アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 70人

店長情報 トップページ
店長情報

2011年07月30日

県内経済は上向きに 財務省山口財務事務所


 財務省山口財務事務所(TEL083-922-2190)は、4月から6月における「山口県内の経済情勢」を28日に発表。各種統計および調査から「東日本大震災の影響により弱い動きが続いているなか、上向きの動きがみられる」と判断した。その理由は「企業収益」が増益見通しで、「設備投資」も前年度を上回る見通し。「生産活動」は弱い動きの続くなか上向きで、「個人消費」も緩やかに持ち直しつつある。また「雇用情勢」は厳しい状況にあるものの、緩やかな持ち直しの動きが続いていることなどだ。
 「個人消費」を詳しく見てみると、「百貨店」は暑さ対策商品が好調なものの、婦人服を中心に低調で、売上高は前年を下回っている。「スーパー」は主力の飲食料品のうち冷凍食品などが好調だが、野菜価格が低めで前年売り上げを下回る。次に「コンビニ」販売は、たばこが好調で前年を上回っている。「ホームセンター」は出店効果に加えて園芸用品が好調で、前年を上回る販売額。また「家電量販店」は、節電意識の高まりによるエアコン、駆け込み需要でのテレビ販売持ち直しなどで前年販売額を上回る。「乗用車」の新車登録・届出台数は、大震災による納期遅れにより前年を大幅に下回っているものの、生産の回復に伴い、持ち直しの動きが見られる。
 さらに小売業者からは「LED電球は震災前から好調で、LED天井照明も6月はよく売れている。また、住宅用火災報知器は設置義務化を受け、5月から爆発的に売れている」「震災の影響を直接受けていないこともあり、自動車の買い換え需要は常にあると思う。エコカー減税が終了する来年3月の前には、駆け込み需要が期待できる」などの声も聞かれた。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2011年07月30日

札の辻・21

 太平洋はるばる
 土用鰻かな

 このほど新聞俳壇に載っていた投稿句である。
 ウナギは遠くフィリピン東方沖の海域で孵化しレプトセファルス幼魚となって東南アジア沿岸に漂着するとシラスウナギとして各河川を遡上する。夜行性の貪食家で川エビ、川ガニなどを捕食し生長してゆく。
 日本人とウナギのつき合いは古い。万葉集の巻十六に大伴家持のウナギに寄せた和歌をはじめ、「江戸の背割り大阪の腹裂き」といわれたごとく江戸時代から関東関西でウナギは庶民の味覚であった。
 歌人斎藤茂吉は70年の生涯で一万八千首を詠んだが、その創作意欲を支えたのはウナギだった。茂吉全集の茂吉日記にはウナギに関する記述があふれている。茂吉の食べたウナギについては随想「茂吉と鰻」が短歌新聞社から出版されたほどである。茂吉の次男北杜夫は「おやじのウナギは医学的には解明できない。心理的な自己暗示だろう」と解説している。
 わが体験から言えば、ウナギ屋は待たせるものと決まっている。活ウナギをさばき串を打って白焼にし、関東流なら一度蒸してからタレをつけてとなると30分ほどはかかる。お新香で酒をふくみながら待つ。
 ウナ重でもウナ丼でも良い、土用の食感はウナギ昇りである。
         (鱧)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2011年07月29日

8月7日 「山口薪能」開催目前



火入れ奉仕者、介添え役決まる チケットは残りわずか

 野田神社能楽堂で8月7日(日)にある「山口薪能」開催まで一週間余り。このたび、火入れ奉仕者に渡辺純忠市長と中山修身実行委員長が、その介添え役に小山哲彦さんと岡本秀一さんが選ばれた。4人は、当日午後7時ごろ、本殿でおこした火を舞台周辺の薪に入れ、狂言と能の舞台の開幕を告げる。
 2年ぶり・15回目となる今回の薪能は、粟谷能夫(重要無形文化財総合指定保持者)や野村萬斎など豪華な顔ぶれがそろうとあって、電話予約には東京や大阪など全国各地から申し込みが殺到し、S席はすでに完売。A席(8千円)、B席(5千円)、C席(3500円)には若干の余裕があるが、チケットが購入できるのは、あす30日と31日(日)の同神社での窓口販売を残すのみ。なお、各席の位置指定も可能だ。
 仕舞「融」では、人間国宝の友枝昭世が登場。メーンとなる能「船弁慶」では、シテ(主役)を粟谷能夫、アイ(ナレーター役)を野村萬斎が務める。都落ちした源義経の旅の道中での物語で、前段は静御前との哀切な別れ、後段は平知盛の霊のたたりと弁慶の祈りなど劇的な場面で構成されている。静御前の優美な舞と知盛の激しい動きといった、異なる人物を粟谷が演じ分ける。場面転換の鮮やかさ、囃子の描写音楽的な用法などでも人気の曲だ。そのほか、野村萬斎がシテを務める狂言「磁石」、舞囃子「忠度」や仕舞「羽衣」など、巧みな演者による幽玄の世界が繰り広げられる。
 問い合わせは同神社社務所(TEL083-922-0666)へ。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2011年07月29日

