2003年11月30日
札の辻・21
11月17日、全国版の団体機関誌の編集委員会議に出席した。
昼食時間の雑談でのこと、北海道は旭川の委員曰く、わが町はすでに雪だが、明治35年1月の氷点下41度という日本記録はもう伝説化しており、ここ数年はマイナス20度前後が最低となった。俗に「面の皮が厚い」との言葉があるが、いくら寒くても顔は凍傷にはならぬ。むしろ首と足を暖かくすることが大切だと。
青森市の委員がこれを受けて、有名な日本陸軍の八甲田山遭難のような積雪は見られない。しかし季節のサイクルは確かに変化している。奥入瀬の紅葉も時期と色づきの差が大きいと話す。
兵庫県は丹波篠山の委員は、広島はこの秋マツタケが豊作と聞くが丹波地方はあまり良くなかった。しかし天候に関係ないのはイノシシで、この春は仔どものウリ坊が山間部ではよく見かけられているから、篠山名物の牡丹鍋は期待できるとのこと。
東京中央区の委員は言った。秋の半ばから冬に入る頃には隅田川によく夜霧が発生して、支流の神田川沿いに副都心近くまで流れ、高層ビルの灯がにじむ夜霧の街となったが、最近はこうした光景が少なく「夜霧よ今夜もありがとう」は裕次郎と共に消えた と。
この日、冬をつげる木枯らし1号が東京地方で観測された。
夕刊が木枯らしは10月から11月末に西高東低の冬型気圧配置によって吹きつける強風で、今日は最大瞬間風速16.4メートルを記録と報道し、都塵が一掃され冬空に浮かぶ白銀の富士山を文京区の高台から撮影した写真も掲載した。 (鱧)
昼食時間の雑談でのこと、北海道は旭川の委員曰く、わが町はすでに雪だが、明治35年1月の氷点下41度という日本記録はもう伝説化しており、ここ数年はマイナス20度前後が最低となった。俗に「面の皮が厚い」との言葉があるが、いくら寒くても顔は凍傷にはならぬ。むしろ首と足を暖かくすることが大切だと。
青森市の委員がこれを受けて、有名な日本陸軍の八甲田山遭難のような積雪は見られない。しかし季節のサイクルは確かに変化している。奥入瀬の紅葉も時期と色づきの差が大きいと話す。
兵庫県は丹波篠山の委員は、広島はこの秋マツタケが豊作と聞くが丹波地方はあまり良くなかった。しかし天候に関係ないのはイノシシで、この春は仔どものウリ坊が山間部ではよく見かけられているから、篠山名物の牡丹鍋は期待できるとのこと。
東京中央区の委員は言った。秋の半ばから冬に入る頃には隅田川によく夜霧が発生して、支流の神田川沿いに副都心近くまで流れ、高層ビルの灯がにじむ夜霧の街となったが、最近はこうした光景が少なく「夜霧よ今夜もありがとう」は裕次郎と共に消えた と。
この日、冬をつげる木枯らし1号が東京地方で観測された。
夕刊が木枯らしは10月から11月末に西高東低の冬型気圧配置によって吹きつける強風で、今日は最大瞬間風速16.4メートルを記録と報道し、都塵が一掃され冬空に浮かぶ白銀の富士山を文京区の高台から撮影した写真も掲載した。 (鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