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店長情報

2009年12月30日

1月5日 県警察年頭視閲式



 「平成22年県警察年頭視閲式」が10年1月5日(火)午後2時から3時10分まで、阿知須の山口きらら博記念公園・多目的ドームで実施される。
 式典と警察部隊の行進に続いて、警察音楽隊によるドリル演奏。アトラクション終了後には、ドーム入口前で警察車両の展示もされる。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2009年12月26日

県大で“おいしい”国際協力 1食に付き20円が途上国へ



 「みなさん、“TFT”って知っていますか?」。14日の昼休み、県立大学食堂に学生たちの声が響いた。
 14日から18日まで同大学の食堂で、学生らが考えたヘルシーメニュー代金の一部が発展途上国に寄付される「TFT(テーブル・フォー・ツー)」という活動が実施された。中四国地方の国公立大学では初めての試み。寄付金額は5日間で5440円になり、TFT事務局を通してルワンダ、ウガンダ、マラウイの子どもたちの学校給食272食分(1食20円)に充てられる。
 TFTは、先進国の抱える肥満や生活習慣病等の問題と、発展途上国の抱える飢餓問題とを同時に解消しようとする取り組み。低カロリーの食事を1食食べる度に20円が寄付され、全国的には病院や企業の食堂などに導入されつつある。
 同大学では、有志によってプロジェクトが推進。期間中、豆乳味噌煮込みうどんと、日替わりスイーツとを販売した。学生や教職員だけでなく、地域の人や他大学の学生など、日ごろ食堂を利用しない人も訪れ、当初予定していた2倍以上の売り上げがあった。
 TFTのことを知らずに豆乳味噌煮込みうどんを注文した嶋本渚さん(21)は「以前学園祭で食べたときおいしかったので注文した。自分が好きな食事をすることで、少しでも貢献できてうれしい」と満足げ。同活動を推進してきた代表の玉川佑香さん(20)は「継続的にTFTメニューを食堂に導入できるように、新メニューを考案したり、学外の人を対象にした勉強会を開催するなど、さらに活動の幅を広げていきたい」と意欲を見せている。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2009年12月26日

札の辻・21

 年の瀬も近くなった一夜、ニューメディアプラザ山口で「江戸糸あやつり人形」の実演を見た。
 浄瑠璃語り、三味線演奏、人形の動作が一体となってつくり出す人形芝居は、慶長年間(1596~1614)から江戸では歌舞伎狂言にも登場するほど江戸っ子たちの間で人気を呼ぶ。
 当夜は特別に設けられた江戸時代風の操り舞台の上で、かっぽれ、黒髪、酔いどれ、ショジョジ、獅子舞などの演目が、江戸糸あやつり人形遣いの上條充氏のあざやかな手さばきによって見物客は江戸情緒に引き込まれ、達者な人形の動きに魅了されてゆく。
 なかでも私は「沖の暗いのに白帆が見える、あれは紀ノ国みかん船」の三味線ばやしに乗ってくり出した「ひょっとこ」「おかめ」のかっぽれはたのしかった。
 かっぽれは幕末に起こり明治中期に全盛をきわめた俗謡に合わせる唄踊りである。豊年踊りともいわれ大道芸であったものが歌舞伎の所作事となり寄席演芸ともなった。樋口一葉の「にごりえ」、森鴎外の「雁」の一節にも若い娘によるかっぽれが書かれている。
 上條充氏は近年南米各国やパレスチナなどで公演し、人気を博しているが、ヨーロッパ各国のあやつり人形は、指先の動きにまで感性のつたわる日本のあやつり人形には及ばない。
 風花の舞う師走の寒さを忘れるひとときであった。また見たい。(鱧)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2009年12月25日

正八幡宮の鐘楼 (山口市秋穂宮の旦)



 国指定重要文化財である秋穂正八幡宮と同時期の1740(元文5)年建立で、同形式の鐘楼が残っている例は県下でも少ないといわれ、建造時期が明確な事にも価値がある。09年9月に保存修理が完了。簡素で組物や彫刻などはほとんどなく、その主要部分は建立当時の松材であり、当時の建造物を再現された事に感動する。

