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店長情報

2013年03月30日

吉敷佐畑に「軽井沢通り」 地域住民ら4月に祭りを初開催



 山口に“避暑地”が出現!?
 吉敷佐畑の地域住民が、良城小裏門から玄済寺・龍蔵寺にかけての約1・3キロの沿道を「よしき軽井沢通り」と命名し、4月28日(日)に大規模なお祭りを初めて開催することになった。
 佐畑地域に住む蔵重昭子さんと竹田悦子さんらが中心となり企画。昔に比べ、住民が顔を合わせる機会が減り、街に元気がなくなってきたと感じていたことから、地域を盛り上げるイベントを開催すれば、住民同士の新たな交流が生まれ、地域の一体感が醸成されると考えた。
 「軽井沢」という名称は、山のふもとにあって市中心部に比べて涼しい気候や、おしゃれな街というイメージのある同地に少しでも近づきたいという願いを込めて命名された。
 今年1月に蔵重さんが代表を務める実行委員会が発足。約40人の会員が、祭りに向けて準備を進めている。当日は午前9時半から午後4時まで、フリーマーケットや飲食物の屋台、楽器演奏や紙芝居など多彩な催し物が計画されている。
 蔵重さんは「地域が一丸となって祭りを成功させ、春の恒例行事にしていきたい」と意気込んでいる。
 問い合わせは、蔵重さん(TEL090-7127-8340)か、竹田さん(TEL090-4653-1904)へ。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2013年03月30日

札の辻・21

早間田にあるヤキトリ屋の別室を借りて、友人たちと久しぶりにイノシシ鍋を楽しむ。
 シカは紅葉鍋、イノシシは牡丹鍋と古くから別称を持つ。因に馬肉は桜鍋と呼ぶ。
 われわれは山口周辺の山で仕止められたイノシシ肉に、大根、ネギ、ニンジンの地野菜を鍋にしてとり囲む。
 イノシシは石器時代から狩猟対象獣とされてきたといわれ、原始的な特徴をもつ野獣で愚鈍なイメージを想像するむきもあるが大違いで、鋭敏な嗅覚と聴覚を持ち、動作はす早く刃物のごとき犬歯を使って対象相手に致命的な打撃も与える。
 本州の野生動物の中でイノシシが一向に減少しないのは、多産であると共に雑食性で草木の根や実、キノコ類、コケ、カエルからミミズまで食べ人里に出没し稲田や菜園まで荒らすからという。
 友人で夏は川漁、冬は山猟に凝っている湯田の中野和人氏に聞くと、
―西中国山地の鳳翩山麓から時には島根県境まで出猟することもある。しかし昨今は山林の荒廃したところも多く、イノシシの生息テレトリーの変化が激しい。シイ、ナラ、クヌギ、など自然林の木の実も少なくなり猟人もまた年令的に減少してきたが自分は依然として自然派だ―と話す。
 1872(明治5)年に肉食解禁宣言が発令される以前からイノシシだけは薬食いとして江戸でも珍重されてきた。(鱧)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2013年03月29日

稜線

 アジア地域の東端に位置する日本列島は南北に長く、沖縄から北海道まで北緯26度から45度に及んで緯度の隔たりは大陸国家とほぼ同じ程になっている。
 山口市の場合も阿知須から徳佐まで南北に長く春の花前線にもいくらかの差が見られる。
 目下サクラ前線は九州より列島を北上中で山口でも後河原の河畔に繚乱の花季を迎える。
 前線の移動速度は時速20~25キロが平均的といわれ、開花日の高さでのズレは3~4日に及ぶ。
 花は里より咲きはじめ紅葉は山から染めてくると日本列島の春と秋の生物季節の高低地による相違が観測資料の実態とされている。
 サクラはバラ科の植物で、古くから野生のヤマザクラを指して現在ではソメイヨシノが主体となってきた。
 サクラの栽培は古くて室町時代から各品種がつくられるようになり江戸時代に及ぶと全国的に育成が盛んになる。
 フランシスコ・サビエルが領主大内に面接した頃は後河原にサクラ咲く風情があったといわれ、京都と並び山口のサクラ暦の歴史は長い。
 サクラは中国やヒマラヤにも自生するが日本ほど多種多様ではない。
 山腹から岬まで山口は桜色に染められていく。(F)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)稜線

