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店長情報

2019年05月08日

明治維新鴻業の発祥地、山口 今年は大村益次郎遭難から150年(174) 大村益次郎


▲江戸城天守台(東京都千代田区)

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

(5月1日付・松前了嗣さん寄稿の続き)

解任

 閏4月29日、田安亀之助の徳川家相続が通告された。亀之助は、後の徳川家達である。
 5月1日には、三条実美が鎮将府を設置すると、民政、治安権限を旧幕府側から奪取し、彰義隊による江戸市中取締の任を解いた。
 だが、この通告は彰義隊の怒りに拍車をかけた。先にも述べたが、それまで、江戸の町では、東征軍の兵士と彰義隊との間で衝突が続いていた。

東征軍と彰義隊

 次のような話が伝わる。
 ある日のこと、浅草の雷門の近くで、東征軍の一隊と数十人の彰義隊士が出くわした。
 そこで、東征軍の先頭が、「徳川武士箱詰にして吉原通いがしてみたい」と声をはりあげると、続いて兵士らは、「シショ来っせい、失敬きわまる」とはやし立てながら歩いて来た。
 これに対し彰義隊士たちは、「来たる官軍首斬りつくし五月葵の花が咲く」と声高々に歌いはじめ、さらには、「シショ来っせい、失敬きわまる」と、相手を真似て歩いて来た。
 その後、双方の隊列は、接近し、肩と肩が触れようとしたが、この日は何事も無かったという。
(続く。次回は5月15日付に掲載します)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2019年05月08日

5月12日 徳冨信恵さんと音楽を楽しもう 「ファンタスティック ピアノ ワールド」



実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 「ピアニスト徳冨信恵さんと気軽に音楽を楽しむ会」主催の「ファンタスティック ピアノ ワールド」が、5月12日(日)午後2時から、アスピラート(防府市)で開かれる。今回で11回目。
 地元出身・在住の徳冨さんを応援するだけでなく、彼女とともに音楽を楽しもう、という趣旨の会。演奏曲目は、「乙女の祈り」(バダジェフスカ)、「エチュード作品25-1」(ショパン)、「死の舞踏」(リスト)、「憧れ」(ジョージ・ウィンストン)、「エナジーフロー」(坂本龍一)、など。
 前売りチケットは、大人1千円・大学生以下500円(未就学児入場不可)で、山口市民会館、C・S赤れんが、YCAM、サングリーンテニスクラブなどで購入できる。当日券も同額。問い合わせは同会(TEL090-3179-3774)へ。
 徳冨さんは防府市出身で山口大教育学部卒。会社員を経てピアニストに。2005年TYS県学生ピアノコンクール金賞・山口県音楽協会長賞(特別賞)を皮切りに、受賞多数。海外でもリサイタルを開くなど活躍中だ。
  

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2019年05月08日

山口県産食材てんこ盛り「山口のロケ弁」完成 「ばく弁」「ぶち弁」、一般購入も可


▲「ばく弁」(右)と「ぶち弁」(左)の2種類が発表




▲「ばく弁」のパッケージ(上)と内容(下)

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 「やまぐちの名物ロケ弁」を、山口市フィルムコミッション(TEL083-933-0088)と、湯田温泉活性化を目指す女性グループ「ゆだもり」が共同開発した。
 「ロケ弁」とは、映画やドラマなどの撮影時、出演者やスタッフに供される弁当のこと。撮影の誘致や撮影場所の情報提供などを行っている山口市フィルムコミッションが昨年9月、「ハードスケジュールの中、ホッと一息つけるおいしい弁当の存在は、その後の撮影にとても大事な役割を持つ」と、ゆだもりに協力を依頼。「山口」にこだわっての開発が進められた。
 食材は、嘉年米、秋川牧園の卵、阿知須の彩菜ハーブソルトなど山口市内のものに加え、無角和牛、長州どり、美東ゴボウ、長門レタス、大島ひじきなど、県産比率を9割以上にした。男性向け「ばく弁」(1500円)と女性向け「ぶち弁」(1200円)の2種類があり、前者はチキンチキンごぼうやステーキ、後者はハンバーグや季節のデザートなどをご飯の上に盛りつけ。パッケージにもこだわり、帯には素材の説明や、山口市内おすすめスポット紹介動画(約7分30秒)へのQRコードなどを掲載した。
 3日前までに予約することで、一般購入も可能。予約は、製造を担当するキシモト(TEL090-3371-1180)へ。今後は、山口県内各地のフィルムコミッションとも連携して提供機会も増やし、イベント、駅、スーパー、コンビニ等での通常販売にもつなげたい意向だ。  

