アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 70人

店長情報 トップページ
店長情報

2005年07月10日

札の辻・21

 今日から大相撲は名古屋場所がはじまる。
 新番付を見ておどろくのは外国籍の力士が多く目立つことだ。
 まず幕内には横綱朝青龍を筆頭にモンゴル勢が6人、ロシア、ブルガリア、グルジアなど3人で、十両の韓国出身春日王を加えれば外国人関取だけで10名を数える。
 さらに幕下以下の外国人力士となると、モンゴルの27人をはじめロシア、チェコ、ブラジル、ハンガリー、エストニア、カザフスタン、トンガ出身が10人で、幕内から序二段まで総勢46名にもなり、新聞の川柳欄にあった句を思い出す。
 〝番付の付録にしたい世界地図〟
 大相撲も野球やサッカー並に国際化されてきたのだといえばそれまでだが、歌舞伎と同じように江戸時代から育まれた国技としての伝統文化がある。かつて相撲通で知られるドイツ文学の高橋義孝氏が「歌舞伎の花道に金髪の弁慶はふさわしくない」と大相撲の国際化を嘆いたように日本人力士の充実を期待する声は強い。だがすでに曙や武蔵丸は綱を締めてきた。いまひとつ、最近の大相撲は朝青龍は勿論だが白鵬、琴欧州、安馬などに戦前・戦後に国技館を湧かせた往年の力士たちの姿を重ねるものがあって人気が高い。大関陣をはじめ日本人力士にはもっと根性と迫力のある大相撲を見せて欲しい。
 ところで山口県出身力士だが、下関市出身の豊真将(山本)が十両目前の東幕下8枚目まで躍進してきた。寺尾の錣山部屋だ。昔から「江戸の大関より郷土の三段目」という贔屓言葉がある。名古屋場所での健闘を期待したい。
         (鱧)


同じカテゴリー(札の辻)の記事画像
札の辻・21
同じカテゴリー(札の辻)の記事
 札の辻・21 (2016-07-30 00:00)
 札の辻・21 (2016-07-23 00:00)
 札の辻・21 (2016-07-16 00:00)
 札の辻・21 (2016-07-09 00:00)
 札の辻・21 (2016-07-02 00:00)
 札の辻・21 (2016-06-25 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。