アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 69人

店長情報 トップページ
店長情報

2009年08月07日

稜線

 今日は早くも立秋で暑い盛りに秋を迎える。
 中国文化圏での暦は気温の昇降に関係なく陽光の変化を目安にして季節を区分しているから、実際の寒暖と暦の四季にズレがあることは立春の際も同じである。
 ことしは梅雨の時期が長く、先月下旬には山口県下とくに山口・防府地区は集中豪雨のために深刻な被害を受けた。
 集中豪雨とは日本特有の言葉で、1958(昭和33)年7月1日付の朝日新聞夕刊記事に、島根県浜田地区で降った大雨を“集中豪雨”と表現した活字が最初となる。
 こうした雨は世界共通の降雨現象で、梅雨前線や台風に伴う降雨のうち今回のように大災害を起こす記録的な雨量は、数時間で比較的に狭い地域に集中することが多い。
 アメリカでは気象用語でクラウドバースト(雲の爆発)と呼んでいる。爆発するという雲はもちろん積乱雲でカミナリ雲だから梅雨どきの夜や朝のカミナリは集中豪雨を誘発する。
 山崩れ、土石流、倒壊家屋と大雨被害の実態が判明するにつけ、古代中国以来東洋には城、街区を定めるとき風と水の方向を基調とする「風水学説」も存在した。
 行政の重要施策のひとつ治山治水のことばをかみしめる。(F)


同じカテゴリー(稜線)の記事
 稜線 (2019-06-28 00:00)
 稜線 (2019-06-21 00:00)
 稜線 (2019-06-14 00:00)
 稜線 (2019-06-07 00:00)
 稜線 (2019-05-31 00:00)
 稜線 (2019-05-24 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。