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店長情報

2007年07月27日

1食100円 収穫した野菜でカレーレストラン


 8月10日(金)午前9時から午後2時まで、三和町の三和児童館に通う杉の子学級の子どもたち28人が、同所に1日限定のカレーレストラン「すぎのこ」を開設する。現在、みんなでアイデアを出し合ってメニューや役割分担を決めたり、自分たちで育てた野菜を収穫するなど、オープンに向けて準備を進めている。

 同館は、保護者が昼間家庭にいない児童を対象に、下校後の生活指導を行う児童福祉施設。杉の子学級には現在、湯田・白石・山大附属・良城・大内小学校の児童28人が登録。年間を通してさまざまな行事を行っているが、今回のように外部から一般客を招いてレストランを開くのは初めてだ。
 4月初旬、例年のように自分たちで植えたタマネギを収穫していた時、子どもから「これでカレーを作ったらおいしそう」という声があがったのが、レストラン開設のきっかけ。畑作りから収穫、カレー作り、さらに接客に必要なあいさつやマナーを知り、お金の価値についても学ぶ就労体験ができると、職員らも賛成。この試みを、児童健全育成推進財団が日本タッパーウェアの協力で行っている「夢発見!こどもプロジェクト」に応募したところ、7万円を上限に助成金ももらえることになった。
 今は毎日、帰りの会の時間を利用して「何名様ですか?」「こちらへどうぞ」といった接客の練習をはじめ、役割分担やメニュー決め、ポスターやチラシづくり、当日の会場設営や材料調達などについて話し合いを進めている。その中から「キャラクターを作りたい」「自分の家から使わなくなったおもちゃを持ち寄って、小さな子が来たらプレゼントしたい」「家のカレーの隠し味をお母さんに聞いてこよう」などと、日々さまざまなアイデアが飛び出しているという。
 湯田小3年の福江颯樹くん(9)は「おいしいカレーを作るから、みんなに食べにきてほしい」と元気いっぱい。同学級の指導員・吉武昌子さんは「学校も年齢も違う、健常者と障害者の子どもたちが一緒になって 一つのプロジェクトを成し遂げることで、思いやりの心も学んでいってもらいたい」と話している。
 なお、カレーは1食100円で、チケットは8月1日から同館(TEL083-922-7055)で発売される。


Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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