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2019年06月19日

明治維新鴻業の発祥地、山口 今年は大村益次郎遭難から150年(180) 大村益次郎


▲黒門をイメージした壁泉(東京都台東区)

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

(6月12日付・松前了嗣さん寄稿の続き)

黒門口

 上野公園の南側入口の階段そばに「壁泉」がある。これは、かつてこの付近にあった「黒門」をイメージしてつくられたものである。
 この地にあった黒門は、1907(明治40)年、荒川区南千住の円通寺に移設された。黒く塗られたその門には、今でも無数の弾痕が残され、戦闘の激しさを今に伝える。
 東征軍と彰義隊との戦いが始まったのは、15日の午前7時頃であった。そこで、薩摩、鳥取、熊本藩兵が向かったのは、黒門口である。正面には薩摩藩、切り通しには鳥取藩、熊本藩は不忍池より黒門に迫る。東征軍の指揮所は、この三藩の担当場所のすぐ後方に置かれた。
 一方、彰義隊は、本坊に北白川宮能久親王を奉じ、本営を寒松院に置いた。天野八郎もここに詰めていた。
 彰義隊は、一時は3千人いたというが、当日は1千人ほどだったという。東征軍の攻撃を前に逃亡して行った者、寛永寺の外にいて戻れなくなった者も少なくなかった。
 彼らは、新黒門、穴稲荷門、清水門、谷中門、坂本門、屏風坂門、車坂門の八門に着き、天王寺にも立て籠った。
(続く。次回は6月26日付に掲載します)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)四境戦争 大村益次郎

2019年06月19日

保育園すこやか・なかよし 「園歌ができたよ」


▲6月1日のお披露目会の様子

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 認可保育園「大内すこやか保育園」「大内なかよしこども園」(社会福祉法人光善会)が、詞・工藤直子、曲・新沢としひこによる保育園歌「なかよしみんなすこやかに」を、このほど作成した。
 2006年に開設された同園。野瀬橘子理事長の「心を一つにまとめる象徴的なものがあれば」という思いが、園歌という形で具体化した。6月1日には、園児約100人による保護者らへのお披露目会も、山口県教育会館で開かれた。
 作詞の工藤直子は、詩集「のはらうた」の作者で、「ふきのとう」などが小学校の国語の教科書に採用されている。作曲の新沢としひこは、童謡「にじ」をはじめ幼稚園や保育園の定番ソングを数多く手がける。旋律は同じで歌詞の一部に園名とクラス名が入っている歌が、両園に1曲ずつ提供された。
 6月1日のお披露目会では、新沢と歌手の山野さと子が出演するコンサートも同時に開催され、ゲストとして招かれた工藤さんと、園歌を掲げる額を製作した版画作家の保手浜孝さんが、園児たちのかわいらしい歌声に耳を傾けた。また、園児全員に、それぞれの名前と一緒に2人のサインが書かれた絵本「版画のはらうた」が贈られた。
 「近年は心の教育が大切。絆やふれあいを大切にする良い機会になった」と野瀬理事長。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2019年06月19日

6月22日 山口市菜香亭で 戯曲の夕べ

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 CDコンサート「戯曲の夕べ」が、6月22日(土)午後7時から9時10分まで、山口市菜香亭(山口市天花1)で開かれる。やまぐち街なか大学(TEL080-5238-3398)による「まちの音楽室」の第73回目。入場無料で予約不要。
 曲目は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏の「アルルの女『第1・2組曲』」(ビゼー)、ボストン交響楽団演奏の「夏の夜の夢」(メンデルスゾーン)。劇中の一幕を真空管アンプなど、こだわりのオーディオ機器を通して耳で楽しむ。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2019年06月19日

6月28日まで えび狩り世界選手権大会 金魚すくい選手権予選会 2イベントの参加者を募集 

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 山口観光コンベンション協会は、7月と9月に行われる人気イベントの参加者を募集している。いずれも締め切りは6月28日(金)。

あいおえび狩り世界選手権大会

 ①「第29回あいおえび狩り世界選手権大会」が、9月1日(日)に中道海水浴場(山口市秋穂)で開催。1万5千匹の生きた車えびを手づかみで捕る競技で、近年の倍率は40倍前後となっている。
 参加料は、中学生以上3500円、5歳以上小学生以下1500円。参加できるのは1600人で、応募多数の場合は抽選。当選者には、7月末に通知が届く。

金魚すくい選手権大会予選会

 ②「全国金魚すくい選手権大会」の出場権を懸けた山口市予選大会が、7月6日(土)午前11時15分からJR新山口駅南北自由通路で開かれる。小・中学生の部(100人)と高校生・一般の部(100人)に分かれて開催。3分間に1枚のポイ(すくい網)で何匹すくえるかを競い合い、各優勝・準優勝者は8月18日(日)に奈良県大和郡山市である全国大会に出場できる。参加無料だが、要事前申し込み。
 昨年から会場を山口市中心商店街より新山口駅に変更。年々人気は高まり、昨年は締め切り前に定員に達した。

