2009年01月23日
稜線
先日山口青年会議所新春の集いで、今年度の新理事長中村聡氏は「幸福論―あとからくるもののために―」と題する年頭の所感を述べた。
「五十数年前に始まった日本青年会議所運動は、当初東京・大阪など大都市圏を柱に中央集権的な縦割組織と各地方地域とのつながりを優先とする枠組みに意見は分かれた。山口青年会議所を結成した吾々の先達は後者を選び今日に至っている。
五十数年前の日本人はお互いに連帯感をもって支え合って生きてきた。しかし現代社会はその循環がほころび、寸断され、乱れていると思う。
お金や時間や携帯電話がなければ不安で仕方がないというくらしから全くかけ離れた時代のあったことを知っている。
ケネディの言った如く『自分のために国家が何をしてくれるかでなく、国家のために自分は何ができるか』を考えよう。
現在の組織は活動が自己目的化している。公益の目的達成のため結成された組織である。公益法人格のパワーを持ち、ひとづくり、まちづくりに取り組めるとすればこれほどやり甲斐のあることはない。貢献することが自らの事業、地域経済に還元される」との話しぶりにド迫力があり、列席の市長・市議会議長も期待の拍手を送った。(F)
「五十数年前に始まった日本青年会議所運動は、当初東京・大阪など大都市圏を柱に中央集権的な縦割組織と各地方地域とのつながりを優先とする枠組みに意見は分かれた。山口青年会議所を結成した吾々の先達は後者を選び今日に至っている。
五十数年前の日本人はお互いに連帯感をもって支え合って生きてきた。しかし現代社会はその循環がほころび、寸断され、乱れていると思う。
お金や時間や携帯電話がなければ不安で仕方がないというくらしから全くかけ離れた時代のあったことを知っている。
ケネディの言った如く『自分のために国家が何をしてくれるかでなく、国家のために自分は何ができるか』を考えよう。
現在の組織は活動が自己目的化している。公益の目的達成のため結成された組織である。公益法人格のパワーを持ち、ひとづくり、まちづくりに取り組めるとすればこれほどやり甲斐のあることはない。貢献することが自らの事業、地域経済に還元される」との話しぶりにド迫力があり、列席の市長・市議会議長も期待の拍手を送った。(F)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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