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2000年01月01日

No.20「クリスマスまであと九日」

No.20「クリスマスまであと九日」

冨山房
作:エッツ&ラバスティダ
絵:たなべ いすず
 この作品の舞台・メキシコでは、クリスマス前に子どものいる家々でポサダのお祝いをする習慣があるそうです。小さな女の子セシは、今年初めて自分のためにポサダを開いてもらえることになり大喜び。毎朝「きょうは、あたしのポサダの日?」と聞いて回り、皆に笑われます。
 ポサダに欠かせないのが、張り子のピニャタです。この中にお菓子やおもちゃを入れ集まった子ども達はそれを叩いてこわし、中に入っていたお菓子をもらうのです。セシは様々な形のピニャタの中から金色の星の形をしたものを自分のポサダ用に選びます。ところが、あんなに楽しみにしていたポサダの当日、セシは自分の星が棒で叩かれるのが耐えられません。 「きみもやれよ、おもしろいぞ!」でも セシは やろうとも 見ようとも しませんでした。…「みんなに あたしの ピニャタを わらせないで!」
 セシの願いむなしく、星はこわされます。が、涙にかすんだ目で空を見上げると、そこには星が輝き、「私は今、本当の星になったのよ」と語りかけてくれたのです。
 この星はセシの心に光を灯し続けてくれるでしょう。(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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