2004年12月24日
山口市の10大ニュース

新潟中越地震や台風、集中豪雨など自然災害をはじめ、北朝鮮の拉致問題、イチロー選手の活躍やプロ野球・楽天球団の誕生など、今年も数多くのニュースが国内外を駆けめぐった。山口市もこのほど、様々な出来事の中から選んだ今年の「山口市の10大ニュース」を発表した。
阿東町で鳥インフルエンザ発生 市北部地域が移動制限区域に(1月12日~2月19日)
阿東町で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことに伴い、感染を防止するため市北部が移動制限区域に指定された。市は、鳥インフルエンザ対策協議会を設置。市民への情報提供や検査のために死亡野鳥を回収するなどの対応をとった。
市在宅緩和ケア推進事業開始(4月1日)
がん患者とその家族の在宅生活支援を目的に「在宅緩和ケア支援福祉サービス」を創設。がん末期の人を対象にした訪問介護、訪問入浴、短期宿泊、福祉機器レンタルなどのサービスを開始した。また、10月1日には「市在宅緩和ケア支援センター」を山口赤十字病院内に開設した。
子育て支援交流広場「ちゃ☆ちゃ☆ちゃ」オープン(5月11日)
児童図書館跡に子育て支援交流広場「ちゃ☆ちゃ☆ちゃ」がオープンした。「ほっとさろん西門前てとてと」の好評を受けて設置したもの。11月末までの来所組数は670組。リピーターも多く訪れている。
産業団地事業用地貸借制度を利用した初めての企業進出(7月22日)
産業団地事業用地貸借制度の適用第1号として、伊藤ハムが鋳銭司団地に進出。雇用創出と経済の活性化に期待がかかる。
台風による被害が発生(8月~10月)
9月7日、台風18号の接近で観測史上2番目となる最大瞬間風速50・5㍍を記録。山口情報芸術センターをはじめとする公共施設や民家、商店が大きな被害を受け、復旧に多くの時間と労力を要した。嘉川地区では、一時60人が避難した。
市立図書館貸出100万冊突破(9月17日)
市立図書館の開館以来、1日平均2100人が入館。9月10日に50万人を突破した。貸出冊数は1日4千冊を数え、県内最速の開館10カ月半で100万冊を達成した。
山口市菜香亭開館(10月2日)
明治以降、山口の迎賓館として活躍し、戦後は市民の憩い・社交の場にもなっていた料亭・菜香亭の移転が完了。歴史や文化を通じた交流の場として、ゆかりの所蔵品の展示や市民の文化・まちづくり活動に利用されている。
福祉総合相談窓口開設(10月4日)
高齢障害、介護保険、児童家庭の3課が行う福祉サービスに関する相談業務を集約した「福祉総合相談窓口」を市役所東棟1階に開設。ワンストップサービスへの第一歩として、障害者手帳交付に基づく手続きがこの窓口のみで可能になった。
山口県央部1市4町合併調印式(11月25日)
山口県央部1市4町の合併協議は、11月25日の第3回協議会で全ての協議を終了。同日、合併協定調印式が行われた。今後、各市町議会での議決を経て、合併特例法期限内に知事申請。県議会議決の後、来年10月1日の新市誕生を目指す。
山口情報芸術センター来館者100万人達成(12月12日)
昨年11月にオープンした山口情報芸術センターが来館者100万人を達成した。この日開かれたイベントに訪れ、100万人目となった太田とも子さん(白石)は、毎週1回はセンターを利用しているという。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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