2005年04月13日
山口国際レディスオープンテニス
女子テニス国際大会「山口国際レディスオープンテニス2005」(主催=同大会実行委員会、後援=サンデー山口など)が、17日(日)から24日(日)まで、大内長野のやまぐちリフレッシュパークで開催される。今年は、推薦枠から仁保下郷のオーサンステニスクラブに通う、松本由美さん(17)と藤川綾子さん(16)も出場。世界を目指すスター候補生たちと熱戦を繰り広げる。観戦は無料。
国際テニス連盟(ITF)と日本テニス協会(JTA)公認の「山口国際レディスオープンテニス」は、ウインブルドンやUSオープンなどのグランドスラム大会を頂点とする、世界ツアーに参戦するための登竜門的な大会。テニス先進国では、同様の大会が毎週のように開かれている。世界ランキング(WTA)ポイントを獲得するため、デビューしたばかりの若手らがノミネートしており、賞金総額は1万ドル。
トーナメントはシングルスとダブルスの2種目。シングルスはまず32人で予選(17・18日)を行い、勝ち抜いた8人に予選免除の24人を加えた32人で、ダブルスは8組で予選(18日)を行い、勝ち抜き2組と予選免除14組を合わせた16組でそれぞれ本戦(準決勝23日、決勝24日)を行う。
第3回目となる今年は、主催者推薦枠で、仁保下郷のオーサンステニスクラブに通う松本由美さんと藤川綾子さんがダブルス予選に出場する。松本さんは誠英高校テニス部のキャプテンを務め、昨年11月には全国選抜高校テニス大会山口県予選(団体)で優勝。6歳からテニスを始めた藤川さん(多々良学園高校)は、今年度のトヨタジュニアテニストーナメント県予選及び昨年度の県高校生学年別大会で優勝している実力派だ。2人にとっても、国際大会は初めての大舞台。「勝つことよりも、一試合一試合楽しみながら最高のパフォーマンスをみせ、この経験を今後に役立てていきたい」と声をそろえる。この他にも県内からは主催者推薦枠で、下関市カトウテニスクラブの加藤夕香子さんがシングルス本戦に、猿田泰子さんがシングルス予選に出場する。
なお、昨年よりもさらに充実した大会を目指し、選手のサイン入りグッズが当たる抽選会なども実施。会場近くに旗を出したり、スタッフ全員が協力メーカーの名前をプリントしたトレーナーを着用するなど視覚的な演出にも力を入れている。大会実行委員会トーナメントアドバイザーの田中聰規さんは「選手、観客、スタッフが一体となって楽しめる華やかな大会にしたい」と張り切っている。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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