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店長情報

2008年12月28日

札の辻・21

 『各位へ。今年もあと僅かになりました。PPKの会に集う私たちは本年中又は明春3月をもって全員80歳・傘寿の齢です(中略)そこで記念植樹をしました。なお満80歳の区切りをつけるために来年3月にはPPKの集いを持つ予定です。よき新年をお迎え下さい。

 PPK幹事 村岡満』
○付記(記念植樹亀山公園、山桜3本、表記|傘寿記念2008年11月、超熟年の会PPK)
 大略以上の如き通知連絡があった。
 PPKとはピン(P)ピン(P)コロリ(K)ピンピンコロリの略称で、元気に生きてコロリと参ろうと、昭和2年から4年3月生まれまでの世代有志が70歳を超えた数年前に発足した会である。
 この世代は、幼稚園の頃に満州事変、小学校では支那事変、そして旧制中学校になると太平洋戦争へと戦争がつづいた。

 幾時代がありまして
 茶色い戦争ありました

中原中也の詩のように硝煙の匂う青春を歩み、
 散る桜残る桜も散る桜

 と日本陸・海軍の終焉を体感した世代でもある。かくて戦後は国家体制も社会思潮も全く逆噴射する世相の中を、ひたすらに生き伸び現在に至る航跡が残る。
 傘寿記念樹ヤマザクラ3本は、いずれも樹高2.5㍍余で山口市と協議の上植栽された。ヤマザクラもPPKでKは(コレカラ)になる。         (鱧)
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2008年12月26日

赤田神社の狛犬 (山口市吉敷赤田)



 大内氏の時代から周防五社の一つといわれ、その4番目にあたる四の宮だが、明応6(1497)年、大内義興が周防五社詣でを行ったと記録にある。拝殿前にある狛犬はユーモラスな姿を見せる。向かって左側の狛犬に角があり、右側の阿形のものは獅子といわれるが角は無い。女性に角があるという意味なのか不明だが、初詣で見てほしいと思う。

超広角レンズでデフォルメしての撮影は、面白い表情に仕上がる。
(ニコンD200 10ミリ F5.6 1/125秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2008年12月26日

28日 目指せ! 県内最大級 名田島で初の田園朝市



 28日(日)午前8時から午後3時まで、名田島の山口南総合センター駐車場で「山口田園朝市フリーマーケット」が初開催される。業者から個人まで110店舗160区画が出店し、しめ縄などの正月用品から新鮮な野菜、鮮魚類などを販売する。同実行委員会主催。雨天決行。

 「どうせやるなら、県内最大級を目指したい」―。市南部の活性化を目的に、朝市を企画したのは名田島自治会連合会の三輪正明会長(61)。同センターの指定管理者・?さんびるへ協力をお願いしたところ、「地域の人のために施設を有効利用できるなら是非」と意見が一致。10月に実行委員会を立ち上げ、市や山口商工会議所、JA山口中央、県漁協山口支店、福祉の店アミーチなどの後援をもらい動き出した。
 当日は、業者や個人など110店舗160区画が出店。駐車場に車ごと入って「安い! 見やすい!買いやすい!」をテーマに、正月飾りから新鮮な野菜、鮮魚類、手芸、陶芸品、衣類、雑貨、うどんやたこ焼きなどを販売する。
 三輪さんは「将来的には、毎月朝市を開催して市南部の恒例イベントにしたい。さらに、地元農家が農産物を販売できる常設展や、カルチャー教室など、さまざまなアイデアを出し合って規模も内容も県内最大級を目指したいと思う。まずは、今回初開催となる朝市にぜひご家族そろってお越しください」と呼びかけている。
 駐車場は2千台分。問い合わせは、事務局の?さんびる(TEL083-972-8333)へ。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2008年12月26日

