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2004年12月08日

師走

 “とうとう今年も後、数十日となりました。本当に月日の経つのは早いものですね”と長年12月になると、私は「おんなの目」に書いてきました。でも今年はそうではないのです。時間のたつのが遅い。一日が長く、一週間がノロノロ過ぎて、一ヵ月となるとなんと遠い未来か(大袈裟!)。そして、やっと年の終わりになってくれたか、という具合です。
 会う人、会う人が「もう今年も最後ね。なんと早いわね」なんて申し合わせたように言うのです。私は、「そうね」なんて曖昧に笑っていますが、心の中では私だけが月日のたつのが遅いと感じることに不安を持っているのです。時間の流れを遅く感じるのがよく生きていることなのか、早いと思うのが充実した日々を送っていることなのか、私には全くわからないのです。
 「中国名言名句の辞典」には【日月、流るるが如し。=月日がたつのはまるで水が流れるように早い】。このように、だいたい全部月日のたつのは早いと書いてある。友人が「遅いと感じるのはあなたがまだ若いという証拠よ」と言ってくれたが…。また、前述の本では【少壮年月を軽んじ、遅暮光輝を惜しむ。=若く盛んな時は、歳月をおろそかにしてしまうが、輝かしい生ある日が実はわずかであると知って大切にするようになる】とある。
 私は、残された時がわずかであると何故か知っていて、おしむように日を送っているので遅いと感じるのだろうか…なんてね。さぁ、今年最後の時間を確実に誠実に暮らそう。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
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