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2006年09月08日

県美術展覧会スタート 市内から2人が優秀賞

県美術展覧会スタート 市内から2人が優秀賞洋画、日本画、木彫、焼き物など134点

 第60回「山口県美術展覧会」が、県立美術館(電話925-7788)でスタート。325点の応募作品の中から、大賞には福岡県の手嶋大輔さん(29)の木彫作品「ヒトリゴト2」が選ばれた。山口市からは、小郡上郷の山科君代さん(73)が「みのり」で初の優秀賞、徳地の吉村芳生さん(56)が「色鉛筆で描く花の世界『徳地に住んで見えてくるもの』」で3回目の優秀賞に輝いた。24日(日)までの会期中には、入賞者が自作について語るワークショップなども開かれる。入場料は一般250円、大学生200円。70歳以上と18歳以下および高校生、盲・ろう・養護学校生は無料。

 応募総数は325点(昨年比107点減)。会場には洋画、日本画、木彫、焼き物、空間芸術作品など、入賞作品33点(大賞1点、優秀賞5点、佳作27点)と入選作品101点の、バラエティー豊かな計134点が展示されている。
 初出品で大賞に輝いた手嶋さんの木彫作品「ヒトリゴト2」は、細い台の上に立って独り言を言う人をテーマに制作したもの。色鉛筆で彩色しており、審査委員の岡部あおみさんは「木彫りなのにプラスチックのフィギアにも見える独特の仕上がりで、完成度が高い」と評価している。
 7年連続で県美展に入賞している山科さんは、今回過去最高の優秀賞を受賞。昨年までは、新鮮な野菜を描いていたが、今年は新しいことに挑戦しようとF130号(162×194㌢)の大画面いっぱいにみずみずしいマスカットの実を描いた。「岡山の孫が送ってくれたマスカットがとてもきれいだったので題材にした。今年は今までで一番不安だっただけに、思いがけない賞をいただいて、本当にうれしい」と喜んでいる。
 一方、1974年から16回にわたり出品している吉村さんは、これまで最優秀賞2回、優秀賞2回を受賞した実力者。色鉛筆で身近に咲いている花を描き、サイズの異なる3号(27 ・3×19㌢)~100号(162×112㌢)の10点を組み合わせることで“今の自分自身”を表現した。この内の3点は、色を塗り重ねた後にサンドペーパーや消しゴムを使ってのばす新しい技法を取り入れたもの。吉村さんは「真ん中のヒマワリは自画像で、その隣のバラは一人息子。夏の暑い中、大きな花を咲かせ、多くの知識(種)を持つヒマワリのようになりたいという願望や一人息子がこれからどう成長していくのかという意味を込めた」と言い、「希望や夢などいろいろな思いが詰まった作品なので、見る人に自由に感じとってもらえれば」と話している。
 山口市から佳作・入選に選ばれたのは次の皆さん。     (敬称略)
【佳作】上野恵子▽岡本よしろう▽川尻涼▽深田佳心▽保手濱拓
【入選】秋貞勇▽上野恵子▽江波静雄▽岡本邦彦▽岡本英▽岡本よしろう▽神成佑子▽佐々木研己▽佐々木範子▽末森仁美▽橋口仁▽林康雄▽美藤信市▽保手濱拓▽松本駿三▽三井喜美子▽山科君代▽吉永尚子▽渡邉英治


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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