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2000年01月01日

No.77 「ねむりひめ」

No.77 「ねむりひめ」

福音館書店
絵:フェリクス・ホフマン
訳:せた ていじ
 この絵本はグリムの昔話にスイスの画家ホフマンが絵をつけた作品です。
 「こどもが あったらなあ」と言い暮らしていた王さまとおきさきは、ある時玉のような女の子を授かります。誕生を祝って宴会が開かれるのですが、ひめはそこに招かれなかったうらない女に呪いをかけられてしまいました。十五年後、城の古い塔に迷いこんだひめは、糸紡ぎのおばあさんのつむに刺され、百年の眠りにおちいるのです。眠りは城中に広がり、王さまもおきさきも、うまやの馬も屋根の鳩も、みんな眠ってしまいます。城は茨におおわれて誰一人入ることはできません。そして百年後、呪いは解かれ、一人の王子のキスによってひめは目覚めることができました。
 ホフマンはこの本を、病気で入院していた娘への贈りものとして作りました。表紙に描かれた、ひめをしっかり抱きしめる王さまの大きな手には、娘の回復を願う父親の思いがこもっているようです。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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