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2011年07月06日

すてき“名”植物

すてき“名”植物 

植物はすべて複数の名前を持っています。日本国内の正式名称「標準和名」、地方で用いられる「俗名」、学術の世界で使われ基本的にラテン語で表記される世界標準の「学名」などです。特に学名は、日頃あまり接することもなく難解なイメージですが、その成り立ちを知れば意外とおもしろいものなのです。
 さて、植物学名は18世紀のスウェーデンの博物学者リンネによって考案された「二名法」が用いられます。種は属名プラス種小名で表され、種を更に細かく分ける場合に、後ろに亜種名や変種名を付します。例えば「スイセン」は「Narcissus tazetta v.chinensis」で、Narcissusはスイセン属を意味します。ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来し、うつむきがちに咲くその花姿を、水鏡に映る自分に恋して死んだ主人公に例えて付いた名です。博物館では7月5日からスポット展「すてき名植物?(学名編)」を開催しています。植物学名、こうしてみればおもしろい!

植物担当学芸員 嶋村拓実


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おもしろ小箱
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