稜線

 23日夕方に中市町の中心商店街で発生した火災では、9棟・約1700平方?が全半焼した。被害にあわれた皆様、また関係者の皆様方には、衷心よりお見舞い申し上げます。
 16世紀前期、石州街道沿いに「大町」(大市、中市、晦日市=米屋町、十日市=道場門前など)が形成。以来約500年間、形を変えながら、永々と中心商店街は存続してきた。くだんの地は、大正時代には石迫小間物店、嵯峨印刷所、山根理髪店、佐古化粧品店、吉見酢屋などが並んでおり、その近くには山口町役場、向かいには山口郵便局もあった。また、明治末期に同町内で栄えていた商店として、八木・梅田・大村(呉服)、山田・中安部(酒)、山陰堂(菓子)、木津屋・富永(薬)が、山口市史には挙げられている。
 山口の伝統・文化とともに歩んできた中心商店街。20日から27日にかけて開催された山口祇園祭や8月6日(土)・7日(日)の山口七夕ちょうちんまつり、11月にある山口天神祭などの伝統行事も、長年にわたる商店主の皆さんの支えがあってこそ成り立っている。
 火災の現場にたたずむと、今はまだ言葉も出ないが、500年という長きにわたって、幾度となく試練を乗り越えてきた街だ。短期間での復活を願いたい。(K)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)稜線

2011年07月29日

山若山牧水歌碑(山口市香山町)



 全国の五重塔を撮影するが、山口の塔は桧皮葺であり、屋根の反りは日本一だと思う。明治40年6月牧水21歳の時、東京から宮崎の郷里に帰省の途中、この地を訪ねて詠んだ歌は「はつ夏の 山のなかなる ふる寺の 古塔のもとに 立てる旅人」。碑の書は夫人のもので、田んぼの中にぽつりとあった古塔の記憶が残る。
碑を右に配し、塔を左にするが枝打ちされない樹があり、表現出来ない事が残念。
(ニコンD200 10ミリ F8 1/60秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2011年07月27日

No.218 湯田温泉に新オープンした古稀庵の総支配人 田中 典康さん



「お客様一人ひとりが『自分の別荘に来た』という感覚で気楽に過ごしていただけるよう、一番厳しい“お客様の目”でスタッフが見て、考えて、実行する」。湯田温泉では約10年ぶりの新規宿泊施設として、今月6日に旧ホテルタナカ跡地に開業。離れ形式の和モダン客室、雑木林の広がる庭園…。市街地の様相から壁を隔てた先に広がる別世界に訪れる宿泊客は、その半数近くが市内と山口近郊に住む人というから驚きだ。
 「普段と違う絢爛豪華な“非日常空間”演出に高揚するも、帰宅してから『やっぱり家が一番落ち着く』というのはよく聞く話。古稀庵で徹底するのは「高級」ではなく「高品質」。家にいるよりも少し贅沢で便利でくつろげる“特別な日常”を感じてもらい、もう一泊したい、すぐまた来たいと思ってもらえる宿であり続けたい」

68(昭43)年2月、小郡生まれ。
山口高校・学習院大学卒。大学3年時の学園祭で、所属するテニスサークルで出店した焼鳥屋に、在学中の黒田清子さん(紀宮清子内親王)が立ち寄られ、直接焼き鳥を販売したことが生涯の自慢。4年時には念願の「学生結婚」も実現させた。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて

2011年07月27日

フヴァシリー・カンディンスキー 「オランダ―ビーチチェア」1904年 レンバッハハウス美術館蔵

 

カンディンスキーと青騎士展が今月5日から始まった。抽象画の創始者として名高いカンディンスキーとその仲間たちの作品60点を紹介している。
 会場に入って作品を見ていくと、まだまだ抽象に至らない初期の小さな絵もいいなと思った。
 たとえば、塗り残しだらけのキャンバス地が見えるこの小品。ペンティングナイフで無造作にこすりつけたようなタッチのわずかな厚みが、意外にも存在感たっぷりにキラリと輝いている。本物を見てちょっと驚いた。写真では決してわからない。そういえば先日の講演会で、講師の先生が「もし一枚だけカンディンスキーの絵がもらえるなら、これがほしい」とおっしゃっていた。「ふーん、そうなんだ」と思ってもう一度見てみる。なんだか私もほしくなってくる。今まで気づかなかった絵の魅力が発見できるのも、やっぱり本物を間近で見られる展覧会ならでは、と思った。

