2004年06月12日
UVから肌を守ろう!
6月から8月にかけては、1年で最も紫外(UV)線の強い時期。うっかり浴びすぎてしまうと、シミ、シワ、皮膚がん、白内障など人体に様々な悪影響を及ぼすため、これから特に注意が必要だ。そこで、紫外線に関する情報を集めてみた。正しい知識や対処法を身につけ、きょうから紫外線予防に役立てていただきたい。
曇りの日も要注意
紫外線の強さは、時刻や季節、天候などによって大きく変わる。1日のうちでは正午ごろ、太陽が頭上にくるほど強くなり、午前10時から午後2時の間に1日の紫外線量の6割以上が降り注ぐ。年間で見ると、日本では7割から8割の量が4月から9月にかけて照射されている。天候の違いでは、晴れた日の照射量と比べて曇りの日が6割以上、雨の日でも約2割。天気が悪いからといって、油断は禁物だ。また、紫外線は空気中で散乱するため、建物の中にいてもある程度の量は浴びてしまう。
UV-AとUV-B
普段特に影響のある紫外線はUV-AとUV-Bの二つ。生活紫外線ともいわれるUV-Aは、強い作用を起こさないかわりに肌の奥まで届いてダメージを与え、シワやたるみといった皮膚の老化の原因に。一方、UV-Bは肌の表面に強く作用し、炎症やシミ・ソバカス、乾燥のもとになる。
日焼け止めの表示 「SPF」「PA」って?
日焼け止めを選ぶとき気になるのは、紫外線を防ぐ時間だが、その目安になるのが「SPF」の数値。日本化粧品工業連合会の統一基準では「SPF50+」が上限値となっている。【紫外線防止時間(分)=SPF値×20~25分】で算出できるので、「SPF15」の日焼け止めを塗った場合は【15×20=300(分)】になり、5時間は紫外線を防げることになる。また「SPF30」以上は、数値が高くなっても防御率に大きな変わりがないことが分かっている。日常生活であれば、SPF10程度で十分に効果がある。
一方「PA」は、UV-Aをどのくらい防止できるかという目安。3段階に区分され、効果の度合いを「+」の数で表示している(PA+:効果がある、PA++:かなり効果がある、PA+++:非常に効果がある)。
日焼け止めクリーム+αで紫外線をWブロック
手袋・帽子・日傘
UVカット加工されている手袋や帽子、日傘などは、部分的に高い効果が得られる。基本的に、色が濃いものの方が紫外線を通しにくい。
チューブストール
ストールに袖がついたユニークなデザインの「チューブストール」。腕や肩の手軽な日焼け防止アイテムとしてドライブなどに最適。夏場の冷房対策としても使え、腕を通さずに首にふんわり巻くと普通のストールにもなる。
UVストッキング
顔や腕に比べ、つい気を抜いてしまいがちなのが足。UVストッキングなら、はくだけで紫外線をカットできる。
スタイリング剤
肌同様、髪の毛も紫外線の影響を受け、ツヤやハリのない弱った髪に。長時間日光に当たる場合には、スタイリング剤もUVカット効果があるものを。
UVカットガラス
屋外から届く紫外線をしっかりと防いでくれる。近年は、UVカットガラスが標準装備されている自動車も多い。また、ガラスに張れるUVカットフィルムは、低価格でホームセンターなどでも手軽に買える便利な品。紫外線遮断率99%以上の商品もある。UVカットガラスとフィルムを併用すれば、さらに効果的。
曇りの日も要注意
紫外線の強さは、時刻や季節、天候などによって大きく変わる。1日のうちでは正午ごろ、太陽が頭上にくるほど強くなり、午前10時から午後2時の間に1日の紫外線量の6割以上が降り注ぐ。年間で見ると、日本では7割から8割の量が4月から9月にかけて照射されている。天候の違いでは、晴れた日の照射量と比べて曇りの日が6割以上、雨の日でも約2割。天気が悪いからといって、油断は禁物だ。また、紫外線は空気中で散乱するため、建物の中にいてもある程度の量は浴びてしまう。
UV-AとUV-B
普段特に影響のある紫外線はUV-AとUV-Bの二つ。生活紫外線ともいわれるUV-Aは、強い作用を起こさないかわりに肌の奥まで届いてダメージを与え、シワやたるみといった皮膚の老化の原因に。一方、UV-Bは肌の表面に強く作用し、炎症やシミ・ソバカス、乾燥のもとになる。
日焼け止めの表示 「SPF」「PA」って?
日焼け止めを選ぶとき気になるのは、紫外線を防ぐ時間だが、その目安になるのが「SPF」の数値。日本化粧品工業連合会の統一基準では「SPF50+」が上限値となっている。【紫外線防止時間(分)=SPF値×20~25分】で算出できるので、「SPF15」の日焼け止めを塗った場合は【15×20=300(分)】になり、5時間は紫外線を防げることになる。また「SPF30」以上は、数値が高くなっても防御率に大きな変わりがないことが分かっている。日常生活であれば、SPF10程度で十分に効果がある。
一方「PA」は、UV-Aをどのくらい防止できるかという目安。3段階に区分され、効果の度合いを「+」の数で表示している(PA+:効果がある、PA++:かなり効果がある、PA+++:非常に効果がある)。
日焼け止めクリーム+αで紫外線をWブロック
手袋・帽子・日傘
UVカット加工されている手袋や帽子、日傘などは、部分的に高い効果が得られる。基本的に、色が濃いものの方が紫外線を通しにくい。
チューブストール
ストールに袖がついたユニークなデザインの「チューブストール」。腕や肩の手軽な日焼け防止アイテムとしてドライブなどに最適。夏場の冷房対策としても使え、腕を通さずに首にふんわり巻くと普通のストールにもなる。
UVストッキング
顔や腕に比べ、つい気を抜いてしまいがちなのが足。UVストッキングなら、はくだけで紫外線をカットできる。
スタイリング剤
肌同様、髪の毛も紫外線の影響を受け、ツヤやハリのない弱った髪に。長時間日光に当たる場合には、スタイリング剤もUVカット効果があるものを。
UVカットガラス
屋外から届く紫外線をしっかりと防いでくれる。近年は、UVカットガラスが標準装備されている自動車も多い。また、ガラスに張れるUVカットフィルムは、低価格でホームセンターなどでも手軽に買える便利な品。紫外線遮断率99%以上の商品もある。UVカットガラスとフィルムを併用すれば、さらに効果的。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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