アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 70人

店長情報 トップページ
店長情報

2009年07月10日

稜線

 山口市日韓親善協会は先日の総会で09年度の事業計画を発表した。
 その中にこの10月に韓国公州市で開かれる百済文化祭への参加がある。07年の同文化祭の時と同様に、今回も協会会員だけでなく一般市民の参加を期待している。
 百済文化祭は韓国での3大文化祭のひとつといわれており、公州市民のみでなく韓国全土、海外からの参加者も親善的に多い。今年度の事業費は40億ウォン(約5億1千万円)を見込んでいるという。
 百済と日本の歴史のあゆみは古くて長い。
 司馬遼太郎は紀行記「百済仏」のなかで、日本では仏教伝来の頃から朝鮮の古代国家をクダラと呼び、西日本一円の大名大内氏の如く百済王の末裔と自称するほどで、百済の影響は日本に飛鳥文化の華を開き、さらに百済滅亡の後は日本への亡命者が相つぎ万を超える百済人が、北九州から中国、近畿地方に渡来して百済文化も各地方で融合したことは665年の「天智記」にも明らかであると記述する。
 ともあれ百済文化祭のイベントで、公州市民が山口市の代表団に寄せる好意的な歓迎ムードは年々熱くなってきた。
 単なる参加訪問に終わらず、文化・経済の交流も深めるべきだ。(F)


同じカテゴリー(稜線)の記事
 稜線 (2019-06-28 00:00)
 稜線 (2019-06-21 00:00)
 稜線 (2019-06-14 00:00)
 稜線 (2019-06-07 00:00)
 稜線 (2019-05-31 00:00)
 稜線 (2019-05-24 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。