る保留地(約3万平方㍍、16物件)の買い手はいまだについていない。 同公園整備は、旧小郡町が04年度から取り組んだ事業。今年度完成の予定で、総事業費は1億2千万円。公園内通路の舗装と外周フェンスの取り付けが終わる3月上旬には、すべての工事を完了する。事前に地元自治会や母子保健推進協議会、公募の主婦など10人で構成する検討委員会を設け、1年間がかりでまとめた要望をもとに、設計を行っている。
 同事業地の中心部に位置する公園は、直径98㍍、面積7238平方㍍の円形。中央広場にSLをイメージした大型遊具と動物型遊具6基を備え、その周りをボール遊びなどができる芝生広場が囲む。中央広場をさらに取り囲むのは、春・夏・秋・冬の季節ごとに花などが楽しめる樹木を植栽した四つの広場と、常緑・紅葉・芝生・カルスト台地をテーマとした各広場。柳井田の泉福寺墓地内に自生し、樹齢150年以上と推定される旧町の天然記念物・オゴオリザクラの苗木も植えている。
 各広場を仕切る通路とカルスト台地広場以外にはすべて芝生を張り、段差や死角を減らすなど安全や防犯に配慮。中央広場周囲に水飲み場・時計台と東屋2棟、トイレを配置した。遊具やベンチなどの設置物は木目調に統一、外灯と時計台の電源は太陽光発電にするなど、環境への心配りも見られる。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2006年02月19日

サビエルカンパーナ 創業20周年



 サビエル記念聖堂の下に店舗を構えるサビエルカンパーナ(沖修二社長)が、06年11月に創業20周年を迎える。同社は、地産地消を基本理念にして、品質の良い商品を提供するだけでなく、西欧の食文化を積極的に紹介。下関市や美東町に店舗を拡大するなど営業の幅を広げている。

 サビエルカンパーナは、86年11月に開業した。当時、山口ではまだなじみの薄かったドイツパンを、他に先駆けて販売。ドイツからベイカー・マイスターと呼ばれる技術職人を招き本場の味にこだわった。当初は、知名度が低く売れ行きは伸び悩んでいたが、根気よく売り続け徐々にファンを増やしていった。
 しかし、91年の記念聖堂の焼失により付近の観光客が激減。にぎわいを失った地元に何とか明るさを取り戻そうと営業方針を拡大することに。そこで新たに打ち出したのが「温かみのあるサービス」と「地産地消にこだわった素材」という二つの方向性だった。最初に取り組んだのは、97年のイタリア・トスカーナ地方のプチホテルをモチーフにしたホテル&レストラン「ラ フランチェスカ」の開店。まるで西欧の田舎にいるかのような雰囲気を演出し、心を込めたサービスを徹底。その結果、06年2月のJTB旅館ホテル予約情報スーパーサーチ「お客様満足度調査」では全国1位にもなった。
 接客で身に付けたもてなしの精神は、パンづくりにも表れている。素材は県内産小麦をはじめ徹底的にこだわり、味の向上と健康にも気を使ったパンづくりに専念した。また、ドイツだけでなくイタリアやスペインのパンも紹介し、西欧の食文化を山口に広める事にも取り組んだ。
 こうした努力が実を結び、今では固定客も着実に増え、県外からもインターネット注文が殺到するまでになった。現在同社は、カンパーナをはじめ県内に9店舗を構える。ベーカリーとは別に、美東町のきららオーガニック・ライフや下関市の海峡メッセ下関にオーガニックレストランをオープンさせるなど営業の幅を拡大。山口の元気な企業としてチャレンジを続けている。
 同社は、開業20周年を記念して、あす20日から28日(火)までアニバーサリーフェアを開催。それに合わせて「カンパーナ」と「熟」の2種類のパンを新たに発売する。「カンパーナ」はフランスパンの食感が味わえる新感覚の食パン。卵、牛乳を使用していないことから低カロリーで、健康ダイエット食にも向いている。一方「熟」は、独自の湯種製法でもちもちとした食感を演出した、毎日食べても飽きのこないバター風味の食パンだ。新作について沖社長は「どちらも素材にこだわり、ヨーロッパの技術を取り入れたパン。長年の研究の集大成を是非味わって欲しい」と話している。
 また、期間中は、「カンパーナ」を通常230円のところを200円で販売。ほかにも、バターナイフのプレゼントやベーカリーポイント2倍といった特典を用意している。
  

