2005年11月18日
イルミネーション点灯式 ―日本のクリスマスは山口から―
山口商工会議所青年部(山田次朗会長)は、あす19日正午から午後8時まで、C・S赤れんが前庭のモミの木「モミー」のイルミネーション点灯イベント「日本のクリスマスは山口から」を実施する。多彩なイベントで「クリスマス発祥の地・山口」の史実を盛大にアピール。赤、青、白3万個の大規模なイルミネーションで山口のクリスマスを幻想的に彩る。
今から約450年前、日本初のクリスマス(降誕祭)が山口市で執り行われた―宣教師ルイス・フロイス著の「日本史」、日本に滞在したイエズス会の神父や修道士が書いた手紙をまとめた「イエズス会士 日本通信」にも書かれた史実をもとに、同青年部では「クリスマス発祥の地・山口」を内外に積極的にPRしようと、98年から「日本のクリスマスは山口から」の事業を展開。クリスマスイベントや、山口七夕ちょうちんまつりでの「ちょうちんツリー」点灯、子どもたちに史実を伝える紙芝居の作成・貸し出しを行っている。 99年に市制70周年を記念して植樹した事業のシンボル・モミーのイルミネーションは、同年スタート。当初2500個だった電球を03年から3万個に増やした。さらに今年は青色発光ダイオードを加え、一層華やかな光で辺りを照らす。
今回は点灯式に先立ち、キャンドルパレードを行う。サビエル記念聖堂からC・S赤れんがまで、天使幼稚園の園児をはじめ総勢約300人が聖火を運び、神秘的なムードを演出する。
5時からの式典には、山口観光コンベンション協会・河野攻理事長、山口青年会議所・木下慎一郎理事長らが出席。会場に集まった参加者全員のカウントダウンに合わせて一斉にイルミネーションを点灯し、シンガーソングライターのちひろさんによる「新山口市の歌」の披露やクリスマスソングの大合唱でムードを盛り上げる。
また、新市の名物鍋などを販売するレストコーナーを設けるほか、幼稚園、保育園の園児が描いたクリスマスにちなんだスケッチをC・S赤れんがに展示。大型紙芝居「日本のクリスマスは山口から」(2時から5時)の上演や新作ケーキの試食会を行う。
さらに、市内の家庭のクリスマス風景やイルミネーション装飾を撮影した写真の募集も現在実施中(12月30日まで)。集められた写真は06年1月から市内各所で展示する予定。詳しくは同青年部(TEL083-925-2300)へ。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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