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店長情報

2007年10月27日

火渡りで健康祈願 周防国分寺薬師大法要


 11月3日(祝)午前10時から、周防国分寺(福山秀道住職、TEL0835-22-0996)で「薬師大法要」が行われる。
 奈良時代より続く同寺の本尊である薬師如来は、今生きているわたしたちの望みを叶えてくれる現世利益の仏。当日は10時より塔婆回向(供養)と、仏の加護を受け今後の健康を祈る「健康加持・赤子健康加持」が金堂内で行われる。
 また、 “火渡り”として有名な「柴燈護摩供養」は、金堂前参道で午後1時から。薪と柴で高々と組み上げられた「柴燈護摩壇」に火をつけ、その中に願いを書いた祈願護摩を投げ入れ一緒に燃やす。すると、炎の中に降りてきた御本尊薬師如来の功徳を受けられ、病気平癒、息災招福、ボケ封じ、良縁成就、家内安全、交通安全、商売繁盛などの御利益がもらえるとされている仏事。火渡りは供養後に行われ、残り火の中を素足で渡ると、薬師の炎により体の悪いところが焼き払われて健康になると言われている。
 そのほか、境内ではうどん、焼きそば、焼き鳥などの飲食屋台と、金魚すくいなどのゲームコーナーの出店もある。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)

2007年10月27日

地域の親ぼくを深めよう! 10年ぶりの運動会



 あす28日、下金古曽で10年ぶりに「町内運動会」が行われようとしている。
 同町では、運動会の用具が置いてあった倉庫が火災で燃えた10年前から、運動会が行われていなかった。幅広い年代の人が参加できる運動会がなくなってからは、町内のつながりが次第に希薄に。新しく引っ越してきた人たちとの交流も難しくなっていた。
 そんな中、昨年の夏、「地域のつながりを深めるために、運動会をもう一度復活させたい!」との声が有志たちからあがり、町内会で検討。少しずつ準備を進め、今年ようやく実施されることとなった。
 体育部を中心としたメンバーたちはテーマを「親ぼくを深める」とし、婦人会や子ども会などさまざまな組織が協力して準備を進めていった。また、内容や運営などを考えるため隣の上金古曽の運動会を視察。運動会に向けてのイメージを膨らませた。
 当日は、午前10時に開始。たくさんの人に気軽に楽しんでもらおうと、なわとび、パン食い競争、あめ食い競争などの6競技を参加自由にし、種目に出た人には景品として地元の野菜がもらえるサービスも取り入れた。また、よりつながりを深めようと昼食も工夫。焼き鳥やうどん、おにぎりを町内の人たち自身が作り、参加した人と一緒に食べるようにした。
 体育部のメンバーたちは「準備の段階でも婦人会や老人会など、同じ町内にある会でもあまり話す機会のない人との交流が持てた。当日は、多くの人に楽しみながらつながりを深めてもらいたい」と話している。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2007年10月27日

珠子さん・茜さん・瞳さん

 私の友達がどんどん鬱状態になっていく。なんとなく顔色が冴えなくなり、たえまなく身体の不調を訴えだす。身体の痛みは移動し掴まらない。
 確かに、女性の身体は50歳過ぎ頃に劇的に変化する。生物の宿命で生殖機能を失った者に対してはようしゃない。子供を産むことのできる間や育児の期間は、女性の身体は強い。強い分そのしっぺ返しも強力だ。更年期障害で鬱状態になる人も多い。
 もう一つ。更年期になるまで生活してくると、やっと人生というものを客観的に見ることができるようになる。見えてしまう。世の中の仕組みがわかる。おぼろげながらではあるが、自分の置かれていた場や意味、求められていたことなどがわかってくる。手品の種がわかったのだ。山の彼方がはっきり見えた。見えてしまったのだ。山の彼方に幸せはあるか。あったか。ないのである。
 ここで一旦鬱にならない人がいるだろうか。私の周囲にはいない。 
 最初は、何故、それってどういうこと。どうして、と怒り、呪いなどするが、その内、病気を受け入れるように、人生のありようを納得する。そして、再びの出発をする。それからの女性はまた精神も肉体も強くなる。世界一の長寿を全うする。心の長寿も全うする。   

