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2010年05月21日

稜線

 「山口県の小企業の景況は、先行き不透明感が続いている」。日本政策金融公庫が県内約150の中小企業を調査したところ、昨年12月も今年3月も、このような判断となった。▲53・6(前期マイナス1・7)だった10~12月実績「業況判断」DI(「良い」から「悪い」を引いた企業割合)が、1~3月実績では▲58・0と4・4ポイント下がった。そして4~6月は、さらに3・9ポイントのマイナスとなる▲61・9の見通しだ。全国平均が▲56・4、中国地区平均が▲59・7でもあり、比較すると県内小企業の苦境ぶりが際だつ。
 一方、財務省山口財務事務所が4月にまとめた「県内の経済情勢」の総括判断は「厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる」だった。しかしながら「個人消費」は弱く「設備投資」は前年度を下回り「雇用情勢」は厳しい。一部大企業の「生産活動」「企業収益」などが「持ち直し」の表現につながったようだ。
 外需を取り込める企業は多少の明るさが見えてきたが、内需、それも山口の人・企業を相手に商売する地元中小企業には、当面厳しい日々が続く。とはいえ「座して死を待つ」わけにはいかない。頭も体もフル回転させ、なんとか打開策を見つけたい。(K)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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