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2005年08月07日

地震、台風、水害… まさか!の災害に備えよう


 新潟県中越地震、福岡県西方沖地震、そして先月23日の千葉県北西部地震--。日本列島はいま、地震の活動期に入ったといわれている。また山口市は、昨年9月の台風18号による住宅被害、先月の大雨など、風水害という自然災害に直面した。いつ襲ってくるかわからない災害に備え、被害を最小限に食い止めるために自分たちにできることは何なのか。地震、風水害の面から対策を探った。

地 震
 過去起こった大地震による死因の多くは、家屋倒壊や家具などの転倒による圧死・窒息死。ほとんどの人は地震発生直後に亡くなっている。負傷の原因も、建造物の崩落によるものが大半を占める。
 最近災害対策の現場では「減災」という言葉が使われるようになった。被害を100%防ぐことはできなくても、最小限に減らすことは可能という発想。建物の補強や備品の固定など、今できることはすぐに実行しよう。
安い・簡単! アイデア補強
家具の転倒予防
 タンスなどの家具は、天井との間にL字金具や突っ張り棒を取り付けて固定。また、家具前方の下に新聞紙を敷くだけでも効果がある。最近は耐震度の高いゴム製の専用シートもホームセンターなどで販売されているので、大型電化製品などの下にもぜひ敷いて。
ガラスに一工夫
 地震発生時に多いのは割れたガラスによる足のケガ。ガラス面には飛散防止フィルムを張っておこう。両開きタイプの扉は揺れても開かないように止め金具を付ける、食器棚はスライド式のものを選ぶ、窓に厚手のカーテンを引いておくというのも手。
照明の落下防止
 つり下げ式の照明器具のひもはできるだけ短くすること。落下防止ロックがない場合にはビニールテープを巻く。チェーンと金具を使って数カ所を天井に止めておくとさらに安心。

チェックポイント
寝床に倒れこむ位置に家具を置いていないか
家具が倒れても避難路は確保されるか
重いものは下に置いて重心を下げているか
風 水 害
 今年も台風の季節がやってきた。昨年は10個という史上最多の台風が上陸し、全国各地で大きな被害が出た。市内でも、18号、23号による建物の全半壊や床上浸水など大きな損害を招いた。ただし、台風や豪雨は天気予報などで事前に情報が得られるので、警戒と早めの避難が肝心。建物も、被害の出やすい屋根や壁の点検・補修、物置や倉庫の固定、雨戸の設置など、日ごろの心がけで被害を最小限に食い止めることができる。
?家のそばを見回り、倒れそうなものは固定して、飛びそうなものは室内へ移動。
?雨戸やシャッターを閉める。雨戸がないガラス窓は、破損しないよう板やテープなどで保護する。
?停電に備え、懐中電灯やろうそく、携帯ラジオなどを用意。 断水に対しては飲み水を準備する。ちなみに、飲料水は1人1日あたり3㍑必要といわれている。
?もしものときの避難場所を決め、留守中の家族がいれば連絡をとる。避難場所・経路は日ごろから家族で話し合って確認しておくことが大事。
-ポイント-
 洪水発生時に想定される浸水や避難場所を地図で示した「洪水ハザードマップ」は一家の必需品。安全な避難経路の確認などに役立つので、持っていない人は市役所や町役場で入手しよう。
  ◇  ◇  ◇
保険は万全?
 住宅の保険といえば火災保険。ただし、地震や噴火による火災損害は対象外になることをご存じだろうか。住宅にかける保険にも種類があり「住宅火災保険」は火災・落雷・爆発・風災など、「住宅総合保険」ならさらに水害や盗難などが対象となる。また、地震・噴火・津波による損害は地震保険でなければ補償されない。今一度、現在加入している保険の内容を確認してみてほしい。


Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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