2004年02月22日
3月6日県警音楽隊コンサート
山口県警察音楽隊の第14回定期演奏会「ふれあいコンサート」が、3月6日(土)午後2時から山口市民会館大ホールで開かれる。演奏会は2部構成で、アニメの音楽や歌謡曲、ビートルズナンバーから吹奏楽曲まで多彩。コントやステージドリルも交えて華やかなステージを繰り広げる。入場には整理券(無料)が必要。整理券は、県警本部の受付と山口、防府、小郡の各警察署窓口で配布している。
県警音楽隊「サウンド・インパルス」は、大阪、宮崎、岡山、鹿児島、警視庁に次ぐ全国6番目の音楽隊として、1948年8月に発足した。現在は、隊長以下31人で編成。青少年の健全育成を推進する行事や交通安全運動をはじめ、公的行事、小・中学校などの音楽鑑賞会などに出かけ、県民と警察を結ぶ「音のかけ橋」として親しまれている。年間の演奏回数は100回を超え、毎年のべ16万人以上が演奏を楽しんでいる。
特に、カラーガードの演技をまじえての躍動感あふれるドリル演奏は、幅広い年齢層に喜ばれている。カラーガードとは本来、国旗や隊旗をガードする人(軍旗護衛兵)のこと。現在では旗を操作するしぐさに加え、いろんなダンスの要素も取り入れて、より楽しく美しい表現をするようになってきており、今ではステージドリルには欠かせない存在。
ステージは2部構成。前半は「キラキラ星」をテーマにした「スター・パズル・マーチ」で幕開け。組曲「宇宙戦艦ヤマト」など、親しみのある吹奏楽曲3曲を披露する。また中ほどには、山口警察署の「もも太郎劇団」による寸劇「悪徳商法にご用心!」を上演。悪質商法やオレオレ詐欺に対する被害防止を呼びかける。前半の締めくくりは、カラーガードのフラッグ演技を加えたステージドリル。
現行警察制度が施行されて今年で50周年を迎えることから、後半はテレビアニメの主題曲やおなじみのヒット曲で半世紀を振り返る。演奏曲目は、テレビ人形劇「ひょっこりひょうたん島」、ビートルズの名曲「ヘイジュード」、昨年SMAPが歌って大ヒットとなった「世界に一つだけの花」など。
音楽隊の演奏は、楽しく親しみやすいことから、市民会館で開かれる定期演奏会は毎年大人気で、整理券が入手できない人も多い。そのため、今年初めて午前中のリハーサルを一般公開する。時間は、午前10時から11時半で、整理券などは必要なく、誰でも自由に見学できる。
問い合わせは、県警察本部警察県民課音楽隊係(TEL083-933-0110)。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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