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2007年07月01日

滑空するムササビ

滑空するムササビ 

博物館の北側にある鴻ノ峰にはリス科のムササビが生息しています。完全な夜行性で、地上にほとんどおりない樹上生活者です。ムササビの特徴は飛膜をもち滑空することです。コウモリのような飛翔能力はありませんが、木の上部の梢から滑空し、次の木の幹に移り、採食しながら梢に登りまた滑空します。
 ムササビがいるかどうかを調べるには、樹洞のある大木を探します。樹洞は出入り口が直径10センチ程度からもっと大きなものまで様々で、下からみてわかるぐらいの大きさです。もう一つは食痕です。ムササビは歯で切った枝を持って芽・葉・花・実などを食べます。余った部分は木の下に落とします。枝の切り口は斜めに切られ、ムササビのものとすぐにわかります。ムササビは地上に暮らす哺乳類に比べて観察しやすく、巣である樹洞から出てくるところや、採食に出かけるコースがわかれば滑空するところも見ることができます。 

山口県立山口博物館 学芸課 田中 浩


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おもしろ小箱
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