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2009年02月28日

出会い

 「悲しみは生きて別離するより悲しきは莫く、楽しみは新しく相知るより楽しきは莫し」。“およそ人間の悲しみの中で、生きながら別れることほどつらく悲しいものはない。また、人生の楽しみの中で、新しい知己を得ることほど楽しいことはない”(中国名言名句の事典より)。
 現在は、「生きながら別れる」ことの辛さは少ない。飛行機も電話もあるから、友人達と遠く離れていても、その気になれば会える。その存在は身近に感じられる。辛くはない。古い時代の中国では、目の前から消えるということは、もう二度と会えないということだったのだ。あの広い国では別離は悲しきの極みだったのだ。
 楽しみの極地は、新しい知己を得ること。これは、昔も今も変わりない。新しい友人を得るのに、偶然もあるが、それだけでは決してない。偶然の前に自分が行動を起こして、その場に自分を連れて行っているのだ。自分で切り拓いているのだ。
 講演会でTさんと友人になった。偶然、隣り合わせの席についたのだ。座った位置は偶然だが、その講演会を選んで出かけたのは私の意思だ。Tさんもそうだ。話し掛けたのは両方の思いだ。その後の新しい付き合いは、二人で築きあげて行くのだ。そこに人生の楽しみが生まれる。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
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