2008年04月04日
総踊り、パレード 5・6日湯田温泉白狐まつり
山口三大まつりの一つ「湯田温泉白狐まつり」が、あす5日と6日(日)に湯田温泉街で行われる。60周年を迎える今年は、人気の内湯無料開放や白狐総踊り、パレードなど、多彩な催しが繰り広げられる。
白狐まつりは、5日午前10時から高田公園で行われる神事で幕を開ける。湯の神、温泉の神、医薬の神に、お湯が枯れずにいつまでも続くこと、白狐まつりが成功するように祈る。
5日、6日の2日間にわたって高田公園内には露店が軒を並べるほか、無料フェースペインティングや着物の2時間無料レンタル(着付け代500円)、高級一眼レフデジタルカメラなど豪華賞品が当たる白狐福引き(1回200円)が行われる。また、恒例の白狐湯豆腐試食会(6日正午~)やフリーマーケット(同)もある。
野外ステージでは2日間、一般参加のフリーステージが繰り広げられる。5日午後0時半からは広島を中心に活動するプロ演歌歌手・中島克己さんが登場し、会場を盛り上げる。また、同日午後6時から8時までは、湯田温泉料飲社交組合による「歌のフェスティバル」。同組合に加盟する10店の代表者が、自慢の歌声を披露する。8時からは、たいまつを手にした約100人の子どもたちの行列が湯の町通りを出発。ふしの岩戸太鼓保存会などの太鼓演奏とともに、高田公園まで練り歩く。
2日目の午後1時には「白狐パレード」がスタート。渡辺純忠市長らを先頭に、山口市消防音楽隊、ヤッパンマルス、旅館組合や料飲組合のおかみさん、子どもみこしが歩行者天国となる県道204号線をパレードする。また今年は、白狐まつりのためだけに結成したみこしチーム「白狐會」が初登場。20歳代から60歳代までの52人が元気よく練り歩く。
メーンイベント「おどるおどる 白狐総踊り」はパレード終了後、かめ福から松田屋ホテル間に設けられる3カ所のステージで開催。市内外から集まった17チーム約300人が、よさこいやフォークダンス、ジャザサイズ、ヒップホップ、民踊など、個性あふれる踊りを披露する。
このほか、5日の午後1時と4時、6日の午前11時半にはもちまき(高田公園)が、5日の午前10時半からはスタンプラリーを通して湯田温泉の魅力を再発見する「湯の町探検隊」が行われる。
内湯無料開放
両日とも午前10時半から午後2時半まで旅館やホテルなど9施設の内湯が無料で開放される(入場は午後2時まで)。
両日開放されるのは、翠山荘、防長苑、かんぽの宿、亀の湯の4施設。5日はセントコア山口のみ、6日は西の雅常盤、ホテル松政、松田屋ホテル、西村屋の4施設となっている。なお、松田屋ホテルは午前11時から午後2時の入場となる。各施設ともタオルの貸し出しは行っていない。
同実行委員会は「皆さんに気持ちよく入ってもらうため、各浴場で入場者数の制限を行います。定数を超えた場合は少し待っていただくことになりますが理解ください」と呼びかけている。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│ニュース