2013年03月29日

仙台市から自転車で日本一周 松原大さんが山口市内に到着



 仙台市から自転車で日本一周を目指している松原大さん(24)が26日、山口市内に入った。出発してから10カ月、約1万4千キロを走破しての到達となった。
 東日本大震災をきっかけに、日本のことをもっと知りたいと考え、1年間勤務した会社を退職し、昨年5月に仙台市を出発。日本列島を反時計回りで巡り、北海道の宗谷岬から日本海側を南下して、日本最西端の与那国島(沖縄県)まで行ったという。松原さんは「自然や落ち着いた街並みが素晴らしい場所」と、山口の魅力を話した。今後は、広島県や四国地方を経て、夏には日本一周を達成する予定だ。
 旅の様子は、松原さんのブログ(http://mugenhensoku.wordpress.com)で見ることができる。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2013年03月29日

赤祢武人の碑(山口市旭通り)



 赤祢は柱島の医家に生まれる。幼少は僧月性に学び、更に阿月の克己堂に入るその時期、赤祢家の養子となる。のちに吉田松陰、梅田雲浜を師友とする超エリートである。1863(文久3)年高杉晋作の後をうけて奇兵隊総督となり、下関で外艦と戦ったが、幕府に近づき長州の立場を説明した事が内応と見られ、この地で処刑される。無念の事である。
樹を左右に配し、碑の文字が見える時の撮影にする。
(ニコンD200 20ミリ F8 1/125秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2013年03月27日

No.301 文部科学大臣表彰 すこやか秋穂っ子プロジェクト会長 原田 洋子さん



成長期の子どもに正しい生活習慣を身に付けてもらおうと、文部科学省が推進する「早寝早起き朝ごはん」運動の普及に貢献したとして、会長を務める「すこやか秋穂っ子プロジェクト」が7日、大臣表彰を受けた。 同会は08(平20)年に発足。秋穂地域の幼稚園や保育園、小中学校などと協力し、就寝前に読み聞かせをして早寝を促すため、年齢ごとに選書した絵本を各家庭に貸し出したり、小中学校合同の保健委員会開催など、地域を挙げて子どもの生活改善に取り組んだ。「進んで寝支度をするなどの成果があった。規則正しい生活で自分に自信が持てるようになる」と、その大切さを強調する。
 市立図書館協議会委員も務め、使いやすい図書館づくりを研究しようと71歳で県立大大学院に入学、昨春に修了した。「学んだことを生かして地域発展に貢献したい」

38(昭和13)年8月、小野田町(現山陽小野田市)生まれの74歳。県立大国際文化学研究科修了。市社会教育委員会議・議長など活動は多岐にわたる。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて

2013年03月27日

30・31日 生協まつり開催 抽選会、キャラクターショーなど



 毎年およそ10万人の来場者がある、コープやまぐち主催の「第38回生協まつり」が、今年も30日(土)と31日(日)の2日間、維新百年記念公園の県スポーツ文化センター一帯で開催される。時間は、午前9時半から午後5時(31日は4時半)まで。会場周辺のサクラが見ごろを迎える時期と重なり、多彩なイベントとともにお花見も楽しめそうだ。
 メーン会場のスポーツ文化センターでは、恒例の「お楽しみ抽選会」が実施。特賞の東京ディズニーリゾート1泊2日ペア旅行券、1等のココランド山口・宇部宿泊券ほか、約100種類もの賞品が用意される。
 また、試食販売や産地直送コーナーもあり、農協や漁協といった生産者団体のほか、食品メーカーなど約120社が出店。新鮮な野菜や果物、加工食品、日用品などが通常よりも割安な価格で購入できる。アリーナ前広場には、ラーメンや焼き鳥、ドーナツといった飲食品の販売、文具や雑貨類などのメーカー・問屋直売コーナーも並ぶ。
 一方、野外音楽堂でも催し物が盛りだくさん。子どもたちに人気のキャラクターショー(入場無料)は、30日に「アンパンマン」、31日に「仮面ライダーウィザード」が登場。各日2回で、午前11時半からと午後2時半から。ショーの後にはサイン&撮影会も開かれる。そのほか、大ビンゴ&抽選会(入場料200円、両日とも午前10時35分と午後1時45分から)、よさこい演舞(31日午後0時10分~、2時半~)、ミニSL試乗など、さまざまなプログラムが用意されている。
 なお、両日とも近くの県国際交流協会に臨時駐車場が設けられ、シャトルバスも運行される。
 問い合わせは同イベント事務局(TEL083-927-5510)へ。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2013年03月23日