稜線

 08年も残すところあと6日。振り返ると、まれに見る激動の1年だった。新年を迎えた当時、誰が“福田総理の政権放り投げ”や“北京五輪直前の四川大地震”、“100年に一度の世界金融危機”、“2・2兆円の黒字だったトヨタ自動車の営業赤字転落”などの事象を想像できただろう―。世界がこの先どうなっていくのか、全く予測の付かない中で、09年を迎えることになりそうだ。
 さて、今年はわが社にとっても大きな節目。創業30周年、合わせて地域情報紙「サンデー山口」創刊30周年を、無事8月に迎えることができた。今年限定の「創刊30周年」と入った題字デザインも、次号28日(日)付紙面で見納めだ。10月9日には記念特集号を発行。号にして約5500、ページに直せば約4万1500ページにも上る情報の中から「これまでに伝えてきたこと」と題し、山口における30年間の出来事を振り返った。発行後「忘れていたことを思い出した」「懐かしかった」「勉強になった」等の声が多数寄せられ、われわれの仕事内容に意を強くした次第だ。
 来年も「山口の生活応援メディア」として、これまで以上に皆様にお役に立つ情報を提供していこうと考えています。応援よろしくお願いします。       (K)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)稜線

2008年12月21日

如意輪観音像(大興善寺)康誉

 

「運慶流」展もきょうで最終日。ご来館いただいた多くの方々から、「ふだんは見えない仏様の後姿を見ることができてよかった」とのご感想をいただいた。
 当然といえば当然、後姿もちゃんと作られている。見えないからといって手抜きするなどもってのほか、である。なにしろ仏様なのだから。
 けれど、仏様への信仰心もすっかり薄らいでしまった今日、見えないところはしっかり手を抜くことがあまりにもまかり通っているのではないか。そんなことをぼんやり考えながら、2階に展示してある康誉の如意輪観音像を眺めてみる。
 1階にあった運慶仏のキリッとしたお顔に比べると、なんだかずいぶんちがうんだなと思いながら、観音様の目を近くで覗こうとして腰を屈める。すると、下から見上げるお顔が驚くほど生々しくて思わずギョッとしてしまった。表情がものすごくリアル。ああ、やっぱり仏様は手抜きなどしてつくられていないんだと恐れ入った。
県立美術館学芸課長 斎藤 郁夫  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)サンデー美術館

2008年12月21日

No.92 郵便事業株式会社山口支店支店長 藤田 英治さん



旧日本郵政公社から主に郵便事業を承継し、07年10月1日の郵政民営化に合わせて設立。「お客様の個人情報を扱う業務であり、信用と責任ある立場として守秘義務の徹底を最重要視し、一層の使命感を持って取り組んでいきたい」―。
 一年間で最も忙しくなるのがこの年末年始。同支店での昨年度の年賀状配達部数はおよそ365万枚。今年は1枚につき5円が地球温暖化防止に寄付できるカーボンオフセット年賀や、うぐいす色ともも色の淡い色が付けられたいろどり年賀が人気を集め、同支店での販売枚数は約147万枚と昨年を上回る。「全国津々浦々、一年の始まりに1枚50円で届けられる笑顔と幸せ、それが年賀状。思いが込もった一枚を元旦に楽しみに待っている皆様の期待に応えたいので、年賀状はぜひ25日までに投函してください」と呼びかける。

1952年下関市生まれ。56歳。
立命館大学を卒業後、下関郵便局に入社。広島、岡山などの郵便局への転勤を経て、今年4月に山口支店の支店長に就任する。
趣味はゴルフと硬式テニス。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて

2008年12月21日

09年2月15日名田島田園マラソン7年ぶりに復活!



 09年2月15日(日)、「山口・名田島田園マラソン大会」が7年ぶりに復活する。
 ふるさと創生事業の一環で町おこしへの期待もこめ、地元有志による大会実行委員会が92年に第1回を開催。のどかな田園風景の中で走る駅伝とロードレースが好評を呼び、多いときで駅伝134チーム、約2700人が参加する人気の大会となった。ところがその一方で、増えていく参加者に対応するだけのボランティアスタッフの数や資金が不足し、運営が困難に。01年に元マラソン選手でタレントの松野明美さんを呼んだ第10回大会を最後に、以降開催できずにいた。
 しかし、地域内外からは再開を願う声が多く寄せられ、また名田島地域の少子高齢化も加速していく中で、「田園マラソンでもう一度地域を盛り上げよう」と地元有志らが結束。この度、7年ぶりに第11回大会が開かれることとなった。
 種目は小学4~6年生対象の2キロコース、中学生以上の3キロコースと5キロコース、高校生以上の10キロコースがあり、2キロコース以外には40歳以上の壮年の部も設けられる。ランナーには豚汁の支給や参加賞もある。「おいしい空気の中で楽しく走って、心地よい汗を流してほしい」と木村恒之大会会長(69)は呼びかけている。
 参加料は小学生千円、中・高校生1500円、一般2千円。希望者は名田島公民館(TEL083-972-6720)へ電話するか、各公民館に置かれている所定の用紙に記入して申し込むこと。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2008年12月20日