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)おんなの目

2007年10月27日

札の辻・21

 いま佐波川ではヤナ漁による落アユの料理が河川敷で食べられる。
 青葉の6月からはじまるアユ釣りも、川土手に草紅葉が目立つ頃ともなれば、下流を目指す落アユ漁に変わる。
 アユのいのちは年魚といわれているように1年かぎりだから、下降した落アユは汽水域の川底の砂礫に、次の生命を育む産卵行動を起こす。
 この時期のアユは一般的に体色が黒ずみ、腹部は薄紅色となり体表に追星と呼ぶ小突起を生じるが、産卵期のためホルモンの分泌が良くなり食べておいしい。
 約1カ月でフ化した稚魚は、冬の間に海水中のプランクトンを食べて成長し、サクラの季節になると若アユとなり、ふるさとの川を朔上する。
 「早き瀬に力足らぬや降り鮎」、これは維新戦争で函館に戦死した新選組土方歳三の辞世句である。彼の生まれ育った武蔵国多摩郡石田は、現在の都下日野市で昔から多摩川でのアユ漁が盛んな地域だった。
 日本河川ルーツ辞典に「佐波川は中国山地の野道山麓に源を発し南西へ流程約56キロを貫流し瀬戸内海へ流入する。古代からの伝承があり山口県を代表する河川」と記述。
 夕刻、右田から旧市内への新大橋付近で西方を眺めると、中国山地の低山丘陵地帯が海岸線へとつづき、稜線に沈む落陽は四季を通じて美しい。
 その河川敷の川風の中で食べる落アユは、歴史川のもつ晩秋の味覚だと想う。 
        (鱧)   

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2007年10月27日

札の辻・21

 去る10月13日、韓国公州市で開催された「七百年の夢・第53回百済文化祭」へ山口市民訪問団の180余名と共に参加した。過去4度訪れたが回を増すごとに充実し盛会である。日本国内からも公州市と友好関係を結ぶ各市の代表が祭りのパレードに参加したが、よさこいなど山口のグループによる踊りは、公州市民から前回同様に熱狂的な人気をあつめていた。
 公州市は百済時代の首都だが、新羅と唐の連合軍によって徹底的に攻撃され、街のすべてが灰燼となった。錦江と呼ぶ大河をもつ河畔の盆地である公州に、百済国は韓国の歴史を代表する文化を築くがやがて滅びた。
 陶晴賢反乱の戦火で市街地の大半を失った大内氏と共通点があると思うし、また大内氏は百済王との因縁もある。
 やはり公州にも瑠璃光寺の塔と同様に数百年の間、風雪に耐えて現存する歴史像があり、散在する遺跡や埋蔵品も多く全市内が百済文化を秘める風土だと感じた。
 文化祭の翌日は国立公州博物館を見学した。同館は04年に完成した宏壮な近代構築で、花崗岩のスロープと幹の長い赤松が植栽されたアプローチが立体的風景を保つ。
 展示内容は公州・大田市を中心とする、忠清南道全域から出土した国宝19点、重要文化財3点を含む1万点以上が保存管理されている。
 この日の朝は錦江に河霧が深く、霧の合間に見える川面には冬鳥カモの群れがあった。          (鱧)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2007年10月26日

坂堂峠 (山口市大内長野)



 宮野恋路と大内長野に通ずる道は、馬車がやっと通れる清水寺に通ずる道であった事を思い出すが、最近国道262号線に昇格された。その道を通る度に気になる山がある。小さい山だが富士山に似た美しい形を見ると気持ちが安らぐ。大内の面貌山が周防の小富士といわれるが、僕は坂堂富士といいたい。

画面を安定した構図にする為に道の中央近くからの撮影にする。(ニコンF4 35ミリ F16 1/125秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2007年10月26日

第2回山口アーツ&クラフツ

 
 あす27日と28日(日)の2日間、中園町の山口情報芸術センター前にある中央公園が、県内外から集まる工芸作家によって、大きな“芸術空間”へと姿を変える。陶芸、木工、ガラス、金属など、各作家がそれぞれの作品を演出・発表するという西日本最大規模のクラフトフェア第2回「山口アーツ&クラフツ」だ。実行委員長の伊藤慎一さん(39)は「ぜひピクニック感覚で来て、ゆっくりアートの世界を満喫してもらいたい」と呼びかけている。
 当日は、全国各地から昨年よりも約40人多い若手作家132人が集結。ガラスや木工、陶芸、染め物など約1万点の個性豊かな作品が展示販売される。また、佐世保バーガーやトルコアイスクリームといった移動販売カーによる軽食販売も行われる。 
 さらに今年は、来場者に一番印象に残った作家を選んで投票してもらう「ミルミルミセルコンテスト」も実施。YAC大賞(1人)およびYAC賞(3人)に選ばれた作家に投票した人から抽選で各3人に、その作家の作品がプレゼントされる。このほか、シルバーリングや木のおもちゃづくりなどが体験できるワークショップもある(当日の先着順)。問い合わせは、同実行委員会事務局(TEL083-923-5533)へ。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2007年10月23日

23日山口天神祭 歴史を感じさせる300人の御神幸行列


 西の京・山口の三大まつりを締めくくる山口天神祭がきょう23日、古熊神社などを会場に行われる。今年の大拝司は吉敷の國田信晴さん(64)で、小拝司は矢原の原田薫さん(67)。総勢300人を超える御神幸行列やチビッコすもう大会、もちまきなどでにぎわう。

