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店長情報

2010年07月31日

県立山口美術館展

 8月22日まで山口県立美術館では“第2期コレクション展“が開かれています。私は先日訪ねてみました。我が家から近いのですがこの炎天下行くのには覚悟がいります。公民館で見つけた美術展のパンフレットがあまりにも美しかったので出かけたのです。陰影の中に浮かぶ女性のヌード。絹布を流したようなドロリとした水の姿。二つの写真が目をひきました。
 私は近頃美しいものにしか興味がありません。ヌードもそれに沿って観ていきますから、私と同じような(?)体型の女性達が、見事な重量感を伴ってリアルに描かれていても、今の私にはあまり興味がありません。「近代美術におけるヌードの意味の移り変わりとその表現の多様性をお楽しみください」と冊子に記されていますが私は偏った観覧者です。
 アラ、これは! ステキ。思わずほほ笑んでいました。これは美しい。2点の裸婦。松田正平作。目から胃に足先にずっと巡って全身へ、血が躍動しながら流れたのです。永年描いて描いて、それでも湧いて来るもの、軽みの美しさ、とでもいったらいいのでしょうか。黒い線で描かれたうつぶせの女性。二つのお尻とひらいた二本の足。悩殺。ああ、美しい。皆様暑い毎日ですが、どうぞお出掛けください。暑さも忘れてしまいます。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)おんなの目

2010年07月31日

化学物質含まない天然成分で塗装



「本物」のアンティーク家具を販売 

「 有害物質を出さない家具の店「ミュゼアンティーク」が、銭湯小路に誕生し、アンティーク愛好家だけでなく、アレルギーやシックハウス症候群に悩まされる人たちの間でも話題となっている。
 同店は、輸入家具・雑貨を取り扱う専門店として、1979(昭和54)年にオープン。このほどアンティーク家具の販売を中心とした店にリニューアルした。そもそもアンティーク家具とは、40年代までにつくられたものを指し、販売するには修復を必要とするものが多い。特に再塗装は重要だ。主流は、化学技術により合成されたウレタン樹脂やラッカーによる「現代塗装」で水や熱に強く、簡単にメンテナンスをすることができる。
 一方「ミュゼ」で扱われる家具は、化学物質を含まない天然由来の成分で塗装されたもの。この成分「シェラック」は、熱帯アジアに広く分布するラックカイガラムシの分泌物から採取される。室内の「汚染」を防ぎ、環境や人、他の生物を守ると同時に、木の「呼吸」を妨げず、質感や温かみ、本来の美しさをそのまま感じられる利点もあるという。用いられている技法は、公的な美術館や博物館でも採用されており、伝統的に受け継がれてきた。
 同店のオーナーは「長男がアレルギーに苦しんでいたことがきっかけで、この家具を扱うようになった。安心・安全のアンティーク家具を知ってもらいたい」と話す。
 店内には、チェストやキャビネット、ダイニングテーブルなど40~50点が常時展示・販売されている。また、CT触媒という、空気中の有害物質を吸着除去する特殊加工を施した造花も扱っている。問い合わせは同店(TEL083-920-7703)へ。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2010年07月31日

札の辻・21

 梅雨の雨足と川音に悩まされた仁保川河畔にも積乱雲の夏空とせせらぎが帰ってきた。
 梅雨前線豪雨はとくに梅雨後期に多くなる。雨は波状的に強弱を繰り返し、前線の停滞する九州北部から中国地方にかけては家屋浸水、土砂崩れ、死者・行方不明者などの被害が相次いだ。
 仁保川御堀橋付近は大雨警報と共に氾濫危険水域到達と度々テレビの全国ニュースで報道されるという情報発信地となり、橋の近くに住む身には見舞電話を各方面からお寄せ頂いた。
 いま河川敷は濁流に折れ伏していたアシ群も立ち直りカイツブリがせわしく泳ぐ姿も見かける。
 御堀橋近くの河川敷にはツユクサ(露草)も咲いていた。これから初秋にかけてあざやかなコバルト・ブルーの花が咲きつづく。路傍、畑地などにも咲くが藍色二弁の花は雨や朝露に濡れると、清冽で夏の花にふさわしい存在感を見せる。
 万葉の歌人たちはこの花をうつろい易い恋にたとえて詠い、文豪徳冨 蘆花は「露草を花と思うのは違っている。花ではない、あれは色に出た露の精である」と随想「みみずのたわごと」に書いた。古い時代からツユクサの花弁をしぼって染料にしたが花同様にすぐ色が落ちるので、今では京都友禅染の下絵を画くのに使用されているとか。
 ともあれくらしを支えているのは水である。川はさまざまな貎を見せて季節を流れる。  (鱧)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2010年07月30日

