2009年09月05日
札の辻・21
食料自産自消推進機構
理事長・専務理事・
事務局長・生産販売
課長・農場員
まるで落語の寿限無を連想するほどの長い肩書きの名刺を持っているのは山口県庁OBの伊妻稔氏である。
伊妻氏は県庁を退職後天下りもせず市内吉敷の自宅に所有する約5アールの畑で、奥さんと野菜づくりを楽しんでおり文字通りの晴耕雨読。
野菜はとれたてがいちばんおいしい。直売所、レストランの利用も良いが、思い切って郊外農家の畑の一画を借りて一坪菜園にチャレンジし、栄養たっぷり地球にもやさしい野菜を自分の手でつくり味わう楽しみの体験者が東京・大阪など大都市でも目立ってきた。
コラムニストでタレントの泉麻人氏は、東京23区内で畑仕事ができるのは今やトレンディなライフスタイルであると、少年時代を過ごした練馬区の体験農園でナス・トマト・キュウリづくりに挑戦し、とれたばかりのトマトを畑でガブリとやったが現地直食の味は格別だったと喜ぶ。
伊妻氏の畑でもいま秋ナスが育っているという。昨今ナスは年中手に入るが元来は非常に季節感の濃厚な野菜である。江戸の料理本にも晩夏から秋口はナスが主役と記載されている。
池波正太郎は食味随想のなかで単純な秋ナスの塩もみを絶賛する。
今宵あたり伊妻夫妻の食卓でも自産のナスが自消されるかも。(鱧)
理事長・専務理事・
事務局長・生産販売
課長・農場員
まるで落語の寿限無を連想するほどの長い肩書きの名刺を持っているのは山口県庁OBの伊妻稔氏である。
伊妻氏は県庁を退職後天下りもせず市内吉敷の自宅に所有する約5アールの畑で、奥さんと野菜づくりを楽しんでおり文字通りの晴耕雨読。
野菜はとれたてがいちばんおいしい。直売所、レストランの利用も良いが、思い切って郊外農家の畑の一画を借りて一坪菜園にチャレンジし、栄養たっぷり地球にもやさしい野菜を自分の手でつくり味わう楽しみの体験者が東京・大阪など大都市でも目立ってきた。
コラムニストでタレントの泉麻人氏は、東京23区内で畑仕事ができるのは今やトレンディなライフスタイルであると、少年時代を過ごした練馬区の体験農園でナス・トマト・キュウリづくりに挑戦し、とれたばかりのトマトを畑でガブリとやったが現地直食の味は格別だったと喜ぶ。
伊妻氏の畑でもいま秋ナスが育っているという。昨今ナスは年中手に入るが元来は非常に季節感の濃厚な野菜である。江戸の料理本にも晩夏から秋口はナスが主役と記載されている。
池波正太郎は食味随想のなかで単純な秋ナスの塩もみを絶賛する。
今宵あたり伊妻夫妻の食卓でも自産のナスが自消されるかも。(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