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2019年05月08日

5月12日 米朝関係など林芳正議員が語る 山口日米協会が講演会


▲林芳正前文部科学大臣

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 山口日米協会の会長を務める林芳正前文部科学大臣が、5月12日の同協会総会後に講演する。時間は午前10時35分から11時半までで、会場はホテルニュータナカ(山口市湯田温泉2)。会員でなくとも、無料で聴講できる。
 演題は「米朝関係と日本を取り巻く情勢について」。これまで2度の首脳会談を実施した米国・トランプ大統領と北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長。金委員長は先月末ロシアも訪問した。拉致問題解決が「待ったなし」の状況の中、今後の米朝交渉の行方などを聞くことができる。
 問い合わせは、同会事務局長の入江正敏さん
(TEL090-4659-4112)へ。  

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2019年05月08日

世界をむすび、衛星通信を守りつづけて50年 日本の衛星通信の玄関口・KDDI山口衛星通信所


▲赤道上空3万6千キロに浮かぶ通信衛星とやり取り



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 5月10日(金)に開所50周年を迎える、世界最大級の衛星通信所であるKDDI山口衛星通信所(山口市仁保中郷)。節目の年を祝うとともに、同所の役割やこれまでの足跡を紹介する。

 山口衛星通信所は、1969年5月に、当時の国際電信電話(現KDDI)の衛星通信所として開所した。インド洋上空と太平洋上空両方の通信衛星を見通すことができ、地上のマイクロ回線との相互干渉および台風や地震などの自然災害も少ないという立地条件を備えた、世界でも最大級の衛星通信所だ。
 現在は、インド洋と太平洋上空の衛星を介して世界約30カ国・地域と、電話・ファクス・インターネット及びテレビジョン伝送などの国際通信サービスが取り扱われている。また、同所の国際衛星通信システムは、光海底ケーブルでは接続できない対地(島しょ部・船舶等)との通信、海底ケーブル回線との二重ルート化等も可能だ。
 2007年3月には、日本で初めて開所した同社茨城衛星通信所の閉所に伴い、同社国内唯一の国際衛星通信拠点となった。単に電話などをつなげるだけではなく、「思い」や「笑顔」をつなげていきたいと日々の運用・保守を行いながら、24時間365日体制で衛星通信を守っている。

KDDIパラボラ館

 衛星通信所に隣接するKDDIパラボラ館では、通信の仕組みが展示やクイズ、映像を通して学べる。エントランスホールでは、アリアンロケットと通信衛星の模型が展示され、通信衛星から見える地球を体感できる「コズミックロード」では宇宙空間を歩いているよう。
 また、通信の仕組みを迫力ある映像で紹介するコーナーをはじめ、パラボラアンテナの実物と通信衛星の模型、海底ケーブルの敷設・修理で使われる船の模型、光海底ケーブルなどの展示、パラボラアンテナに関するクイズが出題される「通信Q&A」コーナーもある。さらに、パラボラアンテナ群が一望できる展望室では四季の風景が楽しめ、隣接する「いこいの広場」ではパラボラアンテナを背景に記念撮影もできる。
 入館は無料で、開館時間は午前9時半から午後4時半まで。月曜は休館。  

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2019年05月08日

【1行記事】

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「山口こども応援ミーティング」が5月12日(日)に山口県立大である。詳細はウェブサイト(https://asuhana.org/)で。参加希望者はあす5月9日までに申し込みを。