中四国銃剣道選手権大会 15年ぶり自衛隊山口チーム優勝



 このほど県スポーツ文化センターで開かれた「第37回中国・四国地区銃剣道選手権大会」(同協議会主催)で、陸上自衛隊第17普通科連隊が、15年ぶりに優勝。昨年は1回戦負けだっただけに、メンバーの喜びもひとしおだ。

 山口チームが出場した自衛隊Aの部には、13チームが出場。トーナメント方式で1、2回戦を勝ち上がり、決勝戦で前回優勝の広島46普通科連隊と対戦した。先鋒の藤村太郎さん(27)が勝った後、次鋒の藤山勝彦さん(30)、中堅の久保誠さん(34)が立て続けに敗退。しかし、副将の三原潤さん(26)が勝ち、試合は大将決戦に持ち込まれた。メンバーの期待を背負った大将の松本秀雄さん(26)は、判定の末3-0で勝利。この瞬間、全員で抱き合って喜んだという。この試合で引退する久保さんは「まさか優勝できるなんて思わなかった。今まで勝ったことがなかったので、本当にうれしい」と目頭を熱くした。また、個人戦でも同連隊の阿川哲司さん(28)が優勝。「3年後の山口国体に向けていい起爆剤になった」と話している。
 なお、同連隊の山口持続走チームは今年に引き続き、来年1月1日(木)午前9時5分スタートのニューイヤー駅伝(第53回全日本実業団対抗駅伝競走大会)への出場キップを手にしている。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2008年12月20日

京都バレエコンクール 嘉村菜々美さん優勝


 マリバレエスクールに通う小郡小4年の嘉村菜々美さん(10)が、京都市であった「第2回京都バレエコンクール」のクラシック部門1部(小学2-4)で、「白鳥の湖」よりオディールのバリエーションを披露し、見事優勝した。同部門には77人が出場。嘉村さんは「優勝できてうれしい。次は新しい曲で臨みたい」と意気込んでいる。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2008年12月20日

札の辻・21

 12月に入って間もなく河畔のわが家からの視界に、象頭山上に象の頭をデザインしたイルミネーションが夜空に切り絵のごとく出現した。
 象頭山だけでなく道場門前など中心商店街もアーケード内のルクスを落としてイルミネーションを飾り、パークロードも美術館前を中心に約7万個に及ぶイルミネーション通りができ上がった。
 「日本のクリスマスは山口から」の企画がいま師走の街に暖かい色をにじませている。
 雪原の夜を寄り添う集落の灯や夜の海に点滅する漁り火も人々の心に安らぎを伝える。
 七夕ちょうちんまつりとクリスマスの宵、歴史と未来をつなぐ灯りの季節が二つ山口にできた。
 ー地球儀を3度廻すもニッポンはヨーロッパと違い海に囲まれた小さい島だと聞いたが見つからない。サビエルは遠い空の彼方を見つめ東へ東へと行く雲を追った。ー(矢代静一・サビエルの冒険より)。
 ピレネー山麓にひろがる平原にサビエル城のあるサングエサ村があり、村はずれのブドウ畑の一画にHOTEL・YAMAGUCHIがある。
 バスク人としてパリに学び宣教師となったサビエルは、ポルトガル王の命で雲煙はるか日本の山口へたどり着く。これを記念して1960年にローマ旧街道脇に建てられた巡礼宿なのだ。
 今宵、クリスマスイヴも近いホテル山口は、あの水色のネオンで巡礼団を待つだろう。 (鱧)
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