鐘楼を大きく、本殿を小さくする構図に仕上げた。
(ニコンD200 18ミリ F16 1/125秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2009年12月25日

29日 名田島で田園正月フリマ



おもち、しめ縄、野菜、衣類

 「昨年末に始めた朝市から1年。5月にはこいのぼりを泳がせ、8月にはちょうちんルミナリエと銘打って開催、そして今回はしし鍋を300食用意していますので、ぜひ家族そろって名田島にお越しください」
 市南部の活性化を目的に、29日(火)午前8時から午後2時まで、名田島の山口南総合センターで「第4回山口田園正月フリーマーケット」が開かれる。同実行委員会主催、サンデー山口など後援。入場無料(雨天決行)。
 今回は、しめ飾りなどの正月用品を中心に、おもち、野菜、魚、衣類、花、飲食物まで150店舗が出店。また、うどんやたこ焼き、コロッケなどのほか、しし鍋300食(1杯100円)も販売される。
 実行委員長の三輪正明さん(63)は「“地域の同窓会”という意味でも、この日は多くの人に来てもらいたい」と呼びかけ、同センター指定管理者・さんびるの丹後英樹館長(37)は「地元にだいぶ浸透してきたのが実感でき、施設を知ってもらう意味でもうれしい。ぜひ、来年以降も続けていきたい」と話している。問い合わせはさんびる(TEL083-972-8333)へ。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2009年12月25日

稜線

 とある忘年会で今年も牡丹鍋(イノシシ鍋)を仲間たちと囲んだ。
 イノシシは縄文時代から現代まで最も一般的な日本列島山野の大型哺乳類であり、またシカと並んで農作物を食害する害獣である。
 そしてまた古代から食用の陸棲動物としても屈指の狩猟獣であることは、各地の遺跡から多くの骨が発掘されている。
 古くは弓矢でも捕殺されたが、イノシシは山地を通行する経路が一定しているところからワナ仕掛による捕獲も多く、現代でもイノシシ猟では行われている。しかしワナ猟によるイノシシ肉は捕獲後の内臓処理が遅れて獣臭が残ることもある。
 当夜のイノシシ肉は猟銃による牡丹色も鮮やかなもので、イノシシ猟では知られている湯田の中野和人さんが仕止めた。
 鍋を囲んで氏がおもしろい話をした。山口盆地を囲む山で獲れたイノシシはうまい。それは山に椎の実が豊富だからで、イノシシは雑食性だが、とくに椎の実を好むことが内臓処理をしたときわかるという。
 そういえば5、6月頃に鳳翩山麓から鴻ノ峯、仁保山系と盆地一帯の山々は黄金色をしたシイの花群に包まれる。
 害獣駆除と牡丹鍋、県庁の裏山まで山口は自然が息づいている。(F)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)稜線

2009年12月23日

「周防灘」松田正平

 

20日で堀木エリ子展が終了した。来館者は約2万人。思いのほか多くの方々に見ていただけた。伝統的なものに新たな命を吹き込んでゆく力のすばらしさが共感を呼んだのではないかと思う。
 来年は1月8日からコレクション展が始まる。なかでも「松田正平展 美しい絵はだをもとめて」では40点以上の油彩画が紹介されるので、ちょっと見応えのあるものになるだろう。一つひとつ作品を見てゆくと、時代によって絵具の塗り方、つまり、絵はだの味わいが異なっているのがわかるはずだ。
 試行錯誤を経て最後にたどりついた「周防灘」の画面には、不思議な明るさと軽さが漂っている。じっと絵を眺めていると、こんな光と空気をどこかで感じたことがあったような気がしてくる。
 松田正平展と同時に、小林和作や松林桂月の作品を紹介する展示も始まる。風景のとらえ方や描き方のちがいを見比べてみるとおもしろいかもしれない。