8月1日 東北のおいしい逸品がずらり



道場門前に「美味日本きたぐにさん」オープン

 道場門前商店街に8月1日(日)、青森・秋田・岩手各県と、福島市・米沢市(山形県)・魚沼市(新潟県)の特産品がそろう「美味日本 きたぐにさん」がオープンする。北魚沼産コシヒカリ、岩手産ひとめぼれ、みそ、漬物、菓子、水産加工品など、数多くの東北地方の特産品が並ぶ。また、店内にはイートインコーナーも設けられ、コシヒカリを使ったおにぎりセットや、アイスクリームなどが食べられる。
 「きたぐにさん」出店は、市の「中心商店街賑わい創出事業」による補助(11年3月末まで)を受け、道場門前商店街振興組合(吉松昭夫理事長)が活性化計画「道場門前コミュニティ事業」の一つとして進めるもの。同組合90%出資の有限会社どうもんが運営する。
 仕入れ品の選定にあたっては、吉松理事長が、福岡市や東京にある東北物産館を訪れ、人気の品を吟味。さらに、店長を務める三輪淳一さんとともに東北各地に直接足を運び、現地でしか手に入らない希少な品々を自らの舌で確かめ、選び出した。吉松理事長は「地元でしか目にすることのない特産品も数多くそろえた。モモの漬物など変わった品もあり、どれも絶品。西日本とは異なる、北国ならではのおいしさをぜひ味わってみて」と呼びかけている。
 なお、同商店街では「和韓薬膳茶房」の出店(10月末~11月初めオープン予定)準備も、中小企業庁「中小商業活力向上支援事業」の補助を受け、進められている。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2010年07月30日

稜線

 1369(応安2)年、大内氏の24代当主弘世が、京都・八坂神社(祇園社)を勧請したのが山口・八坂神社の始まり。そして、八坂神社の祭礼・山口祇園祭は、1459(長禄3)年に28代・教弘が京都から伝えたといわれており、約550年もの伝統を持つ。今年も、20日の御神幸、24日の御中日祭、27日の御還幸と、さまざまな神事が繰り広げられ、幕を閉じた。
 もともとは、向暑の疫病退散と、地域住民の繁栄・親睦を目的に始まった。江戸時代初期には、15の鉾と4基の山が街を練り歩き、鷺の舞や祇園ばやしなど、その豪華絢爛な様は「西国一」と賞され、地元はもとより近隣の村々、遠くは石見の国から押しかけるほどにぎわっていたという。しかしながら、太平洋戦争中に山鉾が廃止になり、祭り自体も2年間中断。戦後に再開したものの、往時のにぎわいは取り戻せていない。本家・京都や“先輩”の博多に劣るのは仕方ないにしても、小倉や戸畑など“後輩”に後れを取っている現状は歯がゆく、ぜひとも改善していきたい。
 さあ、次は1週間後の「山口七夕ちょうちんまつり」だ。6日(金)、7日(土)の2日間、夏の風物詩“紅ちょうちん”に、一人でも多くの市民にかかわりを持って欲しい。(K)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)稜線

2010年07月30日

秋吉台の牧場(美祢市秋芳町秋吉)



 緑の美しい秋吉台、牛たちが草原の中で生き生きと草を食べている様を見ると気持ちが安らぐが、宮崎県では口蹄疫で殺処分される報道があり、この地の牛は平和でいいなとの思いが頭によぎる。先日、民間種牛の処分終了の新聞記事を見て、特別の思いがある。目を見ると可愛いし、牛を処分した人達の苦悩を思うと、悲しい気持ちと絶望の感が良くわかる。
牛の頭部を左に、後部を右側にの構図の中に、中央の牛が何か話しかけているように見えた。
(ニコンD200 100ミリ F8 1/125秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2010年07月28日

「沐浴の前」1881年 アーサー・ヒル

 

コレクション展「ヌード―描かれた体、撮られた体―」が8月22日まで開催されている。写真、デッサン、油彩など、かたちとしてとらえられたさまざまな裸体の表現を比較して見ていくと、意外な発見があっておもしろい。
 そのなかのひとつ。この作品を見ていて、ふと、だしぬけに、「?」と思った。
 19世紀末のイギリス、ヴィクトリア朝の絵画。そういえば昔ヴィクトリア朝の絵画展を開催したな。左下の壺、アンフォラっていうんだっけ。で、これから沐浴するので衣を脱ごうとしているわけか…あれ? ここに描かれているの、男性?
 一度疑問がわきあがると、そんなふうにしか見えなくなってしまうのが不思議。うーん、今まで気づかなかったなあ。もし男性なら、プラトンやらイギリス世紀末やら、いろいろ考えてみないといけないだろうなあ…
 でも、皆さんにはどう見えますか?