 古熊神社は、1373(応安6)年に大内弘世が京都の北野天満宮から御分霊を勧請し、山口北の小路に鎮座した。山口天神祭は、1618(元和4)年に毛利秀就が社殿を今の古熊に移して以来、今年で389回目を迎える伝統行事で、古来よりの例祭、御神幸行列を今に伝えている。
 古熊の祭神は、学問の神様・菅原道真公。大拝司は竿衣を身に付けるのだが、これは太宰府へ流される途中の道真公が多々良の浜に船を着けた際、土地の代官・土師氏が物干し竿の着物にそのまま手を通し、あわてて駆けつけたという古事による。道真公は、その姿に心を和まされたと伝えられている。
 午後1時に獅子舞とお網代車が古熊神社を、騎馬に乗った御先乗を先頭に、花神子、大拝司、小拝司などの備立行列が八坂神社を出発する。二つの行列は1時20分に大市の札の辻で合流。呼び物の一つであるお稚児さんを乗せた宝恵籠と長持ちもここから参加する。
 総勢300人を超える一行は、「いさぎよい すなおな心」でお出迎えしようという意味の「イ~サヨイシ~ ヨイトマカナ~」という威勢の良いかけ声とともに街を練り歩く。コースは、大市~中市~米屋町~道場門前~西門前~黄金町~駅通りを経て、3時に天神通りの御旅所に到着。天神さまのご神体を乗せたお網代の前で祭典を行い、獅子舞、稚児舞、長持唄を披露。3時45分に古熊神社神殿に帰着する際には、50段の石段を一気にかけあがる。最後には行列を終えた感謝と参拝者への「お福わけ」として、もちまきが行われる。
 参勤交代を今に伝える備立行列は、1995年に大殿地区の有志約30人が保存会を結成して復活。行列をより忠実に復元するため、夏から古記録に習い練習してきた。
 なお、古熊神社では午前10時から市内小中学生剣道大会と市内中学生奉納相撲大会が、午後2時ごろからチビッコすもう大会が行われる。

 神役関係者
 大拝司=國田信晴(吉敷)▽小拝司=原田薫(矢原)▽御先乗=礒部昴平(東山)▽花神子=野中映見(折本)▽神酒官女=野中美希(同)▽菊官女=松西ほのか(宮野下)

 宝恵籠のお稚児さん
 岩切恵美(吉敷)▽熊野悠悟(天花)▽重見清香(白石)▽柴崎玲音(鰐石)▽藤井美咲(三の宮)▽山田花奈(大内長野)▽渡邉栞(宮野下)
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2007年10月21日

田中米吉展

 

田中米吉展が意外と好評だ。意外と書いたのは、難解な現代美術の展覧会場で、親子連れの姿をよく見るからである。
 何が表現されているのか、すぐ見て理解できるような作品ではないけれど「これ何だろう?」「でも、おもしろい!」という会話が会場で聞こえてくる。そんな声を耳にしていると、おもしろいと感じているならば、それが何であるか性急に答えを探そうとしなくてもいいんだなと思った。
 そもそも世の中のこと人生のことは、学校の勉強と違って、そう簡単に明確な答えが出せないものばかりだ。そんな世の中に出て人生を歩んでゆかねばならないからこそ、無条件に楽しくおもしろいものごとなるべくたくさん見つけたいと思う。
 この会場で子供たちがおもしろがってくれているのであれば、美術館としてとてもうれしい。その子供たちが大人になって、昔、美術館で見た、あのよくわからないけどおもしろかった作品の記憶が蘇ってくれるならば、もっとうれしい。

県立美術館学芸課長 斎藤 郁夫  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)サンデー美術館

2007年10月21日

10/24~29 独創的な作品ずらり マイケル・コスチュークさん個展



 アメリカ・テキサス州出身で、9年前から山口市に住み創作活動を行っているマイケル・コスチュークさん(62)の5年ぶりとなる個展「イン・ザ・シャドウズ~本・ランプ・ドローイング」が、24日(水)から29日(月)まで天花の市菜香亭で開かれる。入場無料。
 これまでニューヨークやフィラデルフィア、マドリッド、パリなどで、200回以上の個展やグループ展を開き、数々のユニークな作品を発表してきたマイケルさん。9年前に来日し、日本人女性と結婚。以降、山口市を拠点に創作活動を行っている。今回、来日10年を目前に個展を開催。生涯こだわり続けている「影」をテーマにした作品を中心に出展する。想像を膨らませていろいろな場所に行ける“本”と“自転車”を組み合わせた夢のある作品「本の自転車」や、「月のランプ」「秋のランプ」「冬のランプ」など35点が並ぶ。「作品を見て想像力を膨らませてもらえれば」とマイケルさん。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース