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2009年11月28日

12月5・6日挑戦者たちの白熱した戦い!



バレーボール チャレンジリーグ女子山口大会

 Vプレミアリーグへの昇格を目指すチャレンジリーグの白熱した戦いを間近で見られる「Vチャレンジリーグ女子山口大会」(日本バレーボール協会主催)が12月5日(土)と6日(日)、大内長野のやまぐちリフレッシュパークで開催される。時間は5日が午前11時、6日は正午から。
 宇部商業高校出身の佐々木侑選手が所属する三洋電機、誠英高校出身の阪根範栄選手がいる大野石油広島をはじめ、GSS、柏、健祥会、KUROBEの6チームが来山。初日は3試合、2日目は2試合が行われる。チケットは前売りが指定席2千円、一般席千円で、グリーンスポーツやマルヤスポーツで販売中。両日観戦チケット1500円(一般席のみ)もある。問い合わせは市バレーボール協会・泉さん(TEL080-5624-1450)へ。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2009年11月28日

札の辻・21

 木の実が落ち尽くし紅葉が散り果て虫の声が絶えてくると、色どりと音に季節のリズムを奏でてきた秋は寂寥感だけを置き去りにしてゆく。
 しかし日本列島の冬はこれからさき太平洋側にあっては比較的に晴天が多くサンシャインの冬である。山口盆地の空に東鳳翩の稜線がくっきりと見られるのは冬に多い。
 冬は花の乏しい時期ともなるが、ひっそりと咲く花が次々に春来るまでをつないでくれる。
 まず山茶花は咲いては散り散っては咲き白や薄紅色の花びらを散り敷く。八つ手は乳白色で雪の結晶のように端正で紋章型の小さい花柄を見せ、外来植物のピラカンサは赤い実をびっしりと密生させて忍冬の意地を張っているようだ。
 そして晩秋から初冬へと季節の移動を身近に感じさせるムクドリの群れが椹野川の空を舞うようになり、街路の電線にもひしめき合って止まりおしゃべりをする。
 ムクドリは一年中日本全土に棲息するが、東日本では主として春から夏にかけて多く冬は少数しか見られない。逆に西日本では秋と冬に多い。夕暮れの空を一斉に鳴きながらねぐらに向かって数百羽の集団となり波状飛翔を繰り返すが竹薮や雑木林に落ち着く頃には囀りも小さくおだやかとなる。朝は早く日の出を待たず河川敷や農耕地のエサ場を目指す。江戸期の鳥類録に曰く「むくどり囀り高かれどもよろしからず」と。可哀想である。(鱧)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2009年11月27日

姿見の池 (長門市湯本)



 大寧寺を訪ねるが、今年の紅葉は例年より美しくなかったと思う。室町時代に山口に優れた文化を育てあげた大内義隆は、陶晴賢の叛乱に遭い、長門大寧寺に入る前に甲を脱いで、乱れた髪を整えようと姿見の池に映すが、顔が映らなかったといわれ、義隆は自分の命運が尽きたことを悟り自害したと伝わる。毛利元就も同時代を生きた。

苔の緑と楓のコントラストは美しい。紅葉を意図的でない仕上がりにする。
(ニコンD200 80ミリ F8 1/60秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2009年11月27日

12月山口市が「クリスマス市」に



「日本のクリスマスは山口から」実行委員会が宣言

 「12月、山口市はクリスマス市(X-CITY)に改名します!」。史実の下に「日本のクリスマスは山口から」事業に取り組む同実行委員会(多田桂次郎委員長)は、このように大胆宣言。20日にメンバーが渡辺純忠市長を訪ね、会期中(24日~12月26日)実施される約40の催しについて説明するとともに、ピンバッジを贈呈した。
 95年の本紙コラムでの史実紹介がきっかけとなり、山口商工会議所青年部が同事業をスタートしたのが97年。昨年からはさらなる広がりを目指し、実行委員会組織での運営となった。前述の宣言は「毎年12月には『X-CITY』に全国から人が集まるようにしたい」との思いからだ。
 旧サビエル記念聖堂を再現したイルミネーションは、新亀山公園ふれあい広場ですでに点灯中(午後5時~11時)で、それぞれの催しについては各所で配布中のパンフレットに詳しい。サンデー山口でも、あす28日から12月19日までの毎週土曜日、4回にわけて紹介する。
 問い合わせは山口商議所内の同実行委員会(TEL083-925-2300)へ。協賛金(千円につきピンバッジ1個がもらえる)も募集中だ。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2009年11月27日

稜線

 日本のクリスマスは山口から実行委員会による各種イベントが今年も12月中・下旬にかけて行われる。
 「フロイス日本史」に-山口において日本でははじめて降誕祭の祝いが催され、その知らせにキリシタン教徒は大いに喜んだ。彼らは夜明けの第2ミサまで留まり、ジョアン・フェルナンデスが朗読するデウスを讃美しながら夜を徹して祝った-とある。
 山口市史編さん室長の古賀さんは、山口が記録される初降誕祭に関する文献史料から、ミサの行われた場所は大道寺跡といわれるサビエル公園付近や道場門前の本圀寺周辺と推察する。
 今回のイベントはクリスマスイルミネーション点灯、アートふる山口のクリスマス企画展、2・3歳児向けのおはなし会、商店街でのクリスマスパーティー、クリスマスコンサート、キャンドルパレードなど多彩だ。
 近く合併する阿東町には徳川幕府時代の弾圧によって山口から避難した多数の信者たちの隠れキリシタン墓も現存し、今から約460年前後にかけて欧州、中国、朝鮮、琉球との国際文化交流時代のプロフィルが浮かぶ。
 日本のクリスマスは山口から-を、県内はもちろん県外にまで発信したいものだ。(F)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)稜線

2009年11月25日

No.137 新亀山公園入り口に「星の回廊」を制作 海内 麻弥さん



自身の卒業制作 “ひかりを演出するストリートファニチャーの提案”にもつながることから、「日本のクリスマスは山口から」実行委員会のイルミネーション部会に参加。新亀山公園内に昨日設置されたシンボルモニュメント・旧サビエル記念聖堂へと続く「星の回廊」の企画制作を行った。 
 目標としたのは「温かみと夢のあるイルミネーション」。周囲からアドバイスをもらいながら、星の形やLEDの付け方を何度も試行錯誤。42個の星が頭上に輝く、金色の回廊を作り上げた。「夢中になりすぎて、卒業制作があまり進んでいない」と笑う。

「照明一つでその場の雰囲気が自在に変わる所と、光がともった時の何とも言えない感動が照明の魅力。ぜひ、みなさんにも見て楽しんでもらいたい」
 点灯は12月26日(土)までの午後5時から11時まで。

1987年防府市生まれ、22歳。
06年に島根県立島根女子短期大学の家政学部生活科学専攻。08年に卒業後、山口県立大学生活科学部環境デザイン学科3年に編入。同大学プロダクトデザイン研究室で勉強中。
趣味は水泳、音楽鑑賞。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて

2009年11月21日

23日 山口天神祭



 山口の三大まつりを締めくくる「山口天神祭」が23日(月・祝)、古熊神社などを会場に開催。1618(元和4)年に毛利秀就が社殿を今の古熊に移して以来、約390年続く伝統行事で、古来よりの祭礼、御神幸行列を今に伝えている。
 午後1時に獅子舞とお網代車が古熊神社を、騎馬に乗った御先乗を先頭に大拝司、小拝司、花神子などの備立行列が八坂神社を出発する。二つの行列は1時20分に大市の札の辻で合流。呼び物の一つであるお稚児さんを乗せた宝恵籠と長持ちもここから参加する。
 総勢300人を超える一行は、「いさぎよい すなおな心」でお出迎えしようという意味の「イ~サヨイシ~ ヨイトマカナ~」という威勢のよいかけ声とともに街を練り歩く。コースは、大市~中市~米屋町~道場門前~西門前~今道大附~鰐石~駅通りを経て、3時に天神通りの御旅所に到着。天神さまのご神体を乗せたお網代の前で祭典を行い、獅子舞、稚児舞、長持唄を披露。3時45分に古熊神社神殿に帰着する際には、50段の石段を一気にかけあがる。最後には行列を終えた感謝と参拝者への「お福わけ」として、もちまきもある。なお、同神社で午前10時から市内小中学生剣道大会と市内中学生奉納相撲大会が、午後2時ごろからチビッコすもう大会も開かれる。
 【神役関係者】大拝司=中野武治(中央)▽小拝司=中村聡(吉敷)▽御先乗=上村伊吹(東山)▽花神子=重見清香(白石)▽神酒官女=北村紗弥(同)▽菊官女=徳本菜々美(東山)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2009年11月21日