県立美術館学芸課長 斎藤 郁夫
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)サンデー美術館

2009年12月23日

No.141 「詩吟」部門で初めて山口県文化功労賞受賞 木原 治美さん



山口県初となる「詩吟」での県文化功労賞を受賞。「趣味で始めたことが、こんな大変な賞をいただけるなんて夢にも思わなかった」と笑顔をみせる。
 47歳の時「声がいい」と友人に詩吟を勧められた木原さん。すぐにのめり込み、9年後には、当時吟詠界のエリートコースといわれていた日本コロムビア吟詠コンクール全国大会で見事準優勝。06年の国民文化祭では、“山口方式”と銘打ち、より多くの流・会派の吟者が出場できるような形で開催し、全国の注目を集めた。このほか、詩吟を通して吉田松陰の教えを全国に発信し、青少年健全育成などにも貢献している。「今回、詩吟でも本気でやればこういった賞がもらえるということがわかったので、それが詩吟界で活動する皆さんの励みになれば光栄です」と受賞の喜びをかみしめた。

1931年2月10日、旭村生まれ。78歳。
87年に寶心流吟道寶水会創立。西日本若草吟剣詩舞連盟会長、日本吟詠総連盟運営委員、吉田松陰顕彰吟詠コンクール全国大会実行委員長などを兼任。力強い声を出すため、毎日1時間歩いて足腰を鍛えている。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて

2009年12月23日

「団塊世代の戦後史」

 なんということ、こんな挑戦的な本「団塊世代の戦後史・三浦展」に出会うなんて。それも師走に。家事をあまりしない私でも暮れとなれば雑用がある。
“団塊の世代は、古い共同体が生んだ最後の世代だ。戦争に負けて帰ってきた男たちによって、彼らは生を受けた。彼らの精神には、だから、否が応にも古い日本が刻印されている”。
 なんてことを言う! いや、団塊世代の私には思い当たることがある。正月に敬意を払い、迎える用意をせねばバチが当たり、幸せは金輪際こない気がするのだ。障子を張り替え、餅を揃える。玄関には門松を整える…。
 三浦氏の本を古本屋でみつけて、目次に気持ちが騒ぎ、100円で買った。 
 アメリカに洗脳された世代・子育てに失敗した世代(そんな…)・古い日本から生まれた自分へのやり場のない不満(その通り)・永山則夫―学歴コンプレックスとブランド志向・自由尊重という名の放ったらかしがフリーターを生んだ(人間の幸せとはなんだ!)・マイホーム主義の淋しい老後・離婚しても当然という風潮をつくる(目覚めただけ)…。( )内は私の独白。団塊世代の私には、ムッとする目次だ。手際が悪く忙しいので、本はまだ読んでいない。しかし、気になる。読まねば年越しができぬ。新年はこない。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)おんなの目

2009年12月23日

歴史の町山口を甦らせる会



DVD「大内文化の遺産」を市に贈呈

 このほど、山口市菜香亭の指定管理者でもある「歴史の町山口を甦らせる会」(福田礼輔理事長)が、自主制作したDVD「大内文化の遺産」(3巻組)100セットを山口市に贈呈した。
 このDVDは、最新の発掘調査や研究成果を基にした記録映像で、市民や観光客にわかりやすく「大内文化」の具体像を伝えようと、06年度から08年度にかけて1巻ずつ制作された。中世山口の都市像、大内家歴代当主、伝統文化の誕生、対外貿易、社寺建築などのテーマで構成されている。
 贈呈式は、14日にあった「山口市菜香亭開館5周年記念、第15回読売山口メセナ大賞受賞記念の集い」の中で実施された。同会は今年、山口メセナ倶楽部助成事業の中で顕著な功績だったものに贈られる同賞を受賞。その副賞(50万円)を使い、この贈呈用DVDを制作した。馬越帝介事務局長は「次世代を担う子どもたちのため、有効に活用してほしい」と、岩城精二市教育長に目録を手渡した。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース