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2008年07月20日

三輪休雪展会場

三輪休雪展会場 

現在、開催中のコレクション展「十二代三輪休雪」。
 展示室の正面ガラスケースに、白いハイヒールが置かれている。この作品で休雪は、茶碗などの実用の器を作る萩焼の世界に、前衛芸術の造形と思考を一気に持ち込んだ。今から40年も前のことだ。
 ハイヒールから右へ回りながらケース内の作品を見てゆくと、その後の休雪の作風の変化を通覧することができる。鉢や水指や手桶とともに、純粋に造形的な作品も並んでいる。そのいずれにも、ぽってりとした肌合いの白い釉薬が使われている。
 卑弥呼の書と呼ばれるシリーズになると、肌の色が金色に大きく変化する。豪奢な金の茶碗。このなかに濃緑のお茶が入っているのを想像すると、実際に手にとってみて、その感触を確かめたくなる。
 9月21日まで開催。山口デスティネーションキャンペーンにあわせて、雪舟や香月泰男の作品も同時に展示されている。

県立美術館学芸課長 斎藤 郁夫


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)サンデー美術館
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