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2006年02月19日

札の辻・21

 国宝瑠璃光寺五重塔が一般公開されて12日までに、市内は勿論県外からも訪れた人は8万7千人に及んだ。
 塔は大内氏第26代の盛見が、兄義弘の戦死を弔い1442年に建立したもので554年を経る。
 私は1990年の初夏、日本テレビ・パリ支局の車で、フランスのブルゴーニュ地方を視察したことがある。ブドウ畑の中で目立ったのは、10世紀から15世紀にかけて建造された教会であった。ワインの匂いはしないが農民の生活の息づかいを、そのまま古い石材の壁に感じるようなロマネスク建築で、21世紀の今日まで堂々と存在感を見せる姿に惹かれたものだ。
 明治維新前には家数1544戸、人口5710人と、大内氏時代の繁栄を萩城下に奪われていた山口にあって、瑠璃光寺五重塔を風雪から守りつづけたのは、やはり地域住民たちであった。
 公開中に私が見学したとき、列の中から「あ、司馬先生の碑がある」という声があがった。
 塔近くにある司馬遼太郎文学碑のことである。
―長州は、いい塔をもっている。と、惚れぼれするおもいであった。長州人の優しさというものは、山口に八街九陌をつくった大内弘世や、ザビエルを保護した義隆などの大内文化を知らねばわからないような気がする。―
と、紀行文学「街道をゆく」の第1巻(長州路)の一節が刻まれている。
 「歴史は未来を育てる温床である」とも司馬遼太郎は言った。
 ことしの司馬遼太郎「菜の花忌」は、来る25日に東京日比谷公開堂で開かれる。    (鱧)   

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2006年02月18日

スポーツクライミング全国大会



市内の小学生が1、2位独占 「良きライバルで仲間」

津守くん(大内南小5)と小田さん(小郡小6)
 2月4日と5日に神奈川県で行われた国内最大規模のスポーツクライミング・ボルダリング競技大会「ザノースフェースカップ」(ダイナウォール主催)5・6年生の部で、県山岳連盟ジュニアクラブに所属する津守暁斗くん(大内南小5)が優勝、小田桃花さん(小郡小6)が2位に輝く好成績を収めた。

 ひもをつけないで約5㍍の壁に登るボルダリング競技。初出場の2人は16課題中何本登れるかで競う予選を20人中3、4位で通過。難易度の高い決勝戦(2課題)では予選1、2位通過の選手が完登できなかった壁をクリアした。勝負が決まる最後の壁は2人ともゴール寸前で落下したが、わずかの差で津守くんが高く登り1位の座を勝ち取った。
 木登りが大好きで、クライミングを始めて1年半になる津守くんは「1位になれるなんて全く思っていなかった。次は追われる立場になるけど、自分なりに頑張りたい」と元気な声で答え、小田さんは「津守くんは良き仲間であり、良きライバル。来年の決勝では絶対に負けない」と新たな闘志を燃やしている。
 3年前にクラブを設立した古林喜明監督は「競技人口が少ない山口の選手が1、2位をとり、他県にアピールできたことが最大の成果。今後はもう一度原点に戻り、練習方法を見直しながら次のステップに進んでいきたい」と話している。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2006年02月17日

新市初の当初予算案 0.9%マイナス

一般会計は647億円
合併特例債11億9千万円分を起債

 合併後初の通年予算案は、前年度比0・9%減のマイナス編成となった。「三位一体の改革」の影響で安定財源が縮小する中、旧4町分の生活保護費を県から引き継いだことや児童扶養手当の制度改革などで扶助費が大幅に増加。財源不足には基金から34億6200万円を取り崩して充てるが、基金残高は06年度末で94億円と、このままいけば3年後には底をつく計算だ。各部局が配分枠内でより効率的な事業選択を行う包括的予算編成、渡辺市長の公約だった特別職給与の10%カット、政策的事業の7%マイナスシーリング(新年度の予算要求額を本年度当初よりも削減する)といった経費削減にも努めているが、深刻な財政難にはまだまだ追いつかない。