  ◇  ◇  ◇

 申し込みは、①ははがきのみの受け付け(1枚で5人まで応募可能)で、②は、はがき(6月28日必着)、ファクス、メールのいずれかで受け付け。申し込み・問い合わせ先は、山口観光コンベンション協会(〒753-0042 山口市惣太夫町2-1、TEL083-933-0088、FAX083-933-0089、メールinfo@yamaguchi-city.jp)。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2019年06月19日

【1行記事】

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 山口県産業技術センター(宇部市)は、7月5日(金)午後「宇宙データビジネスの可能性」をテーマにした講演会を開催する。申し込みは6月24日(月)までに。

 6月19日から6月28日(金)まで、山口県内における6次産業化や、農商工連携の取り組み・開発商品等展示紹介される。会場は、県庁1階エントランスホール。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2019年06月19日

下瀬信雄展


▲展覧会会場

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 写真家・下瀬信雄の自然に対する視線はとても懐かしく、また、とても新鮮である。
 「結界」シリーズが見せてくれるものは、撮影された場所も時代もちがうけれど、私にも覚えがある。夏の朝、小学校の昇降口の下に落ちていたオオミズアオの冷たく澄んだ色、田んぼのアメンボが踏みつけている不思議な水面のへこみ、そして、駅に続く小道が通る竹林の深い暗さ。みんな写真から思い出す。
 その一方で、初めて見るような新鮮な驚きも感じる。画面の下から上までびっしり広がるヒメオドリコソウ。見慣れた植物のイメージを一変させるような猛烈な生命力。そして、まるで艶やかな女性のポートレートを見るような白い花。題名を読むまで、それが夏にすっくと立って淡い色の花をつけるナツズイセンだとは思わなかった。
 カラー写真は小説でモノクローム写真は詩である、と下瀬は言う。
 なるほど。すばらしい詩だなと思う。会期は7月7日(日)まで。
山口県立美術館学芸参与 斎藤 郁夫  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)サンデー美術館

2019年06月19日

国土交通大臣賞を受賞した山口民家作事組 水沼 信さん




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 所属する山口民家作事組(13人)が建築した「阿知須・木と土の家」が「第8回サステナブル住宅賞」の最高賞・国土交通大臣賞を受賞。会を代表して今年1月、表彰式に出席した。土壁住宅断熱化研究の成果であるこの住宅について「自らの意志と行動で環境を制御でき、快適と感じる範囲を拡大できる」と自信をのぞかせる。
 1992年から1997年まで本紙に連載された「やまぐちおもしろウォッチング」執筆メンバーの一人。このコーナーでは、街中のおもしろい風景を写真と解説で紹介していた。今も休日は、市内各地を歩きまわり、風景の変化を観察しているという。「まちにはまだ知られていない魅力があふれており、新たな発見をすることで感性が鍛えられる」と水沼さん。
 山口七夕ちょうちんまつりで巡行する提灯山笠のデザインも担当した。

1961年10月大殿生まれの57歳。山口高、九州芸術工科大卒業後、日本を代表する都市計画家・建築家の水谷穎介氏に師事。その後県職員に。今は存在しない芸工大の校是「時代を切り裂け」を常に肝に銘じている。一級建築士、工学博士。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて

2019年06月19日

本の海に潜って

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 『新しい本が出る予定があり、版元から発行明細書が届いた。その部数を見てこれは間違っているのではないかと、何度も見直した。それは文庫の初版部数の明細書だったのだが、その部数はこれまでの単行本の初版の部数だった。一般的に同じ本であれば、単行本の初版部数よりも文庫のほうが多いものだけれど、以前より一桁少なかった。私はそれを見て、そういうものかと納得した。初版が三十万部、少なくとも十万部などという時代は終わった。これから本が売れなくなる時代に突入したと、はじめて気がついたときだった』。“この先には、何がある? 群ようこ著”。
 長々と引用したがこれが書かれたのは数年前。今はもっと状態は悪く、大作家でも初版何千部らしい。
 友人からチラシが送られてきた。
『こんな「本」見つけた! 村田喜代子の本よみ講座。ムラタさんが案内する、おもしろ読書の世界―「このごろ“本”があんまり読まれてないね」「ずいぶん沢山出てるから面白い本やいい本も本の海に呑みこまれてしまうんだよね」「じゃあ私たちでその本の海に潜って探そうか」』。
 彼女達と一緒に海に潜りたい。場所は福岡市内。遠いけれど山口から福岡まで千円の高速バスがある。潜ろう!  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)おんなの目