サンデー山口

　九電工山口支社（山本則幸支社長）が、「美しいまち山口運動」のタスキをかけて、10月20日午前9時から約2時間、木戸公園周辺を清掃した。
　10人が手分けしてごみを拾い、家庭用ごみ袋10個分が集まった。
　同支社による10月の木戸公園清掃は、今年で5年目。「例年と比べると、全体にごみの量は少なかった。ただ、タバコの吸い殻や空き缶など、駐車場に放置されたごみが気になる。みながモラルを守り、きれいに公園を利用するよう、心がけてほしい」と同支社。
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　「美しいまち山口運動」は、「ボランティア活動中」と書かれたデニム製のタスキをサポーター企業による拠出で制作し、無料で配布する活動。タスキを掛けることで人の目を気にせずに、堂々とごみ拾いや草刈りができるようになります。市民みながそうすることで、まちは自然ときれいになっていく―。
　タスキはサンデー山口本社（神田町）で配布中。また、清掃活動の日時、内容、当日の写真などを本社へ送っていただければ、可能な限りその活動を紹介します。  

▲左：エリック宮城　右：小曽根真

　2003（平成15）年の第45回グラミー賞にノミネートされたこともある世界的ジャズピアノスト・小曽根真と、スティービー・ワンダー、フランク・シナトラ、ＳＭＡＰ、サザンオールスターズなど国内外の有名アーティストと共演している「スーパートランペッター」エリック宮城による「小曽根真ウィズエリック宮城　クリスマス・ジャズ・セッション」が、12月9日（水）午後7時から開かれる。会場は、市民会館（中央2）。
　小曽根は、1983（昭和58）年にバークリー音楽大のジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年、米ＣＢＳと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「ＯＺＯＮＥ」で世界デビューした。舞台・映画音楽も手掛けるほか、近年はクラシックにも取り組み、国内外の主要オーケストラと共演するなど多方面で活躍。2014（平成26）年2月には、ニューヨーク・フィルハーモニックのアジアツアーにおいて、初の日本人ジャズピアニストとしてソリストに抜擢、成功を収めた。国立音楽大教授でもある。
　ハイノート・ヒッター（超高音域奏者）として知られる宮城に加えて共演するのは、米クリントン前大統領主催のプレジデント・サミットやマルサリスのグラミー賞ノミネートアルバムのライブレコーディングにも参加した中村健吾（ベース）と、山下洋輔ビッグバンドのメンバー・高橋信之介（ドラムス）。日本ジャズ界のトップミュージシャン4人によるセッションが、目の前で繰り広げられる。また、終演後には、出演者のサイン会も予定されている。
　前売券は、一般4千円、学生2千円。市民会館、ＹＣＡＭ、チケットぴあ、ローソンチケットなどで購入できる。当日券は各500円増。託児サービス（有料）の利用は、同2日（水）までに同館（TEL083-923-1000）へ。  

　レノファ山口ＦＣのサッカー・Ｊ3リーグ優勝を記念して、市中心商店街では、「優勝セール」を開催中だ。
　特定の品物・サービスを値引いたり「全品2割引」にするなど、内容はさまざま。同チームのシンボルカラー・オレンジにちなんだセール内容や、合言葉による特典を用意した店舗もある。セール期間も、各店によって異なる。
　詳細は、市中心商店街情報サイト「山口街中」（http://www.yamaguchi-machinaka.com/）を参照のこと。  

　12月4日（金）午前10時から正午まで、県婦人教育文化会館（カリエンテ山口、湯田温泉5）で、（一財）言語交流研究所ヒッポファミリークラブの講演会「7カ国語で話そう。」が開かれる。
　講師は、「外国人が怖かった」自分と同じにさせたくないと、6年前に2人の息子と活動を始めた鞍田照子さん（北九州市）。自分も子どもも、気付けばどの国の人とでもコミュニケーションできるようになった体験談と、多言語の自然習得などについて話す。
　さらに、同日午後6時半から8時半まで「親子で参加できるワークショップ」も開催。いろんな国の言葉や歌によって、多言語体験ができる。会場は白石地域交流センター（本町1）で、定員は10組。
　どちらも参加は無料だが、事前申し込みが必要。同クラブへ電話（TEL0120-557-761、平日の午前9時～午後5時半）するか、ウェブサイト（http://hfcw.jp）から。  

▲昨年の「クリスマス市セレモニー」

　日本初のクリスマスミサ（1552＝天文21年）がここ山口で執り行われたとの史実を、地域のブランド力向上やにぎわいにつなげようと「日本のクリスマスは山口から実行委員会」（多々良健司委員長）は「12月、山口市はクリスマス市になる。」と宣言。12月1日から31日まで、趣旨に賛同する諸団体による、50近くの催しが実施される。

　12月1日（火）午後6時から「クリスマス市セレモニー 音楽の祭典15」が、サビエル記念聖堂（亀山町4）で開催。市内外の人々が同聖堂に集結し、パイプオルガン演奏、聖歌隊による聖歌「神は仰せになる」「クリスマスの詩」奉納、シュルンマーリートによるハンドベル「主よ人の望みの喜びよ」演奏、天使幼稚園児による歌「ビリーブ」「そらにひびくかね」披露、ゴスペルシンガー・亀渕友香による聖歌奉納と続き、クリスマス市民クワイアによるテーマソング「きずな」の大合唱で締めくくられる。グレゴリオ聖歌「神は仰せになる」は、山口での日本初のクリスマスで歌われたと記録されている曲。また「きずな」を歌える人は、「当日の飛び入り大歓迎」とのこと。圧巻の歌声と荘厳な灯りによる「異空間」は、ぜひ体感したい。
　12月にはオリジナルカクテル「山口×ベリーニ」を飲むことができる。仁保産の桃と県内産発泡日本酒を使用した酒で、イソズバー（湯田温泉）、泰人（同）、バースペイサイド（米屋町）の3店で提供される。
　さらに、園児が飾り付けた「クリスマスバス」が4台市内を走り、ＪＲ山口線の一部車両には「日クリ」ヘッドマークが取り付けられる。19日（土）と20日（日）には「ＳＬクリスマス号」も登場する。
　イルミネーションは、市中心商店街、一の坂川・大殿大路、湯田温泉、象頭山ほか、市内各所にお目見え。旧サビエル記念聖堂を模したシンボルイルミネーションは今年、一の坂川交通交流広場（中河原7）に登場。5日（土）には「点灯式」も開催される。
　4日（金）までの、他の主な催しは、次の通り。
【開催中】展示「美術と写真が近づいたとき」（1月17日まで、県立美術館）▽サンタさんに手紙を書こう！（12月23日まで、市立中央図書館）▽子ども企画展示「クリスマス」（同、同）
【28日】展示「クリスマスのしかけ絵本と世界のクリスマス絵本」（12月25日まで、県立図書館）▽展示「祈りの場～日本の教会建築」（12月27日まで、同）▽展示「おいしいクリスマス」（同、同）▽展示「プロミス・パーク」（2月14日まで、ＹＣＡＭ）
【12月1日】幼児のためのおはなし会（午前11時～、県立図書館）
【12月2日】ぴよぴよおはなし会（午後3時～、市立中央図書館）▽魂の唄　亀渕友香ウィズ鬼武みゆきライブ（7時～、イソズバー）
【12月4日】展示「花和展」（12月13日まで、阿知須いぐらの館）
　1カ月間にわたるイベントの詳細は、ウェブサイト（http://www.xmas-city.jp/）を参照のこと。問い合わせは、同実行委員会事務局（山口商工会議所内、TEL083-925-2300）へ。  

第6589号 2015年11月28日（土）号掲載の広告



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サンデー山口 電子ブック 第6589号 2015年11月28日（土）号を
ご覧ください。  

▲表彰後シャーレを掲げて喜ぶ選手たち

　11月23日、鳥取での明治安田生命Ｊ3リーグ最終戦は、まさに劇的な「ドラマ」となりました。
　試合には、まるでホームスタジアムのようにたくさんの方が応援に駆けつけてくださり、地元でもさまざまな方法で声援を送ってくださいました。Ｊ3優勝・Ｊ2昇格を果たすことが出来たのもサポーターのおかげだと、選手も口を揃えて言っています。本当にありがとうございます！
　来季Ｊ2でも、レノファらしいサッカーで旋風を巻き起こせるよう、選手も気を引き締めています。今後も引き続き、応援よろしくお願いします！


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　23日、休日に仕事をしつつも午後1時からは、ガイナーレ鳥取対レノファ山口、そして長野対町田の大一番の試合経過を、ツイッターで追っていった。
　レノファは開始直後に失点。30分に岸田がゴールネットを揺らすもオフサイド。前半終了時点で、山口は0-1、町田は0-0だ。後半に入ってすぐ鳥取に退場者。17分には岸田のゴールで同点に。町田は19分に失点。「これで行ける！」と思ったのもつかの間、29分に町田が追いつき、直後の27分（進行遅れのため）に山口が失点。「町田自動昇格、レノファ入れ替え戦」という状況で時間は過ぎ、そのまま町田は引き分け。ほどなく「町田優勝！」とのツイートが続出。「ダメか」と落胆したところに、「レノファ同点！」「平林劇的ゴール」などのツイートが、続々書き込まれていった…。
　「山口負けた」とのネット上の誤報が理由らしく、実際にピッチ上で町田の選手たちも、3分程度“優勝した”喜びを爆発させたそうだ。気の毒ではあったが、ぜひ入れ替え戦で勝利し、Ｊ2にともに上がって欲しい。
　何はともあれ、これだけの戦いをしてきたチーム関係者には「お疲れさま」そして感動を「ありがとう」と言いたい。レノファによって、県民が一つになれた。（Ｋ）  

　陶芸家の大和保男さんと時折食事に行く“いちやなぎ”の2階で、いつも話題になるのが窓から見える姫山である。大殿地区の築山館跡の方向から見ると、美しい女性の横顔が見える。姫山伝説の悲しい物語があるが、大内氏の系図を見て、琳聖太子から大内氏介16代盛房、右田氏祖は陶氏であり、重臣の陶氏は親族とのことだとか、年齢を重ねての会話となる。

店内より姫山を額ぶちに見立てての表現にする。
（ニコンＤ200 70ミリ　F8　1／60秒）  

　市内で1985（昭和60）年から活動を続けている「山口ブラスソサエティ」（渡辺英雅団長、TEL083-928-0600）の第29回定期演奏会が、29日午後2時から市民会館（中央2）で開催される。入場無料。
　2部構成で、第1部のシンフォニックステージでは、東日本大震災の復興支援のために書かれた「陽はまた昇る」（フィリップ・スパーク）、日本神話のヤマタノオロチ退治が題材の「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」（樽屋雅徳）などの吹奏楽曲を披露。つづく第2部はポップスステージとして、映画音楽「黒いオルフェ」や「ドレミの歌」、演歌メドレー「ど演歌えきすぷれす」、アニメ、ジャズなど様々なジャンルの曲が演奏される。