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2010年05月28日

稜線

 春の天候不順で例年より遅れてゲンジボタルがようやく山口の五月闇を飛び交うようになった。
 文化庁文化財保護記念課によると、山口市椹野川がゲンジボタルの発生地として国の天然記念物に仮指定をうけたのは1932(昭和7)年で、3年後の1935(昭和10)年12月14日に愛知県岡崎市矢作川支流竜泉寺川のゲンジボタルと共に、日本ではじめて国の天然記念物指定となった。下関市豊田地区木屋川のゲンジボタルが国指定になったのは戦後の1957(昭和32)年のことである。
 ―山口椹野川のホタルは本流の鰐石橋付近や出合河原を中心に湯田温泉に至る一帯に多く発生し、古くから有名だったが農薬や河川工事で激減したので、市内一の坂川では1971(昭和46)年から県農業試験場による幼虫保護増殖が行われている―とこれは日本自然保護協会会報(畑正憲)の記録である。
 いまや市内では一の坂川はもちろん、杖坂川・荒谷川を含む宮野川、仁保川上流、鳳翩山麓を源流とする吉敷川、それに小郡地区の四十八瀬川とそれぞれにホタル川の環境維持がされホタルの夕べも持たれている。
 ホタルマップを作成しホタルのまち山口を全国発信したい。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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