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2008年03月23日

村田種苗店の元気なおばあちゃん

村田種苗店の元気なおばあちゃん

代々続く「そろばん」で商売

 湯田温泉にある村田種苗店では、「そろばんでお金の勘定をする」という今では珍しい光景を目にすることができる。“パチッ、パチッ”と元気にそろばんの玉をはじく店主の村田繁子さん(83)。「楽しく商売を続けていられるのはそろばんのおかげだよ」と話す彼女の笑顔が印象的だ。

 村田種苗店は1868(明治元)年創業、140年続く老舗店。大正生まれの4代目店主・村田繁子さんは、23歳の時に結婚してこの店に嫁ぎ、以来“看板娘”として働きはじめ、今でも現役で商売を続けている元気なおばあちゃん。「お客には良い野菜や花を育ててほしいから、植える時期・季節に合った種しか売らない」との信念を曲げることなく、60年間頑張ってきた。
 “商いの心意気”ともう一つ、創業代々受け継いできた物がある。それが、大きな商売用の「五玉のそろばん」だ。現在は、下の玉の数は4個が主流で、5個ある当時のそろばんは貴重品。村田さんは創業当初から使われてきたこのそろばんを今でも愛用して商売している。「以前、計算をするのに電卓を使おうとしたこともあったが、頭も指もそろばんに慣れてしまっており、逆に電卓を上手に使いこなせなかった」と話す村田さん。そろばんでは掛け算もこなし、釣り銭間違えなどの計算ミスは一度もないそうだ。村田さんは「今でもお客さんとおしゃべりし、楽しく商売を続けていられるのは、このそろばんがあったからこそ。頭も指も動かすのでとても健康的。このそろばんとともに生涯現役で店を続けていきたい」と、元気に商売を続ける秘訣を話した。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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