県立美術館学芸専門監 斎藤 郁夫  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)サンデー美術館

2010年07月28日

No.170 チェーンソーアート国内第一人者 国際大会で日本人初の総合優勝 林 隆雄さん



このほど、米国ペンシルバニア州であったチェーンソーアートの国際大会「インターナショナル・エクストリーム・パワーカービング・コンペティション」において、4部門すべてで1位を獲得し、日本人初の総合優勝を果たした。「優勝は狙っていたが、全部門1位になれるとは思っていなかった。制限時間が短く、途中少し焦ったが、とにかく集中して自分の実力を出し切れた」
 チェーンソーアートを始めたきっかけは、仕事で8年前に依頼されたフクロウ像の製作。以来、趣味で作品を造り続け、国内外のさまざまな大会に出場している。「いつも応援してくれている人たちに少しでも喜んでもらえれば」と、地域イベントにも積極的に参加し、デモンストレーションなどを行っている。
 「よりリアルな動物の作品が造れるよう、今後も練習に励みたい」

72(昭和47)年3月15日、防府市生まれ。
ログハウス建築家。
製作活動に専念するため、3年ほど前阿東に移り住む。製作した作品に色をつけるため、最近はエアーブラシを猛特訓中。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて

2010年07月28日

8月29日まで 県立山口博物館 企画展 やまぐち動物大百科



 県立山口博物館(TEL083-922-0294)では、山口県に生息する動物たちの素顔を、見て、触れられる夏の大企画展「やまぐち動物大百科」を開催している。8月29日(日)まで。
 まず最初の展示コーナーでは、山口県の動物たちの進化・適応・絶滅、行動や習性、研究者による調査研究などをわかりやすく紹介。5万年前に県内で生息していたヤベオオツノジカの骨標や、体長2メートルにもなるトラの標本、調査に使う道具など150点ほどが並ぶ。
 続く「飼育と観察」コーナーでは、小型ほ乳類、昆虫類、両生類、は虫類、淡水魚類合わせて約60種類を生きたまま展示。昨年県内では初めて発見された「ナガレタゴガエル」や、いまだ県内で生息が確認されているのは1カ所だけという「ヒダサンショウウオ」などの希少生物、普段なかなか見ることができないモグラの生態なども観賞できる。8月1日(日)と14日(土)には、白ヘビふれあい体験も開かれる(当日整理券配布)。
 観覧料は一般600円、学生400円で、18歳以下及び70歳以上の人は無料。月曜休館(8月16日は開館)。

  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2010年07月24日

ちょうちんまつりで地域を活性化



イベント開催や軒先ちょうちん設置

 「地域の祭りを舞台に、一体感をさらに深め、地域活性化につなげられれば」。昨年、山口七夕ちょうちんまつりに合わせ、ちょうちん行列や瑠璃光寺五重塔前での点火式などを行ったおおどのコミュニティ協議会(全14団体)は今年、「つながる大殿七夕ちょうちんの灯実行委員会」を新たに立ち上げ、さまざまな催しを計画している。
 昨年好評だった、1本の竹に20個のちょうちんを付けた「大殿七夕ちょうちん」を木町、竪小路、後河原を中心とした道筋に50基設置するのに加え、今年は各家庭の軒先に飾れる「ちょうちんキット」を作成。ちょうちんとLEDろうそくを1セット(300円)にして、千灯を目標に、大殿地域約4千戸に設置協力を呼びかけている。
 また、浴衣を着て夜の観光名所を歩く「彩りイベント」、瑠璃光寺五重塔前での火打ち石を使った「灯起こしの儀式」なども予定している。
 同協議会事務局長の林道彦さん(65)は「大殿だけでなく、白石、湯田地域にも広がり、ゆくゆくは2万灯のちょうちんの灯をともすのが目標」と話している。
 問い合わせは大殿地域交流センター内の同協議会(TEL083-924-5592)へ。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース