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2004年06月02日

遊び心が詰まった癒やしの「ミニ公園」

遊び心が詰まった癒やしの「ミニ公園」

 嘉川寄江に、地元の人たちから「ミニ公園」と呼ばれ親しまれている「森」がある。これは、近くに住む国永博明さん(71)が、約12年前から私有地を一人でこつこつと整備してきたもの。手作りの竹すべり台やターザンロープ、ストレス解消竹ベッドなど遊び心がいっぱい詰まったこのアドベンチャーワールドには、誰でも自由に訪れることができる。

 約12年前、周辺の開発が進む中、鳥たちの住み家が無くなっていく様を目の当たりにした国永さんが、森の保存を始めたのが「ミニ公園」の始まり。農業を営むかたわら、暇を見つけて家のすぐ近くの森に通うのが国永さんの日課だ。3千坪の広さの森を少しずつ切り開いて小さな道を作り、井戸水を引いて池を巡らせていった。
 今では「ミニ公園」の中に入ると“かずらの森”と名付けた雑木林から竹林へと続く散歩道がきれいに整備され、木々にかけた巣箱からは鳥たちのさえずりが聞こえてくる。タラの芽やヤマブキ、タケノコなど、山の幸も至るところから顔をのぞかせ、森の中はゆっくりと時間が流れる別世界。
 いつのまにかこの場所は、子どもたちの遊び場にもなり、森の中を楽しそうに駆け回るその姿を見た国永さんは、もっと喜ぶ顔が見たいと、様々な遊び仕掛けを作るようになった。かずらの木を使ったターザンロープや竹すべり台、木にかけられたハンモックやブランコ…。友人と協力して作った竹炭窯や昔懐かしい竹トンボなども楽しめる。
 今では、子どもだけでなく、市内外から“癒やし”を求める大人もたくさん訪れるほどの人気となっている。
 中でも国永さんの一番のお気に入りは、竹林の一番奥にあるストレス解消竹ベッド。「ここに寝転がって、竹の葉が風でザワザワと揺れるのを見てると、気が遠くなるほど気持ちいい」という。
 毎朝2時間、公園内の掃除を欠かさない国永さんは「人を楽しませるのがわしの趣味じゃから。ストレスがたまったら誰でもここに来ればいい。次は何を作ろうかのう」と、少年のような目をして話す。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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