札の辻・21

 会期も終わり近くなり中原中也記念館に-湯田温泉物語-企画展を見る。
 湯田温泉の発見伝説「防州吉敷郡湯田温泉記」や室町期に山口を訪れ十境の詩を詠んだ中国人趙秩の「湯田春色」をはじめ中原中也、種田山頭火、嘉村礒多、吉井勇、大岡昇平、司馬遼太郎など湯田温泉にゆかりのあった文人たちの色紙、短冊、書簡や作品を展示する。
 司馬遼太郎は紀行文学・街道をゆくの中で湯田温泉に数度宿泊し、宿の風格や、料理に同行の画家風間氏と共に改めて長州を感じたと書く。
 戦前・戦後の写真もある。川があり橋のある湯町の情緒ある風景がなつかしい。中也の子供時代から結婚記念、中原一家の写真には中也の詩“帰郷”の故郷思考が重なってくる。
 大岡昇平は友人中也回想のなかで『中也は長州人のもつ風土的な宿命感から逃避したい心境をひそめながら湯田は中也にとって小林秀雄にも述懐しているごとく湯けむりに詩情を暖めたいふるさとだったのではないか』と述べる。
 ―昼は酒一杯うどん一杯でむろん千人風呂に入った。これが目的の大半だから温泉はほんとうに良い―と山頭火の湯田風来居日記である。


 どんぶりと湯の
 あつくあふれる
 まひるひろくて私
 ひとりにあふれる湯
 記念館を出ると温泉宿の庭から落葉が風に舞っていた。(鱧)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2009年11月20日

普門寺 (山口市白石)



 臨済宗で本尊は十一面観音である。その昔に大内正恒が創建した寺があったが、1336(延元元)年大内弘直が再建し、その菩提寺となった。後、大内義隆の時、勅願寺として重建され、陶氏の兵乱により焼失するが、天正年間に再興された。幕末維新に大村益次郎が藩命により江戸から帰り、境内にある観音堂を宿舎として起居し、多くの諸生に教授した場でもある。(11月14日撮)

白壁を下部に配し、紅葉の楓の樹と電柱を5対1の構図にする。
(ニコンD200 18ミリ F8 1/125秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2009年11月20日

2年後の国体

 友人から錦秋の黒部渓谷の絵ハガキが届いた。紅葉した山々の自然の色はしっとりとして美しく、すーと身体に入ってくる。黒部まで行けない私は、市内の紅葉の名所(家から近い所)、維新公園や競技場辺りに自転車で一走り。黒部もいいけれど、ここも黄色や赤に染まった木々、池には白鳥と最高です。
 競技場の横を通ると、2年後の国体に向けて改修工事の真っ最中。横の工事用車両の出入り口から中を覗くと、観覧席の一部の骨格が見えた。ああ、あそこからいっぱいの人が競技をみつめ、熱い声援を送るのだ、とまだ骨組みだけの席をしばらく眺めていた。  今年の“トキメキ新潟国体”の県選手の活躍は見事でした。私は地方紙を購読しているが、国体開催中は連日紙面は県勢の活躍速報一色だった。?少年男子共通800キロメートルで全国初優勝・笹村直也”“レスリング成年男子グレコローマンスタイル96キロ級を圧倒的な強さで制した磯川孝生?
など。私は運動が不得手なので彼等に憧れる。選手の真剣な表情に、身体の底から突き上げる感動に震えます。自然な木々の美しさと同じ根源的なものを感じるのです。
 来年は千葉県で、そして次は山口県。身近に彼等の息遣いを感じられると思うと楽しみで、ペダルを漕ぐ足にも力が入ります。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)おんなの目