県立美術館学芸専門監 斎藤 郁夫  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)サンデー美術館

2011年07月27日

暑い夏の熱い芸術

 萩美術館・浦上記念館で初夏に開催された“ルーシー・リー展”。8月7日まで開かれている“駒井哲郎1920―1976”。下関美術館で7月31日まで展示中の“画家たちの二十歳の原点”。山口県立美術館で9月4日まで開催中の“カンディンスキーと青騎士展”。県内はこの暑い夏、熱い芸術の真っ盛り。私は全部巡ったのです!
陶芸家ルーシー・リー展では、金や赤、青、黄色などの色鮮やかなボタンに魅入られた。1938年戦争でウイーンからロンドンに亡命して生活の為に焼きはじめたボタン。服に必要なボタン。球形を押しつぶした形や四角、捻られたもの等様々な形。大きさも柄も幾種もある。こんな美しいボタンを苦しい戦時中でも身につけていた女性達。一瞬でも微笑む時間を持てたのだ。陶芸家ルーシー・リーの孤高と威厳に満ちた一生に、私は憧れと尊敬の気持ちで一杯になった。“画家たちの二十歳の原点”では、投げかけられる若い苦悶と旺盛な生命力に圧倒され友人としばし沈黙。“駒井哲郎”展では精密な描写と「夢こそ現実」という言葉に頷いた。背景のレースが美しい「R夫人像」の絵ハガキを買った。カンディンスキー展は、一度見たがもう一度見てしばらく考えたい。抽象を発明した男について。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)おんなの目

2011年07月27日

8月14日 “世界一受けたい授業”参加者募集



「カンディンスキーと青騎士展」にちなみ青島広志が音楽講座

 「カンディンスキーと青騎士展」が、9月4日(日)まで県立美術館で開催されている。時間は午前9時から午後5時まで(入館4時半)。月曜休館。
 抽象画の創始者といわれるヴァシリー・カンディンスキーは、30歳でモスクワからミュンヘンに移住して、画家としての人生をスタートさせた。館内では、抽象画に行き着くまでの過程を「写実的」「単純化」「抽象的」のコーナー順に見ることができる。また彼とともに、ミュンヘンで斬新な美術運動を展開したガブリエーレ・ミュンター、フランツ・マルクなど「青騎士」たちの作品も同時に展示されている。
 この展覧会を記念して8月14日(日)午後1時から2時半まで、県教育会館で音楽講座「青騎士たちと新ウィーン?楽?派」が開かれる。講師は作曲家で東京芸術大学講師の青島広志氏。これまでに手塚治虫原作の「火の鳥」など200曲にも及ぶ作品を生み出したほか、ピアニスト・指揮者としての活動やイベントのプロデュースも数多くこなしている。テレビ朝日系「題名のない音楽会」や日本テレビ系「世界一受けたい授業」などの出演でも人気。講座では絵と同様に、音楽の移り変わりなどをユーモアを交えてわかりやすく語る。
 定員500人で、受講料は500円。申し込み・問い合わせは同館(TEL083-925-7788)へ。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2011年07月23日

山口祇園祭でにぎわう 商店街で夏の夜市を楽しもう!



 山口祇園祭が開かれ街中が活気づく中、20日に続き御中日祭のあす24日と最終日の27日(水)午後7時から9時まで、市中心商店街で毎年恒例の「夏の夜市」が開催。老若男女が楽しめるゲームやイベントでお祭り気分を盛り上げるほか、商店街の店舗も営業時間を延長するなどして、お得なサマーセールを実施する。
 道場門前商店街(同振興組合TEL083-922-4983)では、ニンテンドー3DSや32型デジタルテレビ、扇風機といった豪華賞品が当たる輪投げ大会(1回100円)をどうもん広場で開く。
 一方、中市商店街はNac前にて、小さな子どもが楽しめる輪投げ、ボール投げ(24日のみ)、カーリングゲーム(各1回100円)を並べる。さらに目玉イベントとして、24日は「復活! ビンゴ大会」も開催。自転車、お買い物券、お菓子など100個の賞品を用意し、当選確率は高い。「店主・店員による“手作り”夜市で、祇園祭と商店街を盛り上げます! ぜひ遊びに来てください」と同商店街は呼びかけている。
 そのほか、米屋町商店街などでも夜市イベントがある。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース