サンデー山口

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　3月にオーストリアで開かれた、知的障がい者スポーツの祭典「2017年スペシャルオリンピックス（ＳＯ）冬季世界大会」で銅メダルを獲得。「初めての世界大会で不安もあったが、各国の方との身振り手振りでの交流は思い出深い」
　15歳からスキーを始め、年2回めがひらスキー場（広島県）で練習に励む。今大会では、アルペンスキー・ジャイアントスラローム種目で3位に。別種目でも5位入賞を果たした。「繁忙期にもかかわらず、快く送り出してくれた勤務先の皆さんに良い報告ができた。お祝いの言葉がうれしかった」と笑顔。

1985（昭和60）年9月平川生まれの31歳。4人家族で、現在は3人と1匹の犬とで暮らす。山口大教育学部附属特別支援学校卒。アルク平川店に勤務し、今年で13年目。休日は月2回バスケとボウリングで体力をつくりつつ、音楽センターにも通っている。  

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　段ボールの箱に入った荷物が届いた。通販で買ったワンピースだ。特別価格の特売品。ワクワクしながら開ける。まず、支払い用の振込用紙があり、沢山のパンフレットがあり、やっと包装紙に包まれたワンピースが出て来た。　
　うん？　濃いピンクを注文したのに、これは薄いピンク色…。えっ？　布地もペロペロで張りがない。感じが違う。でもまあ、着てみましょう。似合うかもしれない。だって、カタログの中のモデルさんはこのワンピースを着て恰好良かったもの。“立体裁断で足をすらりと長く見せます。あなたはこの夏主役になる！”なんてコピーが添えられていたから、自分もこうなるのではないかと信じるでしょ？
　着た。全く似合わない。モデルは違う服を着ていたんじゃないか？　と思うほどシルエットが異なる。
　また、失敗しました。これで通販の洋服を買って数度目の失敗。カタログを見ていたら、すらりとした濃いメーキャップ美人のモデルさんと自分も同じ容姿であるような錯覚に陥るよね。自分も着たらこのようになる、と思ってしまうよね。出っ張った尻も、あるかなしかの胸も、胴長も湾曲した足も、モデルを見ているうちに忘れる…。おお、恐るべし通販カタログの技！
　私は、何回失敗しても学習能力がない。何故なんだろう。問題だ。  

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　1997（平成9）年、山口ミュージックアカデミー（棟久佳代子代表）の子どもたちが、ハンドベル発祥の地・イギリスのチャリティーコンサートで演奏したことをきっかけに発足しました。以来、山口県内各地だけでなく海外でもハンドベルとコーラスによる活動を続けています。今は、6月3日の「母と子のためのピアノコンサート」に向けて、皆で練習を頑張っています。

●メンバー数／16人
●練習日・時間／日曜午後5時から
●代表者／棟久佳代子代表
●連絡先／TEL083-973-1616  

▲SOUTIENCOLのシャツ 1万9800円（税別）



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普通だからこそ、長く使えて、
つい着てしまう、すてきな服がある

　2005（平成17）年、後河原にオープンし、2013（平成25）年4月に大内問田に移転した、洋服のセレクトショップ。店内には、今川理オーナーが、東京、大阪などの展示会に出向き仕入れた洋服や靴、小物など約1千点が並ぶ。「普通だけれど、『さじ加減がよくて』『長くワードローブに残ってくれて』『ついいつも着てしまう』そんな洋服を提案していきたい」と今川さん。
　また、スイーツや食事が楽しめる隣のｎａｎｔｅｎは、同一経営で、オーナーの妻が店主。

［住］山口市大内問田3-23-18
［TEL］083-920-0256
［営］午前10時半～午後7時半
［休］月曜
［Ｐ］10台  

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山口祇園祭御神幸祭（7月20日）に華を添える祇園囃子の練習が、あす6月1日にスタート。会場は山口ふるさと伝承総合センターで、本番まで週1回程度。

6月2日（金）から5日（月）まで、山口市の姉妹都市である韓国・公州市から10人の「親善交流訪問団」が来山。「百済文化と大内氏」をテーマに、視察と体験。  

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　国指定天然記念物のゲンジボタルが一の坂川を乱舞をする時季に合わせ、あす6月1日から同7日（水）までが今年の「ほたる観賞ウイーク！」に設定。初日の1日には、天然記念物指定80周年（昨年）を記念した歌碑の除幕式が、建立地の琴水橋上流左岸で執り行われる。
　3日（土）午後5時からは「ほたる祭り」。一の坂川・竪小路周辺で多くの催しが実施。車両交通規制もされる。
　山口ふるさと伝承総合センターでは、人気の陶器即売会（午後4時～）、ホタル飼育ビデオ上映、ホタルの光と同じリズムで点灯する蛍かごランタン展示・ワークショップなどがある。また、同センターから琴水橋までの路地は、竹灯ろうが並ぶ「ほたる回廊」に。
　バザー・露天コーナーは、一の坂川多目的広場、一の坂川交通交流広場、Ｃ・Ｓ赤れんが前に設けられる。同芝生広場には、休憩所やお茶席も用意される。
　「大殿ホタルを守る会」によると、27日のホタル発生数は219匹、28日は293匹だった。岡田勝栄事務局長は「例年6月に入ると1千匹以上乱舞するが、発生数が少なくても飛び方を観察するなどさまざまな楽しみ方がある。午後8時15分から9時ごろまでの伊勢橋からＣ・Ｓ赤れんが付近までがみどころ」と話している。  

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　清水誠一郎さんは、2011（平成23）年3月、熊本市内のスーパーで家族そろって買い物中、最愛の娘・心ちゃん（当時3歳）を殺害された。犯人は、小児性愛者で当時大学2年生の20歳男性だ。
　6月4日（日）午後1時半から3時まで、清水さんによる講演「心（むすめ）が教えてくれた大切なこと　支援によって生かされた私たち家族」が開かれる。会場はセントコア山口（山口市湯田温泉3）で、聴講無料。
　清水さんは、犯罪被害者参加制度によって娘の事件裁判に参加したことをきっかけに、その理不尽な死と向かい合い、悲しみと葛藤しながら、命の大切さを訴えるために、全国各地で講演活動を行っている。
　主催するのは、（公社）山口被害者支援センター。同センターでは、被害者支援に関心ある人たちが、専門ボランティア「被害者支援員」になれる養成講座（受講無料）も開催する。①入門講座（全3回）と②初級講座（全10回）があり、今回の講演は①の第1回を兼ねている。2回目は同8日（木）、3回目は同15日（木）にある。一方②は①の修了認定者が対象で、6月から8月にかけて開催される。申し込み・問い合わせは同センター（TEL083-976-5152）へ。  

▲桜島を望む（鹿児島市）

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（5月24日付・松前了嗣さん寄稿の続き）

薩長同盟

　「大村益次郎」。この年12月12日、これまで「村田蔵六」と名乗っていた益次郎は、藩命により改名した。そしてこれより先、9月29日には、彼の盟友である木戸孝允が、「桂小五郎」から「木戸寛治」と名前を改めた。
　孝允は、1866（慶応2）年1月21日、京都において、薩摩藩の西郷隆盛、小松帯刀、土佐藩の坂本龍馬同席のもと、同盟を結ぶ。「薩長同盟」である。
　「一、戦と相成候時は、直様二千余之兵を急速差登し、只今在京之兵と合し、浪華へも千程は差置、京坂両処を相固め候事」
　現在残されているこの書簡は、孝允から龍馬に宛てたもので、そこには、長州藩が戦になった時には、薩摩藩が後方支援をすること。長州藩の冤罪を晴らすことなどが記されている。
　「表に御記被成候六条は、小西（小松・西郷）両氏及老（木戸）龍（坂本）等も御同席にて議論せし所にて、毛も相違無之候、後来といへとも決して変り候事無之は、神明の知る所に御座候」
　この6条からなる文章の裏面には、龍馬がその内容に間違いが無いことを確認し、朱色で裏書をしている。
（続く。次回は6月7日付に掲載します）  

▲練習風景

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　秋穂二島地区高齢者生きがいセンター「もやいの里」で、昔懐かしい、「複音ハーモニカ」の音色が響きわたっている。

　昨年4月に、秋穂二島在住の吉田克己さんが発足させたハーモニカ同好会。吉田代表が毎週月曜に管理人を務める「もやいの里」で、自身が続けているハーモニカを地域の方々にも楽しんでもらえたらと呼びかけスタート。現在会員は8人。66～85歳の男女が所属している。
　演奏楽曲は、誰もが親しみのある曲を中心に「高原列車はいく」「荒城の月」「森のくまさん」など。
　「ハーモニカは、健康維持・増進にもつながる。また、地元秋穂二島のイベントにも積極的に参加し、地域の活性化にもなれば」と吉田代表。  

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到着地点を決めないドライブで
素晴らしい自然の景色を楽しむ

　四季の風景を楽しむ「こだわりのドライブ」を約30年前から夫婦で続けている米本真由美さん（60代女性）に、その魅力を聞きました。

　元から車での外出が好きでしたが、旅行先や目的地に着くことよりも道中の風景を見ている方が次第に楽しくなり、約30年前から月2回は夫婦で美しい景色を求めてドライブに出かけています。
　到着地点は決めず、実走風景などが載った2輪車用の地図を見ながら、走りたい道を選びます。また、一度通った道は翌年まで極力避けるのが、自分なりのこだわりです。
　今からは新緑が美しい中国山脈付近や、国道191号（広島県安芸太田町戸河内）の沿道沿約12キロにわたって紫陽花が連なる「あじさいロード」がおすすめ。春の花や紅葉なら湯布院や九重付近がお気に入りです。