2005年08月06日
よさこい山口県大会in山口七夕ちょうちんまつり
きょうとあす 県内外から50チームが登場
きょう6日とあす7日、山口七夕ちょうちんまつりに合わせて「よさこい山口県大会」が開かれる。これは、山口県よさこい連絡協議会などが、総踊り「やまぐちMINAKOIのんた」の5周年を記念して行うもの。県内外から過去最高の50チーム約千人の踊り子が出演し、新亀山公園をメーンステージに市内4カ所で躍動感あふれる踊りを披露する。
ここ数年、全国各地で盛り上がりをみせている「よさこい鳴子踊り」。県内だけでもそのチーム数は50を超える。高知で生まれたこの踊りが山口県で普及したのは、4年前に開かれた山口きらら博「よさこい全国大会」がきっかけ。この時、全国から集まった“よさこい人”のパワーあふれる踊りは、多くの人々を魅了。自由な振りと楽曲、独特のメークや衣装が、老若男女を問わず受け入れられた。
01年には山口県よさこい連絡協議会が発足し、これまで萩市や周南市などで県大会を実施。今年は、11年ぶりに山口七夕ちょうちんまつりが土日と重なることから、この日に合わせて行うことに。協議会に加盟する県央部の9チームが中心となり、1年前から準備を進めてきた。
きょうの前夜祭には13チームが参加。午後6時から8時半まで、パークロードの両車線を使って本場高知をイメージした練り歩きを行う。音響や照明を積んでゆっくり走る「地方車」について、鳴子を持った踊り子たちが元気いっぱいにパレード。山口県を代表する民謡「男なら」に合わせての総踊りも見応え十分だ。
7日の本祭には50チームが出演。午後1時45分から、審査会場となる新亀山公園のメーンステージで5分程度のオリジナル曲を披露する。協議会に加盟する31チームがグランプリ賞を目指すほか、県内チームと交流のある「颯爽JAPAN」(神戸)や「太宰府まほろば衆 月梅」(太宰府)、「風舞」(大阪)など遠方の実力派チームも出演し、大会を盛り上げる。表彰式は午後8時半から。
このほか7日には、市役所前庭(午後2時~8時ごろ)や中心商店街(午後4時~5時)、パークロード(午後6時~8時ごろ)でも、各チームがオリジナリティーあふれる踊りを披露する。
ホストチームとして準備を進めてきた長州青組の吉村柳太朗代表は、「多くの人の協力や支援のおかげで、夢だった地元での大会が実現でき本当にうれしい。夏の祭りが重なる時期に、遠方から駆けつけてくれたチームにも大変感謝している。このままよさこいをブームで終わらせるのではなく、古い文化と融合させながら新しい文化として定着させていきたい」と熱い思いを語る。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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