ホタル飼育で県内初の快挙 宮野小が環境大臣賞 附属山口小は奨励賞



 ホタルの飼育や水辺環境を守る活動を表彰する環境省の「こどもホタレンジャー」で、宮野小5・6年生が所属する「ホタル委員会」(17人)が、最高位の環境大臣賞を受賞。04(平16)年から実施されている同表彰で、県内初の快挙を成し遂げた。さらに、山口大附属山口小3年1組(34人)が、奨励賞に輝いた。同小は昨年に引き続き2度目の入賞となった。
 前者の応募テーマは「宮野小のホタル飼育を見つめ直し、よりよい飼育方法を見つけよう」。30年にわたって続けている飼育実績を基に、幼虫を放流する椹野川の水質や、温度変化でホタルのふ化やその後の成長がどう変わるかなどを観察。「調査、記録、とりまとめ、考察のいずれも小学生の取り組みとしては大変レベルが高い」と評価された。
 同小では、毎年6月に椹野川で成虫ホタルを採集。校内の飼育室「ホタルーム」で産卵させ、幼虫を育てている。夏休みの間も当番制で、餌となるカワニナの捕獲や、水槽の水替えなどの世話をし、9月には体長約3センチに育った幼虫を放流する。
 担当の内田眞教諭は「クーラーの温度を22度から24度に上げると、ふ化が9日間も早まり、気温の変化が生育に影響を与えることなどが分かった。1年間、児童が頑張って取り組んだことが評価されてうれしい」と話している。
 一方、後者のテーマは「みんなの手で守れ! ホタルのすむ水を」。大殿ホタルを守る会事務局長・岡田勝栄さん(元サンデー山口社員)や山口農林事務所職員の指導を受けながら、校内にある側溝に自生するゲンジボタルの保護などに取り組んだ。
 担任の瀧口稔教諭は「昨年の少雨で側溝の水が枯れてしまったが、岡田さんのご指導で回復できた。子どもたちは水や環境保全の大切さを、身をもって感じたと思う」と話している。
 27日(水)には、環境省で表彰式が開かれ、両小の代表が参加する。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2013年03月23日

札の辻・21

 おもかげは
 金子みすゞや春の傘
        変哲
 昨年暮の12月10日に亡くなった小沢昭一(俳号変哲)著“俳句で綴る変哲半生記”の中の一句である。
 変哲氏は俳句と出会って四十余年、こころを詠んで約四千句をまとめたと語っているが、句集には吾々と同世代のもつ戦争末期と戦後混乱期の思索と懐旧がないまぜになってにじみ出ている。
 いま大阪では大相撲の春場所で「春場所の草履の音や浪花風」と「幕下の春優勝の一斗樽」の2句は関取りよりも幕下力士に注目する変哲好みが触れ太鼓に重なる。
『春の夜の春来たる音
 春あらし
 私には相当にボケが進んでおりますが、でもまあ俳句のおかげかあと思っております。
 俳句はたのしいのです奥が深くて、やればやるほどムズカシクなることをふくめて、私もう八十才の大台にのりました。もう少し、世の中にオジャマしたいと思いますが俳句にすがれば叶うかも知れません最後に私めの心境句を、
 もう余禄
 どうでもいいぜ
 法師蝉
          』
 民放大会のレセプションで氏と周防サル回しの話をしたことをなつかしく思い出す。
 雪舟の庭と伝えて
 小さき滝   変哲
 サル回し取材で来山したときの句だろうか。
         (鱧)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2013年03月22日

稜線

 前々回の小欄でも紹介したが、「湯田温泉スリッパ卓球大会」(サンデー山口共催)が6日、(財)地域活性化センターが主催する「第17回ふるさとイベント大賞」の「奨励賞」を受賞した。
 大賞に輝いたのは、江戸時代から続く「脚折雨乞」(埼玉県鶴ヶ島市)。そして、優秀賞は「あさひ砂の彫刻美術展2012」(千葉県旭市)および「松江水燈路」(島根県松江市)が、奨励賞は「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2012」(富山県高岡市)と「さかいで塩まつり」(香川県坂出市)が、本大会とともに受賞した。
 9人からなる選考委員を代表して総評した北川フラム委員長(アートディレクター)と竹下景子委員(女優)によると、ただ1度だけの開催で選ばれた本大会は、「今後への期待」も含んだイレギュラーでの受賞。発想がおもしろく、老若男女誰でも楽しめるという参加へのハードルの低さが評価された。さらに「温泉地の活性化にはいろんなやり方がある、という良い事例」とも。
 4月6日(土)開催の第2回大会への参加申込締め切りは、きょう22日。「老若男女誰でも楽しめる」ので、まだの人は急いで事務局(TEL083-925-6843)へ!(K)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)稜線