サンデー山口

　「暗いニュースばかり聞こえてくる今日このごろ、せめてステージは“明るく楽しく”と話し合い、客席から笑い声が聞こえてくるような舞台に仕上げました」―。舞踊指導歴６２年、山口における現代舞踊の草分け的な存在である加藤燿子さん（８１）が主宰する加藤舞踊学院の「ら・あらかると舞踊展」が、１４日（日）午後１時半から山口市民会館大ホールで開かれる。
　６２回目を迎える今回は、４歳から８０歳代の総勢１０３人が出演し、日ごろの練習の成果を発表。県内唯一の日本楽器オーケストラ「邦楽アンサンブルやまぐち」とのコラボレーション作品「海峡」をはじめ、昨年東京で開かれた現代舞踊展（東京新聞主催）に地方から初めて参加し高く評価された、落語を題材にした人間味あふれる舞踊作品「さくらんぼ」も山口で初披露される。
　前売りは指定席２５００円、一般２千円、高校生以下千円、当日券はいずれも５００円増し。問い合わせは、同学院（TEL０８３－９２２－１９６３）へ。
　サンデー山口では、読者先着１０人に同公演のチケット（一般席）をプレゼントします。希望者はきょう１０日午前１０時以降にご来社の上お受け取りください（土、日除く）。