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2010年11月17日

「多くの人でにぎわう吉村芳生展」

「多くの人でにぎわう吉村芳生展」 

吉村芳生展会場内で見られるインタビュー番組のなかで、吉村さんは50年、100年先の人たちに見てもらいたいという気持ちで新聞の作品を作ると語っている。
 今、美術館では山口県立山口図書館所蔵の明治大正昭和にわたる新聞を別室で展示しているが、山口県庁舎落成を報じた94年前の『馬関毎日新聞』や、ザベリヨ遺跡記念碑除幕式を報じた84年前の『防長新聞』を吉村さんの新聞の作品と見比べると、まさに隔世の感がある。でも100年後には吉村さんの作品も、きっと未来の人びとにある種の感慨を与えることだろう。
 インタビュー番組の最後で、吉村さんは「生きている限り絵を描き続けなくちゃいけない」と語った。言い終えたまさにその瞬間、コルリ(?)の美しい声がひときわ高く響き渡るのに気づいた人も多いだろう。徳地の自然が吉村さんの仕事を応援しているような気がした。

県立美術館学芸専門監 斎藤 郁夫


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)サンデー美術館
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