2009年06月12日
稜線
山口市はこのほど「文化の薫るまち創造ビジョン」を策定し刊行した。
巻頭で市長は「平成17年の合併により山口市は多様な地域文化や地域資源が幅広く融合する自治体となってきた。山口というまちは平安末期の東大寺再建の関わりから、中世に花開いた大内文化、幕末維新の推進へと創造的活動の潮流から引きつがれる風土で、これから市民一人ひとりがまちづくりの担い手になって欲しい」と述べている。
ビジョン策定に当たっては山口大や県立大の学識経験者、各文化活動グループの責任者と市民代表の17人により1年間にわたり検討協議されたもので、徳地・仁保、旧市部、小郡・秋穂・阿知須と各地域に根付いた文化や自然の独自性を活かし育てるまちづくりを支柱としている。
地域の歴史や文化・伝統というものが過去の高度経済成長期では置き去りにされてきたといわれてきたが、しかし各地域には、そこで暮らしてきた人々により風俗、習慣、文化が伝承されている。歴史的資源や地域文化の存続を考える場合は、まず再評価し次世代の理解と継承というプロセスが重要となってくる。
今回の創造ビジョン策定が山口らしさのまちづくりの指針となることをのぞむ。(F)
巻頭で市長は「平成17年の合併により山口市は多様な地域文化や地域資源が幅広く融合する自治体となってきた。山口というまちは平安末期の東大寺再建の関わりから、中世に花開いた大内文化、幕末維新の推進へと創造的活動の潮流から引きつがれる風土で、これから市民一人ひとりがまちづくりの担い手になって欲しい」と述べている。
ビジョン策定に当たっては山口大や県立大の学識経験者、各文化活動グループの責任者と市民代表の17人により1年間にわたり検討協議されたもので、徳地・仁保、旧市部、小郡・秋穂・阿知須と各地域に根付いた文化や自然の独自性を活かし育てるまちづくりを支柱としている。
地域の歴史や文化・伝統というものが過去の高度経済成長期では置き去りにされてきたといわれてきたが、しかし各地域には、そこで暮らしてきた人々により風俗、習慣、文化が伝承されている。歴史的資源や地域文化の存続を考える場合は、まず再評価し次世代の理解と継承というプロセスが重要となってくる。
今回の創造ビジョン策定が山口らしさのまちづくりの指針となることをのぞむ。(F)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│稜線