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2000年01月01日

No.15「ウエズレーの国」

No.15「ウエズレーの国」

あすなろ書房
作:ポール・フライシュマン
絵:ケビン・ホークス
訳:千葉 茂樹

 小1の娘が5月にまいた朝顔は、夏の日ざしを浴びながらぐんぐんつるをのばしています。朝は水やり、休日には夫と2人で大きい鉢に植えかえたり、支柱を立てたり…と庭仕事に励み、「早く花が咲かないかな」と、開花を心待ちにしているようです。
 そんな娘と一緒に『ウエズレーの国』を読みました。
 ウエズレーは一風変わった男の子。クラスの中でも浮いた存在です。ある年の夏休み、彼は一つの作物を育てます。その実はモモとイチゴとリンゴがまざったような甘い味。根っこの先はゆでても焼いてもおいしいことこの上なし。茎から取った繊維で服も作れるし、種子から取れる油には虫よけ効果があります。ウエズレーがこの作物に夢中になっている様子を遠まきに見ていた近所の子ども達も、次第に興味を持ちはじめ、この庭に集まってくるようになります。庭の中を走り回る子ども達の楽しそうなこと!「私も行ってみたいな」と、娘もウエズレーの国への憧れをふくらませているようです。
 この本に出会ってから、娘の庭仕事にも一段と熱が入ってきました。夏休みが始まる頃には、朝顔も大きな花を咲かせてくれることでしょう。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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