歳 入
 歳入の4割を占める市税は、新年度の定率減税の縮小などを見込んで1・7%増の252億9800万円。地方交付税が0・6%減で107億4千万円。借金に当たる市債は13・2%減の68億8千万円に抑えた。そのうち11億9千万円は、元利償還金の7割が交付税措置される合併特例債。06年度末の市債残高は05年度末より1・4%少ない935億5700万円になる見通し。歳入歳出の不足分に対しては、財政調整、減債、地域振興、職員退職手当などの基金から取り崩す。

歳 出
 旧4町の生活保護を県から引き継いだことを主な要因に、扶助費が14%増の90億2900万円、市債の返済に充てる公債費は2・6%増の101億4900万円。一方、事業費などの投資的経費は、05年度に大規模事業を実施したため10・8%減の約96億7300万円。退職に対する不補充、特別職給与や時間外手当のカットなどで、人件費は2・5%(3億3500万円)削減。

―合併効果― 合併後10年間で448億3千万円を限度に発行できる合併特例債は、11億9千万円分を発行して新市建設計画に沿った事業に充当。中間処理施設整備、一の坂川周辺地区整備、小郡中学校校舎改築、小郡地域図書館建設、秋穂地域生涯学習施設建設の5事業の一部に活用する。
 また、市議会議員の在任特例満了に伴い、議員定数が現在の3分の1に当たる34人に削減されることから、議会費が2億8100万円、人件費が約2億円の減となる。
ローカルマニフェストは?
 昨年11月4日開催のローカルマニフェスト型公開討論会(サンデー山口など主催)で渡辺市長が掲げたローカルマニフェストは、新年度事業にどこまで反映されるのか。
 すぐに行う重要施策に、行財政改革、待機児童ゼロ作戦、市民に開かれ、市民が参画しやすい市政へ--の三つがあった。これらについては、経費削減をはじめ、新規の「新設認可保育園運営委託事業」(4千万円)、「協働のまちづくりシステム化事業」(100万円)、「特定地域活性化民力活用モデル事業」(2040万円)などで06年度中の実現を目指す。
 さらに新規事業に盛り込んだのは、県央30万都市の実現に向けた検討協議の開始、男女共同参画センターの設置、多角的な起業化支援、市民からの要望が多かった防犯灯や街灯、ゆずり合い道路の整備、心臓突然死を防止する「自動対外式除細動器」の主要公共施設への配備など。一方、産学官連携による政策研究組織「(仮称)山口アカデミー機構」の設立、地元食文化の充実、新たな最終処分場の建設などは、来年度は見送った。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2006年02月17日

No.79 吉南青年会議所理事長 戸川秀樹さん



吉南青年会議所(JC)創立30周年の節目の年に、理事長に就任。「モア エボリューション(更なる進化)」をスローガンに掲げた。
 05年の1市4町合併により、新たに山口市に仲間入りした吉南JC。取り巻く状況は日々変化を続けている。そのような中迎える30周年だが「積み上げてきたものを継承しつつ、新たな歴史を築くスタートラインと位置付けている。会員たちの意識の高揚を鼓舞するとともに、自分自身もいろいろなことにチャレンジしていきたい」と話す。
 6月の記念式典では、大物ゲストを迎えての講演会を予定。また、恒例の「ふしの夏まつり」では、05年に好評だった「子どもチャレンジショップ」を土台に新たな催しを企画するなど意欲的だ。
 年々減少傾向にあった会員数もここに来て回復し、現在25人。「まだまだ少数ながらも、若い人材が増えていることに手応えを感じている。良い意味で世代交代を図り、フレッシュな吉南JCをアピールしていく」と表情も明るい。
 休日は、4人の子どもの相手で大忙し。「自分の時間がなかなか無く、大した趣味もないけれど、家庭が一番大切」と照れくさそうに話す。

1966年大阪府生まれ。県立山口高校卒業。現在、戸川工務店の専務を務める。吉南JCには94年に入会し、会員開発委員長、専務理事などを歴任。39歳。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて