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2005年05月27日

湯田温泉まちづくりプラン策定

湯田温泉まちづくりプラン策定

 昨年11月に設立された「湯田温泉まちづくり協議会」(宮川力会長、124人)の今年度総会が20日、西の雅・常盤で開かれ、湯田地区の将来像を具体的に示した「湯田温泉まちづくり計画」を策定。25日、市へ提出した。今後10年間をめどに一つひとつの事業を実行に移し、温泉観光地らしい街並みをつくりあげていく。

 まち協は「山口市中心市街地活性化基本計画」に基づく湯田地区のまちづくりを考えようと、料飲・旅館関係者を含む地元の商工業者や民間関係団体、地区住民などで設立。観光景観整備、県道・宮野大歳線整備、総合環境整備の3部会に分かれ、計画策定に向けた調査・研究を約半年間にわたって進めてきた。総会ではその集大成となる同計画案が議案に上り、満場一致で承認された。
 まちづくり計画の対象エリアは、湯田温泉1丁目から4丁目と6丁目にJR湯田温泉駅前通りを加えた商業地域、約49ヘクタール。目指す将来像に「温泉情緒にあふれ、にぎわいのある広域観光客宿泊拠点」を掲げ、①温泉情緒にあふれる回遊性のまちづくり②人と車の共生したまちづくり③住民と観光客の交流とふれあいのあるまちづくり④都市の多様な機能を活用した魅力のあるまちづくり⑤観光客をもてなすホスピタリティあるまちづくり--の五つの基本方針を示した。
 県道・宮野大歳線をヨコ軸(シンボルロード軸)に、県道と交差する湯の町商店街から錦川(観光商業軸)と錦川通り(錦川通り軸)をタテ軸に位置づけ、ヨコ軸とタテ軸が交わる二つの地点に「温泉シンボル拠点」と「歴史文化と観光物産の拠点」を整備するというのが大まかなイメージ。街並みと観光資源の整った「シンボルロード軸」、商業観光地としてにぎわう「観光商業軸」、和をテーマとした散策と食の通り「錦川通り軸」、この三つの軸を中心にまちづくりを広げ、回遊性の高い街並みを形成する。エリア内では現在、湯田温泉街を貫く宮野大歳線と交差または平行する三つの都市計画道路(泉町平川線、一本松朝倉線、東山通り下矢原線)の整備が進んでおり、温泉街を通過しない車の流れもできつつある。
 同計画では「温泉神社の移遷」「アミューズメント施設の整備」「タクシー待機駐車場の確保」「ナイト観光バスの運行」「温泉療養プログラム」「明治維新や文学にまつわる周遊コースの設定」など、実に61もの事業を打ち出している。ただし、実施は行政に限らず、民間企業、関係団体、NPO、町内会などさまざま。また、重点的に取り組む事業として「県道・宮野大歳線街路整備促進」「地区計画まちづくり協定の制定」「温泉モニュメントと共同湯の整備促進」「歴史文化と観光物産の館の整備促進」「店舗改装と業種拡大」の5事業をピックアップした。長年の案件でもある県道(シンボルロード)の整備を円滑に進めるため、沿道の住民や事業者が「地区計画まちづくり協定」を制定。シンボルロードに接する形で、温泉モニュメントや共同湯、足湯などを抱く拠点施設を建設。商店街周辺には資料館や観光物産館を整備するほか、既存商店の店舗改装、新業種の導入を進める--などとしている。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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