 「野鳥写真展」が、5月10日(金)から6月9日(日)まで、きらら浜自然観察公園(阿知須)で開催。40人による118点の写真が並ぶ。入館料は200円。  

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2019年05月08日

No.193「ふしぎなたいこ」



岩波書店
文:石井 桃子
絵:清水 崑

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 げんごろうさんはふしぎなたいこを持っていました。片側をたたきながら「はな たかくなれ」というと鼻が伸び、反対側をたたきながら「はなひくくなれ」というと鼻が縮むのです。このたいこは人を喜ばせるためにしか使ってはいけないことになっていました。
 ところがある日、げんごろうさんは、人間の鼻がどのくらい伸びるものかためしてみたくなり、たいこをたたき続けました。
「どんどこ どんどこ」鼻が重くて立っていられなくなりましたが、それでもまだまだ「どんどこどんどこ」。とうとう鼻は天まで伸びていきました。
 一方天国では、天の川の橋の工事の真最中。大工さんはげんごろうさんの鼻を棒と勘違いし、橋の欄干にくくりつけてしまいました。
 異変に気付いたげんごろうさんが鼻を縮めようとたいこをたたいたところ、大変なことに!
 琵琶湖にいる「げんごろうぶな」のいわれを説いた昔話。他にも二篇のおはなしが入っています。墨絵風のユーモラスな絵が、おはなしのおもしろさを一段とひき立てています。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)えほんのとびら

2019年05月08日

厚生労働省 山口労働局長 村井 完也さん



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 4月1日付で山口労働局長に就任。「働き方改革関連法が施行されるスタートの年で、かつ改元という特別な年に局長を拝命した。山口県において働き方改革が着実に進むよう、中小企業、小規模事業者に対する支援を中心に取り組みたい」と意欲を見せる。
 本省では予算業務に長く関わった。「現在、女性が社会で活躍する姿を見ると、育児休業法が施行された当時の予算要求を思い出す。大蔵省の理解を得るために骨を折ったが、育児休業給付はなくてはならないものであることを今改めて実感する」と話す。
 「県内には優良企業が多くあるにもかかわらず、人口減少率は中国5県で最多。若者に地元企業の魅力を発信し、人材確保につなげたい」
 座右の銘は「よく遊び、よく学べ(働け)」。人間味あふれる阪神タイガースが好き。

1961年4月石川県生まれの58歳。81年労働省(現厚生労働省)に入省。兵庫・大阪労働局、本省労働基準局、大臣官房会計課課長補佐、同課監査指導室長を経て山口へ。趣味は旅行で、これから山口県内各地をゆっくり巡ることが楽しみ。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて

2019年05月08日

今日は下り坂

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 早朝ベッドの上で目を覚ます。まだ外は暗い。室温十度。目を開けたり閉じたりする。両手を挙げて身体を伸ばす。風邪でもないのに起きたくない。なんか身体がだるい。
 私がいなくても誰も困らない。私が消えていても、しばらくは誰も気づかない。世の中なんにも変わらない。
 起きて、顔を洗って、トーストを食べて、簡単に掃除して、ちょっと腰なんぞ痛くなって、コーヒー飲んで休憩して、ギシギシ自転車漕いでじゃが芋や大根買いにスーパーへ…ちっとも楽しくない。同じような毎日。
 女性の平均寿命まで十数年ある。大病になったらどうしよう。老化が酷くなったらどうしよう。貯金もないし…不安を先取りしておびえて暮らす根性なし。
 今日は起きたくない。起きたって昨日と同じ今日が始まるだけ。ああ、つまんないなあ。
 カーテンを少し開けてみる。紅梅は満開。日当たりのよい枝の花はもう散り始めている。白や赤、ピンクの椿が静かに咲いている。椿は本当に凛々しい。どうしてそんなに嬉しそうに咲いているの?
 本でも読もうかな。こんな日は暗いテーマの本がいい。一緒に奈落に落ち、地の底にもぐり私を抱いて一緒にさ迷ってくれる本がいい。
 今日は下り坂。明日は?
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)おんなの目