2005年01月22日
国際活動フェスティバル"世界を知ろう"
県国際交流協会創立15周年記念事業「国際活動フェスティバル2005“世界を知ろう”見る! 聞く! 食べる!」が、あす23日午前10時から吉敷の県総合保健会館で開かれる。約40の民間国際活動団体が参加し、世界各国の音楽や舞踊、食文化などを紹介。民族衣装の試着体験や世界の雑貨販売、フリーマーケット、クイズラリーなど、楽しい企画が盛りだくさんだ。入場無料。
県国際交流協会は、90年に設立。以来、山口県における国際化の推進を目的に、様々な活動を行ってきた。今回、創立15周年を記念し、「世界の国々をもっと身近に感じてもらおう」と、民間国際活動団体らの協力のもと記念事業を開催する。
国際情勢講演会
2階多目的ホールでは、午前10時からの式典後、国際情勢講演会を実施。「国際情勢と地域の国際化・NGO活動」をテーマに、特命全権大使アフガニスタン国駐在の駒野欽一氏が話す。
音楽・舞踊
午後0時半からは、同ホールで「世界の音楽・舞踊文化」が開かれる。県内外で活動する個人団体8組が出演。世界各地の伝統音楽・舞踊を披露する。内容は次の通り。
西アフリカ・ジェンベ(出演者=KI☆KANLA☆WAAI)▽韓国・カヤグム(ミィンドゥレ会)▽アンデス地方・フォルクローレ(ロス・コイジス&アルコイリス)▽中国・京劇(甘龍珠)▽インドネシア・バリ島のガムラン(山口バリガムランの会)▽西アフリカ・アフリカンパーカッション(AYA)▽韓国・長鼓太鼓(高寿英 韓国伝統文化教室)▽スペイン・フラメンコ(イシドロ・バルガス フラメンコスタジオ)
食文化
2階第1研修室及び、1階看護指導室は、様々な国の料理が楽しめる「世界の食文化コーナー」。イギリス、台湾、ロシア、スペイン料理が試食できる(正午~午後0時半)ほか、アメリカのBLTサンド、メキシコのソフトタコス&トルティーヤチップス、トルコのシシケバブ&ピラフ(各500円)も販売される(各限定100食、正午~午後1時)。世界のビールやワイン、餃子などの食品販売ブースや世界6カ国のお茶試飲コーナーも設置される。
展示・体験型企画
「世界体験コーナー」は、1階及び2階第1研修室。韓国、中国、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、パレスチナ、ケニア、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアといった各国の教育教材や生活用品の展示、雑貨の販売などが行われる。また、世界の民族衣装50点の試着・記念撮影体験や、フラメンコのワークショップ(午後3時~)、アフリカ太鼓及びアンデスのケーナづくりも楽しめる。
この他、会場内には留学生支援のためのフリーマーケットや各国際活動団体の活動紹介展示コーナー、子どもを対象にしたクイズラリー(午前11時、午後1時スタート)などもある。
同協会は「会場には、スマトラ沖地震の募金箱も設置する。フェスティバルに参加してくれた人が世界に目を向け、何かの活動を始めるきっかけになってくれればうれしい」と話している。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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