2007年04月06日
総踊り、パレード、中也PR隊も登場 湯田温泉白狐まつり
山口三大まつりの一つ「湯田温泉白狐まつり」が、あす7日と8日(日)に湯田温泉街で開催される。人気の内湯無料開放や白狐総踊り、パレードなど、多彩なイベントがめじろ押しだ。また、今年はまつりに引き続いて「中原中也生誕百年祭2007」(8日午後4時~)が中原中也記念館前庭で始まることから、主催する実行委員会は10万人の人出を見込んでいる。
白狐まつりは、7日午前10時から高田公園で行われる神事で幕を開ける。湯の神、温泉の神、医薬の神に、お湯が枯れずにいつまでも続くこと、白狐まつりが成功するように祈る。
7日、8日の2日間にわたって高田公園内には露店が軒を並べるほか、無料フェースペインティング、バイクや美肌スチーマーなどが当たる白狐福引き(1回200円)がある。また、白狐湯豆腐試食会(8日正午~)やフリーマーケット(8日)、湯田地区商工振興会が中也生誕100年を記念して製作した「中也タオル」の販売も行われる。
野外ステージでは、2日間一般参加のフリーステージが繰り広げられる。目玉は、7日正午から行われる宇部出身の歌手・本城綾乃さんによるショー「懐かしの山口の歌」。これは、戦後まもなく山口や湯田をテーマに制作された曲のすばらしさを市民に知ってもらおうと、同歌作成実行委員会が古いレコードから新しいCDに再録・再生したのを記念して行うもの。「男なら」や「湯田小唄」などが、歌と踊りで披露される。
同日午後6時から8時までは、湯田温泉料飲社交組合による「歌のフェスティバル」。同組合に加盟する10店の代表者が、自慢の歌声を披露する。8時からは、たいまつを手にした170人の子どもたちの行列が湯の町通りを出発。ふしの岩戸太鼓保存会や山口維新太鼓などの太鼓演奏とともに、高田公園まで練り歩く。
2日目の午後1時からは「白狐パレード」がスタート。渡辺純忠市長を先頭に、山口市消防音楽隊、ヤッパンマルス、旅館組合や料飲組合のおかみさん、子どもみこしなどが歩行者天国となる県道204号線をパレードする。今年は、中也Tシャツを着たボランティアやジャグリング隊など、中也PR隊も登場。中也とお嫁さんの格好を装った2人を乗せた人力車も走る。
メーンイベント「おどるおどる 白狐総踊り」はパレード終了後、かめ福から松田屋ホテル間に設けられる3カ所のステージで開催。市内外から集まった13チーム約250人が、よさこいやフォークダンス、ジャザサイズ、ヒップホップ、民踊など、個性あふれる踊りを披露する。
このほか、7日の午後1時と4時、8日の午前11時半にはもちまき(高田公園)が、7日の午前10時半からはスタンプラリーを通して湯田温泉の魅力を再発見する「湯の町探検隊」が行われる。
また、両日とも高田公園から人力車が特別運行される。乗車料金は1人800円、2人1500円。
詳しくは、湯田温泉旅館協同組合(TEL920-3000)へ。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│ニュース