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2005年05月07日

バリアフリー状況、冊子に

バリアフリー状況、冊子に

 市内の車いす利用者らでつくる「バリアフリー公共交通研究調査会」(吉田倫太郎代表、32)はこのほど、県央部にある公共交通機関のバリアフリー状況をまとめた冊子「バリアフリー公共交通機関レポート」(A4判、37ページ)を作成した。吉田代表は「車いす利用者をはじめ、高齢・障害者のガイドブックになれば」と話している。

 嘉川在住の吉田代表が、会を立ち上げたのは2年前。生まれつき脳性まひで、子どものころから車いすでバスに乗ってきた経験から「交通弱者にどんどん公共交通機関を利用して外に出てもらい、生活の範囲を広げてほしい」と、ガイドブック作りを思いついた。
 調査対象は、山口、防府市と宇部市の一部、小郡、秋穂、阿知須、徳地町にあるJRの駅で、吉田代表と平川在住のヘルパー・山口実さん(46)が中心となり、2年間かけて調べた。冊子には、エレベーターおよび入り口のスロープの有無、券売機の高さ、階段の数、トイレの使いやすさや注意点などを写真入りで細かく記載。バリアフリーの進み具合を、○、△、×の3段階でわかりやすく評価した。
 調べた36駅のうち、24駅で何らかの問題があり、バリアフリー化の遅れが明らかになったという。吉田代表は「県央部の交通の拠点ともいえる新山口駅でさえ、在来線側から新幹線ホームへ行くのに、15分近くかかる。合併を機に、エレベーターを設置してほしい」と訴え、小さな駅に関しては「調べてみると、宮野駅や山口駅は線路をまたぐ形でゆるいスロープがあり、改札とホームを結んでいた。その他の駅もこのような工夫次第で、あまりお金をかけずにバリアフリー化できるはず」という。
 冊子では、ノンステップを取り入れているバス会社や、車いす対応の車両を持つタクシー会社、県内外のおすすめの公共交通機関なども紹介している。
 500部を作成。市の社会福祉協議会および各出張所などで無料配布しているほか、同会のホームページ(http://www9.plala.or.jp/ringobatake/)でも閲覧できる。問い合わせ先は、同会の事務局を代行している市民活動支援センターさぽらんて(TEL083-901-1166)。



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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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