サンデー山口

有志２７人が木戸山公園で防除作業

　宮野地区地域づくり協議会の主催で１７日、宮野財産区やマロニエの森の会といった地元有志２７人が、「美しいまち山口運動」のタスキをかけて、木戸山公園に植えられているサクラの木についた病害虫の防除作業を行った。
　この日は、木が枯れてしまう「てんぐ巣病」にかかったソメイヨシノやサトザクラなど10本を伐採。40本の枝を切り薬を塗ったほか、３月に新たに１８本植えるための穴を掘っていった。
　同地区には、宮野小・中学校の校庭や県立大学キャンパス、荒谷ダム湖周辺など、計３８５３本のサクラが植えられているが、育成管理の不徹底から、最近では病気による樹勢の衰えや枯れ枝が目立ってきていた。そこで同協議会は、「宮野の里を名実ともに“サクラの里”にしよう」と、市の「ガンバル地域特別支援交付金事業」により、サクラの保護や育成に年次計画で乗り出した。　
　なお、２月７日には宮野小・中学校での防除活動を予定している。